Gosford Park (ゴスフォード・パーク)

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 1932年の秋、イギリス上流階級のWilliam McCordle伯爵(Michael Gambon)とSylvia伯爵夫人(Kristin Scott Thomas)が暮らすカントリーハウス「ゴスフォード・パーク」で、パーティーが開かれた。招待されたのは、マッコードル卿の従弟で俳優のIvor Novello(Jeremy Northam))、Sylviaの伯母Trentham伯爵夫人(Maggie Smith)をはじめ、親戚友人の面々。各々がメイドや従者を連れて到着し、にわかに賑やかになったゴスフォード・パークで、思いもかけない事件が巻き起こる。本作品は2002年アカデミー賞の脚本賞を、2002年Golden Globe賞の監督賞を受賞。


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貴族社会の人間模様を覗き見するのは、なかなか楽しい。聖人君子ぶっていても、一皮剥けばどこにでも転がっている一人の人間。そんなご主人様たちのゴシップを肴に、憂さ晴らしする使用人たちの人間臭さが、これまたいい。パーティーの最中に一家の主が殺されたというのに、それほど大騒ぎにもならず、どちらかと言えば無関心な人々にビックリするやらおかしいやら拍子抜けするやら。だから後半に登場する警部と警官が交わす、凡庸そうでいてなかなか鋭いやりとりが面白かった。


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イギリス上流階級を取り扱った最近の英国のTVドラマに、『ダウンタウン・アビー』がある。本作品はこれより20年ほど後の時代が舞台となっている。これらの作品には大勢の人々が登場するので、最初は人間関係がつかめず、なかなか作品の中に入りにくいが、一旦その世界に入ると面白くてなかなか抜けられない。ヒーローやヒロインが活躍する作品もいいが、登場人物一人一人の背景や人生が語られ、その誰か1人が欠けても成り立たない群像劇もいい。しかしそれは役者や監督の力量による。本作品はRobert Altman監督を筆頭にイギリスの名優が勢ぞろいし、圧巻だった。あのMaggie Smithおばちゃまも、いらっしゃいますことよ、おほほッ。

製作国:USA & UK
初公開年:2001年
監督:Robert Altman
脚本:Julian Fellowes
キャスト:Maggie Smith, Michael Gambon, Kristin Scott Thomas, Camilla Rutherford, Charles Dance, Geraldine Somerville, Tom Hollander, Natasha Wightman, Jeremy Northam, Bob Balaban, James Wilby, Kelly Macdonald, Clive Owen, Helen Mirren, Emily Watson, Alan Bates, Jeremy Swift, Ryan Phillippe ...


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by amore_spacey | 2012-04-18 02:29 | - Other film | Comments(0)
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