Girl with a Pearl Earring (真珠の耳飾の女)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(72点)

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【あらすじ】 17世紀のオランダ。画家のVermeer(Colin Firth)の屋敷で使用人として働き始めたGriet(Scarlett Johansson)は、ある日アトリエの窓拭きをしたことで光を変化させ、Vermeerの創作意欲を刺激する。やがてVermeerはGrietの色彩センスを見抜き、彼女に絵の具の調合を手伝わせるようになるが、2人の関係はVermeerの家族の嫉妬を呼ぶ。その頃パトロンのVan Ruijven(Tom Wilkinson)が新たな集団肖像画を注文した。彼に挑発されたVermeerは、Grietの肖像画を描くことを決意する。



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オレンジ色のトーンと共に流れるAlexandre Desplatのサントラ(←音が出ます!)は素晴らしかったが、作品にはがっかり。Grietの目を通した画家Vermeerを描いたにしてもキャラの薄さはいなめず、あまりにもVermeerがクールでGrietに対する情愛が伝わってこない。と言うより、Colin FirthとScarlett Johanssonというカップルが、しっくり来ないのだ。2人とも素晴らしい役者なだけに残念だった。Grietに何かと意地悪をするVermeerの娘の存在も空回り、肉屋の息子Pieter(Cillian Murphy)の存在も中途半端。そしてScarlett Johanssonの中途半端に開いた口は、色っぽさを強調していたのかもしれないが、あれはどう見ても金魚の口(^ε^)

製作国:Italy
初公開年:2003年
監督:Peter Webber
音楽:Alexandre Desplat
キャスト:Colin Firth, Scarlett Johansson, Tom Wilkinson , Judy Parfitt , Cillian Murphy ...


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by amore_spacey | 2010-10-27 01:01 | - Other film | Comments(2)
Commented by レイネ at 2010-10-27 03:53 x
この映画は、ベストセラーになった原作を読んでいたし、主演二人も好きな俳優なので期待して臨みました。ほとんど原作に忠実なストーリー展開で、まあまあかと。文部省推薦映画みたいで、盛り上がりには欠けますが、淡々とした味わいがありました。

一番のご馳走は映像の美しさで、色彩や光などの繊細さの表現がまるでフェルメールの絵そのもので、感心しました。それから、セットの雄大さと時代考証にも。本物のデルフトよりずっと立派で奥行きも感じられるのが、面映くもありましたが、コスチュームものとしては、かなり満足感の得られる映画でした。
Commented by amore_spacey at 2010-10-29 00:18
☆ レイネさんへ。
私も絶妙な光と影の繊細な映像に打ちのめされました。が、Colin Firthは『高慢と偏見』のMark Darcyの印象が強すぎて、どの役柄もMarkに見えてしまうんです(こう言われることを本人はとても嫌がっているんですよね) Mark=恋愛に不器用で自己抑制が強く、冷ややかな男。ところがあんなにクールでアングロサクソンなColinが、ローマで妻(イタリア人監督)と一緒にいるところでインタビューを受けた時には、流暢なイタリア語を話してラテンのオーラ出まくり。こんなに気さくな人なんだぁとビックリしました。話す言語によって、人間の表情も変わるんだなぁとしみじみ思った瞬間でした。実生活ではラテン気質バリバリなのかも?

わたし的にはVermeerの絵画に登場する女性たちは、素朴でよく働く聡明な人といった風なので、お色気たっぷりなScarlett Johanssonは何か違うんじゃないかなぁと、違和感が拭いきれません。
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