シェークスピア文学 【 RICHARD II (8)】

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「リチャード2世」のキャストが発表された段階で、「小柄なケヴィがリチャード2世を演ずるのには無理があるのではないか?」などとささやかれました。これはシェークスピアに一家言もつ、うるさ型&ご意見番の、ケヴィへの過小評価でもあったかと思われます。が、何をおっしゃるうさぎさ~ん♪ 残っている資料をみると、リチャード2世は細身で小柄な体格であったようです。周囲のやっかみや懸念をよそに、ケヴィの現代版リチャード2世は成功を収めたものと確信しておりまする(^^)victory レイフ・ファインズが演じた現代版リチャード2世の時も、外野がうるさかったそうな。


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新しいことをする時には、当然のことながら、賛否両論…嵐のような外野の批判を覚悟しなければなりません。そんな中果敢に挑戦を続けているのが、気鋭の演出家マシュー・ボーン。伝統&由緒あるロイヤルバレエ団やキエフやボリショイが観たら、卒倒するであろうと思われる、超斬新な解釈の「白鳥の湖」が誕生。それは全員男性ダンサーによるバレエでありました。男性が白鳥を踊るという衝撃のアイデアは、チャイコフスキーの音楽が持つ力強さから得られたものだそうです。


e0059574_0171045.jpgシェークスピアと聞いて及び腰になってしまうそこのあなた。私も学生時代はあなたと同じでした。古代(化石)英語でシェークスピアを読む講義は退屈で、いつもうたたね。宿題のため訳本 さがしに奔走した私だから、ははっ(^^ゞ そんなあなたに私は、生の舞台をご覧になることを強くお勧めしますョ(^^) Old Vicの舞台「リチャード2世」は、私とシェークスピア文学の間にあった見えない壁をさらりと取り外してくれました。ケヴィ、ありがとう~(*^^*) シェークスピア文学は一部の文学者や愛好家だけのものではなく、映画や舞台やスポーツや音楽などと同じように、日常レベルで楽しめるものであるはず。イマジネーションを働かせて、21世紀に置き換えながら読み進めるって、素晴らしいことだと思うのですョ。そんな意味においても、ケヴィ、本当に本当にありがとう~♪^^ しつこいか?! 文庫を取り寄せて、シェークスピアをもう一度じっくり読みなおそうと思っています。


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ケヴィのリチャード2世のお陰で舞台にも関心がでてきました。ロンドンは劇場に恵まれています。妙にかしこまった?!コリン・ファースのシェークスピア劇をいつか観てみたい。アラン・リックマンおじさまもいいし、レイフ・ファインズ貴公子も◎◎◎ 大ベテランのジェレミー・アイアンズからは片時も目が離せません。ケヴィには来年9月にまたOld Vicで会うことができます(^^)v それまでに脚本を入手して予習しておかなくちゃ。
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【 RICHARD II  - 完- 】 お付き合い下さってありがとうございました(*^^*)
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by amore_spacey | 2005-11-08 23:09 | Theatre | Comments(16)
Commented by kuriwanwan at 2005-11-09 01:06
男性ダンサーの白鳥の湖、見てみたいです。
でもすごく綺麗で力強いんでしょうね。
メキシコでも、公園の中で白鳥の湖を野外公演する企画があり、毎年好評です。1度見に行きましたが、本物の白鳥や馬などを使っていて独特の雰囲気もあり、ステキでした。
Commented by jester at 2005-11-09 18:06 x
こんばんわ。
コリンファースやレイフのシェイクスピア、ぜひ見て見たいです!
あ、ケヴィンさんのも!(だ~~!つけたすな!)失礼しました。

ケヴィンさんへの愛に満ちたブログ、一番最初から全部読んできました。
私は「私の愛したギャングスター」とか「アメリカンビューティ」とか、割とメジャーなものしかみてないのですが、今度是非いろいろ見てみたいと思いましたデス。

あの、私はヴィゴ、ディジー、ジェラルド、などなど、多分全然違った俳優さんが好きなんですけれど、よろしかったらリンクさせていただいてもいいでしょうか?
また遊びに来たいし♪ 
どうぞよろしくお願いいたします。
Commented by amore_spacey at 2005-11-09 23:08
kuriwanwanさん、いらっしゃいませ~♪^^
こちらでは初めまして、ですよね?!
ダイナミックですね、メキシコのバレエも。
本物の白鳥や馬を使うなんて…。
白鳥って本当は相当いぢわるな鳥さんのようです。
それを使うなんて、扱い慣れていないと
舞台から勝手に出て行ってしまいそう(笑)

私はマシュー・ボーンの「白鳥の湖」を
この夏日本に帰った時、実家になにげにころがっていたDVDで
観ました。DVDとはいえ、見ごたえがありました。
生はさらにすごいと思われます。
Commented by amore_spacey at 2005-11-09 23:11
jesterさん、いらっしゃいませ~♪^^
リンクフリーなので、どうぞ。

ケヴィの「リチャード2世」を観た今、どーしてもみくらべたいのが
レイフ主演の「リチャード2世」なんです。
映画のレイフはイマイチなのですが、舞台になると
彼の魅力が俄然引き出される!そうなので。

またいらして下さいね。
Commented by nouilles-sautees at 2005-11-09 23:38
舞台って見れば見るほどはまりそうですね。
同じ芝居でも、誰々主演とか。
それに同じ人でも日によって違うし。

私は一応大学ではイギリス演劇専攻でしたが、先生がシェークスピアばかりやりたくないという理由で、シェークスピアは隔年でした。
よって私はシェークスピアからは免れたんですが、今になってちゃんと読んどきゃよかったなーと思う今日この頃。

って今読んでも全然いいんだけど、脚本式ってどうも読みにくくって・・・。
漫画はセリフだけでストーリーが進むのだから、それと一緒(?)って思えば読めるだろうか・・・?
Commented by chatelaine at 2005-11-10 00:37
はじめまして。TBありがとうございました。
男性版「白鳥の湖」は衝撃ですよね。私はアダム・クーパーで観ましたが、昨年はたしか日本人のダンサーがスワンに抜擢されたとか…。マシュー・ボーンの演出はとても奇抜だけど、現代的で幻想的で、とても不思議な世界観ですよね。
こちらからもTBさせていただきますね。ではまた。
Commented by ray at 2005-11-10 08:16 x
白鳥の湖男性版は、「little dancer」のラストシーンで出てきますねー。
感動的だけど、あれが実はこの作品だと知ったら微妙な気もする。。
ロイヤルバレエがあれをやるわきゃないけど、ロイヤルバレエでやってる設定だった?と思う。

私はバレエとはかけ離れてますが、ああいうエンターテイメント性を忘れない作品(アートという名のもとにあぐらをかいていないという意味で)は好きです。
Commented by amore_spacey at 2005-11-10 15:57
nouilles-sauteesさんへ。
「同じ芝居でも、誰々主演とか。それに同じ人でも日によって違うし。」
↑全く同感であります。
好きな映画をみるために通いつめるのとは違いますものね。
アラン・ドロンの出ていたヴィスコンティ監督の長編映画「山猫」には
入れ替え制の岩波ホールで10回(金もかかる…)観ました。
でも舞台は全然違います。
舞台側のコンディションもさることながら、観客が日々かわるし
その反応も違うから。その緊迫感がたまらないのでしょう、役者には。

学生時代のイギリス演劇の守備範囲は、古代~現代までですか?
私は英米文学科の落ちこぼれでしたが、文学の視点からみた
それぞれの時代というのは、今思うととても興味深いものですね。
何でもっと勉強しなかったんだーーー(殴)

そそ、私も脚本式は読みにくい…。
向田邦子さんの「寺内勘太郎一家」や
山田太一氏の「ふぞろいの林檎たち」などを読みましたが
慣れるまでに時間がかかります。
あれはあれで面白いのだけど。英語の脚本かぁぁぁ

Commented by amore_spacey at 2005-11-10 16:02
rayさんへ。
「little dancer」は映画ですか?観なくては…。
うーん、ロイヤルバレエがやっているという設定なのですね。
でも意外と実際にロイヤル…の中にも斬新な考えのスタッフがいて
「過去のロイヤルから脱出しよう!」なんて言ってるのかも。

ホントホント(^^)
クラシックバレエもモダンバレエも舞台バレエ(って何ぢゃ?)も
舞台劇もコンサートも…何もかも、質のよいエンターティメントの部分を
兼ね備えたものって、観ていても楽しいです。
 アートとエロの境界線上にあるげーじゅつが最近ふえてきてますけど。
Commented by amore_spacey at 2005-11-10 16:06
chatelaineさん、いらっしゃいませ~♪^^
TBありがとうございます。
はじめてマシューの「白鳥…」を観たときには
正直いってひきました(汗)
私はどちらかというと保守的・伝統的人間なので。
でもDVDで何度も観ているうちに、霧が徐々に晴れるように
頭の固い殻がはがれてきて、あの躍動感に魅せられてしまいました。
実際に見たら衝撃の感動なのでしょうね(^^)v
要チェックでございます。
Commented by ふさふさ・みみづく at 2005-11-10 19:29 x
キャー、かっこいい、アダム・クーパーで、見たい。白鳥の湖、見たい。やっぱ、ロンドンドンドンだなや。ヴェニスの商人面白かったでやんすよ。シェークスピアってシニカル。
Commented by amore_spacey at 2005-11-11 04:30
やけに髪にこだわっているホントにふさふさなのかな?ミミヅクくんへ。
キャー、って… ぶりっ子するんぢゃない!
アダム・クーパーはゲイリー・クーパーの息子だってね(爆)
白鳥の湖が見たいんじゃなくて、一緒に踊りたいのでしょ?
いーの、恥ずかしがらなくても。
姫はなんでもお見通しなのでーす。
Commented by てかてか・ミミヅク at 2005-11-11 10:34 x
何でわかったんだ~。ナイスバディをみせてやりたいぜ。アダムはねぇ「リトル・ダンサー」の延長にいるのぢゃ。泣き入るよ。うるうる。
Commented by amore_spacey at 2005-11-11 14:55
てっかてかミミちゃんへ。
そっか、そっかー、やっぱり踊りたかったんだね。
オーディションは、アダムに抱かれてキスするっちゅー話だけど
そんでもええの?
チミの唇ってまだヴァージン?
Commented by desire_san at 2011-07-04 14:08
私もバレエ「ロメオとジュリエット」を鑑賞してきましたので、興味深く読ませていただきました。「リチャード2世」は以前よんだことがあります。

私もバレエ「ロメオとジュリエット」の感想などを書いてみましたので、是非読んでみていただけると嬉しいです。

よろしかったらブログに、なんでも結構ですので、コメントをいただけると感謝致します。
Commented by amore_spacey at 2011-07-11 00:41
☆ desire_sanさんへ。
いらっしゃいませ~♪&初コメありがとうございます。お返事が大変遅くなってゴメンなさい。最近生のバレエは観ていないので、とっても羨ましいです。のちほどそちらにうかがわせて頂きますね。
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