海は見ていた

私のお気に入り度 ★★★☆☆(74点)

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【あらすじ】 江戸・深川の岡場所にある"葦の家“の若い娼婦・お新(遠野凪子)は、女将さん(野川由美子)や姐御肌の菊乃(清水美砂)らから「客に惚れてはいけない」と遊女の哀しい掟を教えられていたものの、刃傷沙汰を起こし勘当された身でありながら彼女の元に通い詰める房之助(吉岡秀隆)に想いを寄せるようになっていた。だがある日勘当を解かれた報告にやって来た房之助は、別の女性との婚礼をお新に告げる。彼はただ勘当の身の辛さを忘れる為だけに、お新の元に通っていたのだった。



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イタ語吹き替えで観たので、どうもしっくりこなかった。そのせいか?感動半減。登場人物や場面設定が舞台劇のような仕立てだったので、1人1人のキャラクターが明確で分かりやすかった。素直だが世間知らずな房乃助(吉岡秀隆)は、お新をどれほど傷つけたのか全く気付いていない。菊乃にしつこく纏わりつく銀二(奥田瑛二)は、絵に描いたようなヒモ男。そして葦の家の常連であるご隠居(石橋蓮司)は、遊女たちの心の拠り所。女将さんや4人の遊女たちも、各々のキャラを演じ分けてメリハリがあった。

満点の星空の下、水没した屋根の上で菊乃が言う台詞、「これでホントの一人ぼっちでござんす。」のラストシーンは、少々現実離れしていたが、彼女の潔さと幾ばくかの憂いを感じさせ、余韻のあるフィナーレだった。清水美砂はお色気むんむんというよりむしろ可愛い(というか地味?な)印象を与えるのに、科(しな)を作るとドキッとするほど色っぽい。日本のJeon Do-yeonだわぁ。残念だったのは、音楽がやけに浮いていたことか。洋画の邦題に愛・恋・天使という言葉がよく登場するなーと思っていたが、イタ版タイトルにもamore!世界中のみんなが「愛」に弱いのね。

製作国:Japan
初公開年:2002年
監督:熊井啓
原作:山本周五郎
脚本:黒澤明
キャスト:遠野凪子, 清水美砂, つみきみほ, 河合美智子, 永瀬正敏, 吉岡秀隆, 野川由美子, 石橋蓮司, 奥田瑛二 ...


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by amore_spacey | 2010-11-04 01:02 | - Japanese film | Comments(0)
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