私のお気に入り度
★★★☆☆(78点)
【あらすじ】 舞台はオーストラリア。妻を病気でなくしたスポーツライターJoe Warr(Clive Owen)は、妻Katy(Laura Fraser)との間の6歳になる息子Artie(Nicholas McAnulty)を育てながら、前妻Flick(Natasha Little)の連れ子で反抗的なティーンエイジャーHarry(George MacKay)を休暇中にイギリスから呼び寄せることになった。世代の違う2人の子供を相手に、四苦八苦するJoeだが、やがてその型破りな彼独特の子育てが、家族の絆の強さとなって実を結ぶのだった。英国のスポーツ記者Simon Carrの自伝的小説The boys are back in townを映画化。
あのClive Owenがシングル・ファーザーを演じると聞いて意外な気がした。私の中で彼は女っ気のない男、感情を押し殺したロボットとインプットされているので、世代の違う2人の子どもを相手にどう演じるのかとても興味がありました。地味ながら彼のストイックなキャラが、よい意味で生かされていたと思う。6歳の息子の真っ直ぐな気持ちを、懸命に受け止めようとする姿に顔がほころびました。
製作国:Australia U.K.
初公開年:2010年
監督:Scott Hicks
キャスト:Clive Owen, Emma Booth, Laura Fraser, George MacKay, Nicholas McAnulty, Julia Blake ...