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ニュー・アムステルダム シーズン1全8話 (New Amsterdam Season1 8 episodes)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 2008年、ニューヨーク。NY市警の殺人課の刑事John Amsterdam(Nikolaj Coster-Waldau)は、3世紀以上もの間、様々な人生を生きてきた。時を遡ること1642年、Amsterdamはオランダ兵として、植民地のNew Amsterdam(後のニューヨーク)に派兵された。原住民村での大虐殺で、原住民の少女を守ろうとして彼は命を落とす。が、少女の呪文によって彼は生き返り、不死の身体になった。そして「心から愛する人」(One true love)に出会うまで、Amsterdamは永遠の時を生き続けることになる。(作品の詳細はこちら


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えっ?これって『フォーエバー』(2014年)のパクリ?と思ったのだけど、こちらは2008年制作だから関係ありませんね。とは言え、どちらもニューヨークを舞台に、不老不死の命を授かったNY市の刑事(又は検視官)が、現在と過去の交錯した時間を生きていくお話なので、どうしても比べてしまいます。『フォーエバー』が断然いい。


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いやいや、しかしイケメンNikolaj Coster-Waldauが主役なんだから・・・と、頑張って観ました。何てったってNikolajが若い!少年のようなじゃないか!!! 目の保養になるわぁ。でもストーリーはスカスカだし、Nikolaj刑事の相方の女性刑事Eva(Zuleikha Robinson)や、彼のご意見番的な老人Omar(Stephen Henderson)など、脇役のキャラクターに面白味がないため、観るのが苦痛なだけになってきた。脚本とキャスティングがよければ、少なくとも打ち切りだけは避けられたのではないかしら。残念です。


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# by amore_spacey | 2016-07-31 17:24 | - TV series | Comments(2)

Dabba/The Lunchbox (めぐり逢わせのお弁当)

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★★☆ (80点)

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【あらすじ】 インドの大都会ムンバイでは、ダッバーワーラー(弁当配達人)という業者たちが、ランチタイムに弁当をオフィスに届けてくれる。主婦Ila(Nimrat Kaur)の作った弁当が、ある日Saajan Fernandes(Irrfan Khan)に誤って配達された。冷え切った夫との関係が寂しいIlaは、夫の愛情を弁当で取り戻そうと、心を込めて作ったのだった。妻に先立たれたSaajanは、久々の手料理の味に心動かされる。(作品の詳細はこちら


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約2年ぶりのアジア映画。久しぶりだなぁ。で、これは、キンキラの衣装で歌って踊りまくる、エネルギー炸裂のインド映画とは一線を画す作品だった。黙々と働く弁当配達人、猥雑としたインドの町、日本の通勤ラッシュ時のような光景を繰り広げるインドの通勤列車、夫に愛人のいる妻、妻に先立たれた男、お節介な叔母、鬱陶しい新人…。その中でIlaが作るスパイシーな弁当に、私の目は釘付けだった。5段の小さな丸いステンレスの容器に、色んなものが少しずつ入っている。それを1つ1つ開ける楽しみやワクワク感っといったらない。そうだ、今夜はカレーライスにしよう!


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ヒロインIlaを演じたNimrat Kaurの、ちょっぴりアンニュイな雰囲気にも惹かれた。インドというより、ヨーロッパの香りがする。こんなに美しく料理上手な妻がいるのに、愛人を作る夫って何考えているんだろう。きれいに洗われた空の弁当箱には、手紙まで入っている。空の弁当箱が手元に返ってくるのを、Ilaは待ち切れない。

満たされない気持ちのIlaを支えるのが、階上に住む叔母である。弁当の具や調理の仕方やスパイスの使い方から夫の気持ちを取り戻すノウハウまで、上から大声でまくしたてる。イタリアにもいるいる、こういうタイプ。叔母は最後の最後まで声のみで姿は見せないが、あの絶大な存在感!


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ハエの様に煩い新人Shaikh(Nawazuddin Siddiqui)と物静かなSaajanは、まるでお笑いコンビのように対照的で、初めはSaajanも視聴者も、「ったく、鬱陶しいヤツだなぁ」とイライラしつつ、人懐こくて可愛げのあるSiddiquiのペースに巻き込まれていく。呆れるほど使えないヤツなんだけど、たぶんSaajanの後釜として、会計監査のエキスパートになってくれるだろう(希望的観測)

Saajanは会社の会計監査で、この35年間一度もミスしたことがない。趣味らしい趣味はなく、面白味に欠けるかもしれないが、実直で勤勉な男だ。そんな彼がIlaに会ってみようか、という思いが頭をよぎるものの、自分のニオイに老いを感じ、愕然とする様子にほろりとする。「誤配送のおかげで、ほんのひととき、いい夢を見させてもらったよ。ありがとう」 彼はそれ以上、彼女に深く踏み込もうとはしなかった。その判断は、正しかったと思う。想像を膨らませるような描き方や、無理やりこじつけたりハッピーエンドにしないで、その後の展開を視聴者に委ねるようなラストがよかった。


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# by amore_spacey | 2016-07-23 18:10 | - Asian film | Comments(2)

Merry Christmas Mr. Lawrence (戦場のメリークリスマス)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 1942年、ジャワ山中にある600名を収容する日本軍俘虜収容所には、厳格で規律を重んじる所長のヨノイ大尉(坂本龍一)の管理下、武士道の精神に生きるハラ軍曹(ビートたけし)や彼が信頼を寄せる俘虜であり英国軍中佐Lawrence(Tom Conti)がいた。そんなある日反抗的なJack Celliers(David Bowie)が、収容所に送られてくる。しかし過ぎ行く日々の中で、ヨノイは次第にCelliersの言動に心奪われていく。(作品の詳細はこちら


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公開から33年も経っているなんて、信じられない。そんな昔の作品をなんでまた観たかというと、Bowie1人祭りをやりたくて。この作品には、戦闘シーンも女性も登場しない。ハラとLawrenceの奇妙な友情関係、ヨノイとCelliersの淡い同性愛的な関係、この2つを軸に展開していく。

ハラもLawrenceも、生身の人間らしさを感じさせる。終戦後ハラが敗戦国の死刑囚となり、立場が逆転しても、彼らの間には敵味方をこえた人間愛があった。人間同士なんだもん、戦時下で敵味方に分かれていたとはいえ、共感できることがあれば、一緒に笑ったり、そこに友情らしきものが芽生えても不思議はない。いや、それにしても、ビートたけしが地のままで、面白すぎる。ロケ現場で、たけちゃんマンとか「コマネチー!」とか、やってそう(爆)


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Celliersの美しさに魅了されたヨノイは、何かにつけCelliersに寛大になる。そんなヨノイの気持ちを見透かしてなのか?いつもの反抗的な態度の延長上にあったのか?Celliersはヨノイの頬にキスをする、という暴挙に出る。ほんの一瞬のシーンなのに、何だろう、あの衝撃は!当時BLシーンは竹宮恵子の漫画ぐらいしか知らず、大スクリーンにいきなりこんなシーンが出てきて、頭の中はグルグル、心はドキドキ&ざわざわ。軍事裁判でCelliersが服を脱いで背中を見せるシーンも、官能的だったなぁ。


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大島監督は、人間の相容れない感情にも、光を当てている。ヨノイはCelliersの美しさに惹かれながらも、規律を守らない彼に憎悪の念を抱くが、実は自由奔放なCelliersが羨ましかったのかもしれない。軍人という立場上、ハラは武士道を重んじつつ、個人的には欧州の思想や人に惹かれる。自由奔放に見えるCellieresも、学生時代いじめにあった弟を助けなかったことが、心のシコリとなって、ずっと罪の意識に苛まれている。誰もが様々な感情を抱えて生きている。それをなかったことにすれば楽だけど、そう簡単にはできない。だから面倒くさいんだ。


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# by amore_spacey | 2016-07-17 01:41 | - Japanese film | Comments(0)

猫侍 シーズン2

バカバカしいけれど好き度 ★★★★★ (100点)

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【あらすじ】 元・加賀藩剣術指南役、斑目久太郎(北村一輝)。かつては“まだら鬼”と呼ばれ、剣豪として名を馳せていたが、一匹の白猫・玉之丞との出会いで人生が変わった。一度は里に残していた妻子の元に戻ったが、武士としてのプライドと家族と玉之丞の為、再び江戸へ。以前暮らしていたほおずき長屋へ玉之丞と共に戻ってくる。新しい大家の菊乃(森カンナ)は、戻ってきた久太郎に、「猫は禁止」と早速釘を刺す。(作品の詳細はこちら


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可愛らしいエプロンが似合う男!
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実写版ねこあつめ(爆)


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猫見屋のお七(高橋かおり)は、久太郎のことが好き。

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隣人の小助(佐野泰臣)のお陰で、久太郎は玉之丞との暮らしを謳歌していたが、大家の菊野(森カンナ)に玉之丞のことがバレてしまった。


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変な脇役たち。


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そこに居るだけで和む玉之丞。


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男勝りの姑タエ(木野花)から、猫との気ままな暮らしを叱責され「離縁」を突きつけられた久太郎は、タエが用意した薩摩藩の参勤交代要員の話を受ける。でもどこまでも玉之丞と一緒だよ。


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# by amore_spacey | 2016-07-12 00:54 | - Japanese film | Comments(0)

Hail, Caesar! (ヘイル、シーザー!)

ネタばれあり

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 1950年代、テレビの台頭に危機感を抱いたハリウッドは、命運をかけた歴史スペクタクル超大作映画Hail, Caesar!の製作に乗り出す。ところが、その撮影中に主演俳優のBaird Whitlock(George Clooney)が何者かに誘拐された。映画スタジオ内で起こるどんなトラブルにも対応する汚れ仕事請負人Eddie Mannix(Josh Brolin)は、事件解決に向けて動き出すが、その行く手で様々な騒動が起きる。(作品の詳細はこちら


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実在の人物たちをモデルにした作品だが、1950年代に流行ったハリウッド映画や、当時の政治的な背景を知らないと、心から楽しむことが出来ない。私も心から楽しめなかった1人で、最初から最後まで全く共感できずに終わってしまった。が、当時のマネージャーの仕事ぶりには、ビックリ仰天。今のように役者ごとに秘書やマネージャーがいた訳ではなく、何人もの役者の公私両方の面倒を、1人で見なくちゃならなかった。必殺仕事人は多忙すぎて、あれじゃ過労死します。


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誘拐されたBaird Whitlockは、台詞を覚えられない大根役者だが、人気がある。彼がいなくちゃ、撮影は進まない。早く探し出せ!そしてこの事件を発端に、頭を抱える問題が次々に起きる。


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次は売り出し中の女優DeeAnna Moran(Scarlett Johansson)が、事もあろうに身ごもっていた。しかも未婚の母になりたいと駄々をこね始める始末。当時は未婚の母など言語道断だったから、ゴシップが洩れないように、もみ消さなければならない。ここでも必殺仕事人が登場。


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華々しい芸能界の裏では、ThoraとThessaly(Tilda Swinton)の双子のゴシップライターが、ハイエナのように嗅ぎまわってネタを探している。この双子は一卵性双生児だが、性格がまるっきり違うのだ。それをTilda Swintonが、まことに面白おかしく演じ分けてくれた。必殺仕事人は、ハイエナをうまくかわす術にも長けている。


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全く使えない若手役者に、最初は懇切丁寧に説明するLaurence Laurentz監督(Ralph Fiennes)だが、あまりの頭の悪さにブチ切れ、必殺仕事人にコイツを何とかしてくれと嘆願。

件のBaird Whitlockはというと、誘拐され拷問を受けて殺された訳ではなく、赤狩り真っ只中の時代に、10名ほどのハリウッドの脚本家が集まって、共産主義や芸術などについての勉強会をする会場に連れて行かれた。そこで彼は多くのことを学んで、再び撮影セットに戻ったときには、台本以外にもアドリブで台詞を喋り、まわりはビックリ。誘拐先が功を奏して、めでたしめでたし、のドタバタ劇だった。


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# by amore_spacey | 2016-07-05 01:01 | - Other film | Comments(2)