The Kids Are All Right (キッズ・オールライト)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(79点)

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【あらすじ】 Nic(Annette Bening)とJules(Julianne Moore)という“2人のママ”の下、娘のJoni(Mia Wasikowska)は大学進学が決まり、これが家族で過ごす最後の夏になりそうだった。弟のLaser(Josh Hutcherson)は、18歳になり出生の秘密を知る事ができるようになったJoniに、「父親の事を知りたくないかい」と持ちかける。2人が初めて会う“遺伝子上の父親”Paul(Mark Ruffalo)は、気楽な独身生活を送っていた。が、子どもたちがPaulに会っている事を知ったNicとJulesは動揺し、正式な顔合わせのためPaulを食事会に招くことにする。


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もはや同性カップルは市民権を得て、特殊でも何でもなくなっている。とはいえ、同性愛結婚の家庭ってどんな感じなの?彼らの日常生活はへテロ・カップルのそれとはやっぱり違うんじゃないの?という素朴な疑問や密かな期待があった。ところが、どこにでもある家庭なんですね(少なくともこの作品においては) 女同士のカップルが、夫的&父親的な人(=Nic)と、妻的&母親的な人(=Jules)、のように役割分担されるのは、とても興味深い。男同士でもそうなのかしら?一家に2人の主がいたら収拾がつかないから、これは自然な成り行きなのかもしれない。

ティーンの子どもたちが、自分たちの家庭にはない父性を求めて、生物学上の父親Paulと積極的に関わろうとする姿が、これまた微笑ましかった。特筆すべきは、食事のシーンの多いこと。そしてそこでワインをいかにもおいしそうに飲む大人たち。同じ食卓を囲むというのは、ささやかな幸せを象徴するイヴェントなのだ。家族の絆を取り戻すのは、同じ釜の飯を食う!そんなちょっとしたことから始められる。遺伝子上の父親Paulに対抗意識を剥きだしにするAnnette Beningが、男前で意地っ張りで素直で可愛らしい。Julianne Mooreが別の役者だったら、もっと楽しめたのに。

製作国:U.S.A.
初公開年:2010年
監督:Lisa Cholodenko
キャスト:Julianne Moore, Annette Bening, Mark Ruffalo, Mia Wasikowska, Josh Hutcherson, Yaya DaCosta, Kunal Sharma ...


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by amore_spacey | 2011-09-26 03:23 | - Other film | Comments(2)
Commented by horaice at 2011-09-26 21:43
この映画!気になっていたのに、観に行かずでした!
まずまずだったんですね。ほんと同性のカップルって、性別が同じでも、やはり男女みたいな役割ができてしまうのでしょうかね。興味深いです。
Commented by amore_spacey at 2011-09-28 00:27
☆ horaiceさんへ。
タイトルから、ティーンが主役の学園モノかな?と思って見始めたら、同性愛カップルとその子どもと生物学上の父親のお話でした。Julianne Mooreが別の役者だったら(彼女が苦手なので…)、お気に入り度がもっと上がったはず…デス。機会があったらご覧下さいね。
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