私のお気に入り度
★★★★☆(81点)
3つの事件と謎のハコを巡る、京極夏彦原作による同名ミステリーの映画化。1952年東京。探偵の榎木津礼二郎(阿部寛)は、失踪した14歳の少女・可菜子(寺島咲)の捜索を、元女優の袖木陽子(黒木瞳)から依頼される。可菜子は陽子が柴田財閥の会長の孫との間にもうけた娘であり、可菜子の後見人の座を狙う財閥の顧問弁護士・増岡則之(大沢樹生)に身柄を確保されていた。
原作も読まず、純粋に堤真一 vs 阿部寛だけを追っていたので、ストーリーは最後まで分からず仕舞いでした。手元に京極氏の文庫本が2~3冊ありますが、何れも最初の数頁で挫折しました。京極ファンの方には申し訳ないのですが、作品に入っていけないんです。
大きなアクションのない阿部寛だけど、画面に登場するだけで強いオーラをビシビシ感じました。あれは目ヂカラでしょうか?堤氏は着物がよくお似合いでございます。スーツ姿もいいけれど、着物姿に男の色香を感じてしまいました。ああ、フリガナがなければ、タイトル読めませんでした。
製作国:Japan
初公開年:2007年
監督:原田眞人
原作:京極夏彦
キャスト:堤真一, 阿部寛, 椎名桔平, 宮迫博之, 田中麗奈, 黒木瞳, 清水美砂, 篠原涼子, 柄本明 ...