Genitori e figli - Agitare bene prima dell'uso

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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【あらすじ】 14歳の少女Nina(Chiara Passarelli)は、パパGianni(Silvio Orlando)・ママLuisa(Luciana Littizzetto)・8歳の弟Ettore(Matteo Amata)と4人で暮している。この家族が問題だらけ。学校で人種差別的な作文や絵を描く弟の担任や学校長から、両親がたびたび呼び出されている。その両親と来たら顔を合わせれば激しい言い争い合戦を繰り広げて、とうとう別居。父親と祖母のLeaばあちゃん(Piera Degli Esposti)とは折り合いが悪く、20年も会っていない。当のNinaは女友だちの中でただ1人ヴァージン。そんなある日彼女が通う高校の授業で、イタリア語の教師(Michele Placido)から、「親と子の取り扱い説明書」というタイトルで作文の課題を出された。



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『イタリア的、恋愛マニュアル』の4話をすっきり1つにまとめたような、私の好きなタイプの作品だ。前半に爆笑シーンを盛り込み、後半でそれぞれが客観的に本質に迫ろうとする姿を描く。芭蕉の俳句「面白うて やがて哀しき 鵜舟哉」を思い出したりしてね(ちょっと違うが…)。決してハッピーエンドではないけれど、私たちの心に何かを残してくれる。誰もが作品の中の人物と同じような日常生活を送っているから、感情移入や自己投影が容易なんだな。



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Ninaの家族、そしてイタリア語の教師Alberto・妻Rossana(Margherita Buy)・息子Gigio(Andrea Fachinetti)の家族。この2つの家族の大人と今どきの子どもたちの関係を、Giovanni Veronesi監督はとても愛情のこもったまなざしで描いてくれた。「仲のよい家族や崩壊寸前の家族や堅苦しい家族、いろいろあるけれど、この作品はそういった全ての家族に捧げた。」と彼が話すように、登場するそれぞれの人物を肯定も否定もしない。あるがままの姿を受け止めたいということなのだろう。



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ぎゃははーっ!『元カレ/ カノ』の時のように、今回もSilvio Orlandoが炸裂(≧∇≦) 妻役のLuciana Littizzettoは映画・コメディ番組・CM…のどこで観ても、軽妙で毒があってテンション高くていいわぁ。Margherita BuyはLaura MoranteやGiovanna Mezzogiornoに負けず劣らずナーヴァスな人なんだけど、彼女が他の2人と違うのは、「ひょっとしたら私のせいなのよ…ね?」といつも心の片隅に自責の念があって、ガンガン言いながら引き気味&遠慮気味なところが可愛い(^^) そしてLeaばあちゃん!凄いパワーだわぁ。むかしは町内に必ずいた評判の意地悪ばあさんという役どころ。でも彼女は意地悪じゃないの。本当のことを言っているだけ。こういう人が家族にいれば、潤滑油になって(嫁にとってはムカつく存在だけど)世の中丸く収まることが多いかも?ばあちゃんと孫の関係っていいよね。

製作国:Italy
初公開年:2010年
監督:Giovanni Veronesi
キャスト:Margherita Buy, Michele Placido, Andrea Fachinetti, Silvio Orlando, Luciana Littizzetto, Chiara Passarelli, Piera Degli Esposti, Elena Sofia Ricci, Massimiliano Tortora, Gianna Nannini ...


↑1日1回応援ぽちっ☆ ありがとうございます(^^)
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by amore_spacey | 2010-06-18 00:00 | - Italian film | Comments(0)
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