In Bruges (ヒットマンズ・レクイエム)

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

ネタばれあり。

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ベルギー西部にある水の街ブルージュ。殺し屋Ray(Colin Farrell)とKen(Brendan Gleeson)にとってここが人生最後の目的地になりそうだった。彼らのボス・Harry(Ralph Fiennes)によってクリスマス直前にこの街へ送られ、命令があるまで2週間待機することになっているのだ。殺しの仕事で罪のない子供を誤射してしまったRayはそのことにずっと苛まれ、Kenはそんな彼を父親のような目で心配していた。そしてHarryからの電話を受けたとき、2人の休暇は一転、生と死を賭けた闘いへ発展する...。



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昨冬訪れた懐かしいブルージュの風景、とりわけ夜景が心に染み渡るように美しい。そんな古都を背景に、いったい何回Fワードが登場したんだろ?殺し屋同士で交わされるブラックジョークは、腹を抱えて笑うたぐいのものではないけれど、緊迫したシーンの中でつい滲み出る人間の間抜けな(人間臭い?)心模様がよく映し出されていた。Colin Farrellが苦手でこの作品をすぐに観なかったのだが、ベテランに囲まれて浮くことなく演じているじゃないか。トレードマークの極太眉毛は困ったワンコみたいな「ハの字」(^^) いつもの行け行けColinとはちょっと違う。2枚目半の彼ってなかなかいい。



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Ralph Fiennesの悪役ぶりには、いつもながら唸る。意外に小柄なんだな。あの不気味さは、Kevieさまに通じるものがある。吹き替えの声が、「セブン」のJon Doeをも担当した方なので、凍りつくような恐怖に髪の毛が逆立ってしまった。その彼もカトリックの罪の意識(=無垢な子どもの命を奪う)に苛まれ、ピストルを口に突っ込んで死んでいく。古都ブルージュを背景に 真正面からは笑えぬような笑いや、アメリカ人嫌いを前面に押し出した、ちょっぴりへんてこりんな作品だった。キャストの面々から、派手にもっとドンパチやるのかと構えすぎてました。苦笑

製作国:U.K., U.S.A
初公開年:2008年
監督:Martin McDonagh
キャスト:Colin Farrell, Brendan Gleeson, Ralph Fiennes, Clémence Poésy, Jérémie Renier, Thekla Reuten, Eric Godon ...


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by amore_spacey | 2009-07-18 00:47 | - Other film | Comments(2)
Commented by melocoton1 at 2009-07-18 01:02
この映画面白いですよね。

私実は3人とも苦手なので敬遠してたんですが(爆)、DVDが出たときに新聞のレヴューが絶賛してたので観たんですよ。

レイフっていつもの上流階級のお兄様役だと、いつ見ても同じ、って思うんだけど、悪役のほうが合ってますね(笑)。

Colin Farrellってハリウッドで有名になるためなのか、無理やり(爆)二枚目路線を歩こうとしているところがどうも不自然で苦手だったんですが、三枚目、いいじゃないですかねー!!!???
Commented by amore_spacey at 2009-07-21 01:47
☆ meloさんへ。
ブルージュというタイトルに惹かれて観始めたら、ナンセンスな会話や
コリン・ファレルの眉が意外に面白くて(爆)、気がついたら観終わってました。
3人とも苦手だと、ちょっとやそっとでは食指が動かないでしょう?^^
私もレビューにつられて観ちゃうクチです、苦笑。

そうそう、レイフは絶対に悪玉親分ですね。コリンは……2枚目路線に
しがみつけばつくほど、な~んか間抜けに見えちゃうんです。今回は
割と自然体でやっていたような気がするのですが、どでしょ?こんなコリンなら
ありかも、と彼のことをちょっぴり見直したのでした~♪ 一皮剥けたのかな?
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