Uomini che odiano le donne (ミレニアム・ドラゴン・タトゥーの女)

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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【あらすじ】 スウェーデンの首都ストックホルム。大企業Vangerグループ一族が住む孤島で、40年前ひとりの少女が忽然と姿を消した。グループの前会長Henrik Vanger(Sven-Bertil Taube)が事件の調査を依頼したのは、裁判で有罪となり失業中の記者Mikael(Michael Nyqvist)。調査の過程で彼は鼻ピアスと背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカーLisbeth(Noomi Rapace)と出会い、さまざまな秘密を明らかにしていく。そして少女の失踪事件から、大富豪Vanger一族の深い闇と過去に隠されたおぞましい罪があぶりだされていく。世界中で大ベストセラーとなったStieg Larssonの傑作ミステリー3部作を映画化した話題作。



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夜遅くぼんやりした頭で観始めたというのに、ぐいぐい引き込まれて頭も目も冴え冴え。ずっしり心に響く素晴らしいミステリーだった。何と言っても天才ハッカーLisbethがメチャクチャかっこいい。鋭い視線に鼻ピー&黒の革ジャンにバイクというパンクロッカーな風体だが、そうすることで幼い頃の忌まわしい記憶を心の奥底に封じ込め、鋭く研ぎ澄まされた感覚を持つがゆえに繊細で傷つきやすい自分をカムフラージュしている。他人には全く心を閉ざしているのに、Mikaelには女の部分をあらわにして見せ、心身ともに彼に委ねる(いや、あくまでも彼女が主導権を握っていた?)のだ。この世の中に蔓延する上っ面だけのやさしさや偽善には、反吐が出るだけ。自分に言い訳しない彼女の潔さやブレない生き様に惚れました!鍛え抜かれた筋肉質ナイスバディにもよろめきました(*^^*) 私も心身を鍛えないと駄目だな。



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つまみ読み程度の旧約聖書に、これほど残虐で惨い部分があったなんて驚いた。教え諭すような立派なお手本&教本ではなく、生々しい人間の姿が描かれた書物なんだなァ。連続殺人の鍵となる旧約聖書の引用や反ユダヤ思想なども織り交ぜながら、アップテンポでクライマックスに向っていくのが心地よいのよ。これ3部作ですよね?続編がとても楽しみ(^^) 原作も読みたくなってきました。こういう傑作を観ると、『アマルフィ 女神の報酬』って…(卒倒) 

製作国:Sweden, Germany, Denmark
初公開年:2009年
監督:Niels Arden Oplev
原作:Stieg Larsson
キャスト:Michael Nyqvist, Noomi Rapace, Lena Endre, Peter Haber, Sven-Bertil Taube, Peter Andersson, Ingvar Hirdwall ...


↑1日1回応援ぽちっ☆ ありがとうございます(^^)
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by amore_spacey | 2010-01-08 00:55 | - Other film | Comments(4)
Commented by ヒマワリ at 2010-01-09 05:00 x
遅くなりましたが、あけましておmでとうございます。私は、ここ最近ブログを更新していない状態で。。。。 ところで、この映画スウェーデンなんですね!しかも舞台がストックホルムなんですか?主役は、swedish womanですか? 今度、是非見てみたいと思います。
Commented by amore_spacey at 2010-01-10 01:37
☆ ヒマワリさんへ。
Buon Anno Nuovo~♪ これね、原作者も映画もキャスト(1人だけギリシャ人の役者)もみーーーんなスウェーデン人なんですョ。ストックホルムも映像に出てくるので、ひょっとしたら見慣れた街角があるかもしれませんね。お勧めです!
Commented by 小夏 at 2010-01-14 21:26 x
ひょえ~~!どこからコメント入れていいかわからん。どの記事も魅力的だわ~。
なので、まずはこちらに。

自分は原作が先だったんですが、キャスティングが自分の脳内イメージ通りでびっくりしました。特にリスベット!↑の画像の雰囲気もいいですね。ヨーロッパ映画独特の色合いというか。ト○・ハン○ス主演のラン○ドンシリーズなんかでは絶対醸し出せない雰囲気だと思います。
原作もぜひぜひ。
どちらかというと硬派な作品で、派手なジェットコースターノヴェルに慣れ親しんだ方には少し地味に感じるかもだけど、完成度はかなり高いと思います。とりあえず2作目も読むつもりです。
Commented by amore_spacey at 2010-01-16 00:16
☆ 小夏さんへ。
原作を読まれたのですね。こちらでは原作が先になった人は、映画を観て「あれっ?イメージのキャラクターと違う」ってことで、落胆した人がかなりいたそうですが、小夏さんにとってはバッチリだったんですね。そうそう、北欧の雰囲気にタイトなサスペンスが絶妙の割合で織り上げられた秀逸作品ですよね。抑えた演技の中に、一人一人が抱く問題が滲み出ていて、繰り返し観たい作品の1つです。因みに続編のパート2は、こちらの映画評論家にメチャクチャこき下ろされてました。汗
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