ゼロの焦点

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 見合い結婚で夫・憲一(西島秀俊)と結婚した禎子(広末涼子)。しかし結婚式から七日後に、夫は仕事の引継で勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。憲一のかつての得意先の社長夫人・室田佐知子(中谷美紀)や社長のコネで入社し受付嬢をしている田沼久子(木村多江)との出会いが、事件のさらなる謎を呼ぶ。夫には自分の知らない別の顔があったのだ。やがて新たな殺人事件が起きる。


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昭和30年代を出来るだけ忠実に再現してはみたものの、現代人にとって当時のメンタリティーはちんぷんかんぷんな部分も多いに違いない。見知らぬ者同士がろくに付き合いもせず見合いで結婚するなんて今じゃほぼ絶滅状態だし、この作品の鍵となる汚れた過去(食べていくために若い頃米兵相手の娼婦していたこと)を消して生まれ変わりたいと切望する女たちの存在も、21世紀を生きる若者たちには理解し難いものがあるのでは?な~んて、おばあちゃんの愚痴みたいなことはさておいて…


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美しくエキセントリックな中谷美紀が、今回も派手に決めてくれました。舞台劇のようにかなり大袈裟な演技だが、涼しげな顔立ちの彼女がやると、却って凄みが増してヒッチコック映画のような緊張感を生み出す。圧倒的な存在感で、いいんだか悪いんだか?主役の座を奪ったかんじ。ムムッ?岸田今日子に似てる瞬間を何度か発見。相変わらず広末の演技はトホホだァ。彼女の語りもひどかった。『平清盛』の語りを務める岡田将生もそうだけど、声の質は不問にするとしても、あの棒読みを何とかして欲しい。エンドロールに流れる中島みゆきの歌は、演歌調のこぶしがききすぎて耳障り(Ф_Ф;) あなたのワンマンショーではないんですから。落ち着きのある歌声、たとえば加藤登紀子(音が出ます)のような声で、あくまでも脇役に徹して〆て欲しかった。

製作国:Japan
初公開年:2009年
監督:犬童一心
原作:松本清張
キャスト:広末涼子, 中谷美紀, 木村多江, 杉本哲太, 崎本大海, 野間口徹, 黒田福美, 本田博太郎, 西島秀俊, 鹿賀丈史 ...


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by amore_spacey | 2012-04-28 04:19 | - Japanese film | Comments(2)
Commented at 2012-04-28 06:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by amore_spacey at 2012-05-02 00:37
☆ 鍵コメさまへ。(2012-04-28 06:37)
ぬぉぉぉぉぉぉおぉ…!な、何ですと?そこまで情報を入手されているんですね。凄すぎますっ!その建物の入り口に、私の名前とメルアドを大きく書いたメモを、彼宛に貼り付けておいて下さいませんか?というのは冗談です(半分本気だったりするんですけど…) 詳しいことはお会いした時に…。でもそれまで待てないかも。すでに張り込みした最寄の駅で偶然彼に会って、照れまくっている姿を想像して、妄想の世界に入ってしまってます。
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