Questione di cuore

ネタばれありありあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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心臓循環器科の回復室で偶然隣り合わせたシナリオ作家Alberto(Antonio Albanese)と自動車整備士Angelo(Kim Rossi Stuart)。Albertoは映画界という表面的には華やかな世界に身を置きながら、常に孤独感を引きずり自分の殻の中に閉じこもっている。同じように孤独なAngeloには、3人目の子を宿した美しい妻Rossanaに思春期の反抗期真っ只中のPerlaと可愛いAirtonの2人の子どもがいる。社会背景の異なる2人はこの出会いを通して、同じ船(心臓病)に乗りあわせた同志のようなものを互いに感じ、徐々に心を開けながら不思議な友情を育んでいく。その一方で担当医師から受けた絶望的な宣告を、Angeloは誰にも告げず一人ひっそりと消化し受け止め、愛する大切な家族をAlbertoに託していこうと決める。



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この作品がおもしろい!と思ったのは、見るからに風采の上がらないAntonio Albaneseがシナリオ作家を、眉目秀麗なKim Rossi Stuart様がオイルにまみれた自動車整備士を演じるという、意外な配役にありました。どうみたって華麗なる映画の世界に生きるシナリオ作家には、Kim様のほうがふさわしいじゃありませんか!この2人のうまさ、そして意気投合振りに驚きました。昔から2人で漫才やってたんじゃないの?ボケと突っ込みのタイミングが絶妙なんです。



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Giorni e nuvole(日々と雲行き)で、共同経営していた会社から2ヶ月前に追い出されて失業した夫を演じたAntonio Albanese。あの時も見映えの悪いおっさんだなぁと思いましたが、いやいやどうして、人には見られたくない醜悪な一面を、人間味あふれる表情や言葉で、そりゃもう、見るものを唸らせます。



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Tutta la vita davanti(見わたすかぎり人生) で惜しげもなくヌードを披露してくれた(お尻が可愛いの)Micaela Ramazzotti。彼女のキッとなった表情が好きですわぁ。





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お互いにひかれるものがあるんだなぁ。パッツンパツンに切ったKim様の前髪、あれは勘弁して下さい。



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今回はKim様の笑顔をたっぷり見ることができますョ(^^) Piano, soloは救いようのない絶望的な暗さに、観た後どよよ~んでした。この作品も決してハッピーエンドではないものの、味わい深いフィナーレでした。Pinocchioのロバで、「オレはコメディには向かないな」と思ったKim様が哀愁路線に的を絞ったのかもしれない。



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この2人の会話は本当に楽しかった。
オープニングとラストシーンが呼応するという構成が面白い。



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かっこいいクラシックカーも登場するし。



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すらりと背の高いKim様が、チンクエチェントに(^^)



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一足先に湖畔の別荘に着いた家族を遠くから見つめる。



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ここは…寂しく悲しい。孤独感じわ~り。



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Kim様はピアスしてました。



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Kim様の娘Perlaを演じたNelsi Xhemalajがめっちゃ美人☆



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2人はこのシーンで本気で笑い転げていたと思う(^^)
可笑しくてきっと何度もNG出したシーンでしょう。



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やはりKim様はふんわりセミロングが似合います。
カメオ出演のベテラン役者陣も見応えありました。
今回もKim様のこてこてテローマ訛りには参りましたョ。
字幕つけてくれー!


製作国:Italy
初公開年:2009年
監督:Francesca Archibugi
キャスト:Kim Rossi Stuart, Antonio Albanese, Micaela Ramazzotti, Francesca Inaudi, Stefania Sandrelli, Paolo Sorrentino, Paolo Villaggio, Carlo Verdone, Nelsi Xhemalaj, Andrea Calligari ...


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by amore_spacey | 2009-04-25 00:13 | - Italian film | Comments(4)
Commented by kchan0221 at 2009-04-25 18:18
こんにちは!!
最近表?も読み逃げばかりですが・・・この映画、見てみたいですーーーー!!
さすがにこちらで公開はないと思われるのですが&イタリアで映画館では見られないと思うのですが(英語字幕があれば・・・)!
DVDが出るころにイタリアに行ったら・・・要チェックですね!
この映画でのKimさまは確かに別人ですが、オトコマエオーラはそのままに
かわいさもあって個人的に好きです。(爆)
Commented by amore_spacey at 2009-04-30 00:13
☆ kchanさんへ。
こちらこそご無沙汰しております。ワタクシも読み逃げ常習犯で
ございます。どうかお許し下さいませ。。。

これねー、Kim様はもちろんのこと、話がとってもいいの。
東京で開催される来年のイタリア映画祭で上演されるのではないかしら?
DVDが出たら送りますよ~。
ただKim様ってぼそぼそ早口でローマ訛りだから、聞き取りにくいの。
Antonio Albaneseとのぴんぽんのような会話も楽しくって
見応えありますョ(^^) Antonio Albanese氏もいいですわぁ。
Commented by エマ at 2010-05-03 20:39 x
こんにちは~!
あもーれさんの予測どおり、イタリア映画祭2010で上映されまして! 
みてきましたよ!! 
おっしゃるとおり 反対のキャスティングの方がずずっと自然ですよね(笑) なーんか違和感感じてたのはそのせいだったんですねぇ。。
二人の掛け合いは面白かった。ベッドで笑いこけてたのは演技じゃないかもしれませんよね~
じわじわと感動できる良い作品でした。
Commented by amore_spacey at 2010-05-06 03:04
☆ エマさんへ。
わー、よかったぁ。上映されたんですね。エマさんとこの作品を語ることができて嬉しいです(^^) そうそう、この2人って全部アドリブでやってるんじゃないの?ってなくらい、どのシーンも自然で思わず笑いに誘い込まれました。きっとロケ中もいい雰囲気だったのじゃないかなぁ。諸手を上げてハッピーエンド♪ではないけれど、友情や家族愛や言葉には表せないような感情がじわじわっときますね。
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