127 hours (127時間)

私のお気に入り度 ★★★★☆(83点)

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【あらすじ】 2003年4月、27歳の登山家Aron Ralston(James Franco)は米国ユタ州にあるブルー・ジョン・キャニオンのクレバスに落ち、その壁と巨大な岩の間に右手を挟まれて身動きが取れなくなってしまった。叫び声すら届かない荒野で彼が味わった苦悩と孤独、そして127時間後に彼が下したある決断を描いた。Aron Ralstonの自伝『奇跡の6日間』(Between a Rock and a Hard Place)をもとに映画化。


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軽快な音楽にのってミュージック・ビデオの様な躍動的な映像が次々に映し出されるオープニングに、「あれっ?これってサバイバル映画じゃなかったの?」ちょっぴり外されたような気がしたが、それはフットワークが軽くポジティブでタフなAron Ralstonそのものだったのかも?登山家として恵まれた天性に加え、鍛え抜かれた精神力と生きようとする本能に助けられ、あんな状況から生還するんですね。しかし火事場の馬鹿力というから、究極の局面を迎えた時、人はわれながら驚くような力を発揮するのかもしれない。

そんなAronをJames Francoは演じきることができるのか?ちょっぴり心配だった。メンズ・フラグランスのCMに起用された華奢で小奇麗な男。正直言って軟弱な根性なしで、究極の場面に遭遇したら真っ先に弱音を吐きそうなJamesが、この登山家を一体どこまで表現できるんだろ?興味もあった。そして彼はよい意味で私を裏切ってくれた。相当トレーニングを重ねたんだろうな。谷底での孤独や絶望や怒りの中に、生来の楽天性と生きよう!生き延びたい!という本能の叫びが聞こえ、この作品で新たなJamesに出会えた気がする。ユタの雄大な景色も素晴らしかった。

あんな壮絶な体験をしてもAronは、メカニック・アームで登山を続ける。当時に比べて変わったことが1つ。それは出かける時には家人に行き先を書いた紙を残していくそうである。GPS機能内蔵の腕時計も必須アイテムだよね。

製作国:USA
初公開年:2011年
監督:Danny Boyle
原作:Aron Ralston
キャスト:James Franco, Kate Mara, Amber Tamblyn, Sean Bott, Lizzy Caplan ...


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by amore_spacey | 2011-02-08 00:01 | - Other film | Comments(0)
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