ネタばれあり。
私のお気に入り度
★★★☆☆(78点)
【あらすじ】 1人の港湾労働者が、クレーンから落ちて亡くなる事故が発生した。こうした事態にきちんと対処しようとしない政治に反発して、同僚の港湾労働者Toni(Fabio Volo)や失業中の教師Pepe(Pierfrancesco Favino)や刑務所から出所したばかりの元詐欺師Ramon(Paolo Sassanelli)たちは支援グループを作って、未亡人に渡すお金を作るために大臣を誘拐しようとするが…。さらに急進的な革命論者Bauer(Giuseppe Battiston)や大志を抱きながらもどこか気の弱いテレビ記者Marilù(Claudia Pandolfi)もグループに加わり、誘拐事件は迷走する。
行き当たりバッタリなのが、いかにもイタリアらしい。未亡人を支援するグループは結成されたものの、誘拐するべき肝心のターゲットを間違えるなんて!仲間割れするわ、各々勝手なことを考えるわ…。ゴーイング・マイ・ウェイなイタリア人たちが、続々と出てきます( ̄∇ ̄;) ラストシーンにほろりとさせられたけれど、不完全燃焼だったかも。
作品のタイトルは、1977年に大ヒットしたAlan Sorrentiの
♪ Figli delle stelle ♪音が出ます)からとっている。いつもシリアスで静のイメージが強かったPierfrancesco Favinoが、今回はエア・ギターやりながら歌って踊ってるの。渋くていいな。
製作国:Italy
初公開年:2010年
監督:Lucio Pellegrini
キャスト:Pierfrancesco Favino, Fabio Volo, Giuseppe Battiston, Claudia Pandolfi, Paolo Sassanelli, Giorgio Tirabassi ...