ステキな金縛り

ネタばれあり?

本気で中井貴一にハマっちゃうかも、どうしよう度 ★★★★☆(95点)

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【あらすじ】 妻殺しの容疑で逮捕された矢部五郎(KAN)の弁護を担当する宝生エミ(深津絵里)は、将来性ゼロの三流弁護士。勝てる見込みのない裁判に矢部は、「旅館で金縛りにあった」とアリバイを証言し無罪を主張する。矢部が泊まった旅館に赴いたエミは、矢部に金縛りをかけたという落ち武者・更科六兵衛(西田敏行)を法廷につれて、矢部の無罪を証言してもらうことに。しかし、対する検事・小佐野徹(中井貴一)はオカルトを真っ向から否定して、六兵衛の証言は法的に無効であると主張する。更には殺された鈴子の愛人・日野勉(山本耕史)が陰陽師を雇って六兵衛を除霊しようとしていた。


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三谷監督の作品は、主役・准主役級の豪華キャストが、超ナンセンスで無駄に長くて下らないストーリーを演じてくれる。今回もこの路線まっしぐら!『素敵な隠し撮り…』を中心に、三谷作品の常連キャストが集結して、またまたリアリティのない事件が勃発。が、事件そのものより、役者一人一人のキャラがメチャクチャ面白いノダ。


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いつも大袈裟で寒いギャグをとばす西田敏行って、ホント、暑苦しいだけだなと思っていた。今回もあの装束にあのメイクだから、嫌ァ~な予感がしたんだけど、意外に自然体でほろりとさせてくれるのね。見た目のインパクトが強いから、他の役者がややかすんだかに見えたけれど、いーえ、そんなことはありません。普段は生真面目で堅物なエリート検察官なのに、死んだ愛犬のことになると見事な壊れっぷりの中井貴一、軽薄で目立ちたがりな侍を演じる売れない役者の佐藤浩市、ポマードべったり・オールバックの山本耕史、宙を舞い挙句の果てには月に吹き飛ばされる市村正親…、みんな常軌を逸した個性ぶり。中でも黒縁メガネをかけた阿部ちゃんが、意味もなくタップダンスを踊りはじめたシーンには、参ったな(爆) そして、何気に披露した中井貴一の手品。口から卵(ゴルフボール?)を繰り返し吐き出す、あのシーンが頭から離れず大変です。何回も練習したんだろうなぁ(⌒▽⌒)アハハ!

どの役者もお芝居のノリで弾けちゃって、ストーリーにはぜーんぜん関係ない小ネタのシーンでも、与えられた小さな役を楽しんで演じている。あれこそが、役者の醍醐味なんだろうね。それを観る私たちも、そのばかばかしさに突っ込みを入れたり苦笑したりしながら、とりあえず日常の嫌なことを棚上げできるのがいい。ところで、♪アルプス 一万尺…♪ が耳から離れなくて困っちゃう…(苦笑)

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:三谷幸喜
キャスト:深津絵里, 西田敏行, 阿部寛, 中井貴一, KAN, 山本耕史, 竹内結子, 浅野忠信, 市村正親, 草彅剛, 小日向文世, 戸田恵子, 浅野和之, 生瀬勝久, 佐藤浩市, 深田恭子, 篠原涼子, 唐沢寿明 ...


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by amore_spacey | 2012-08-23 00:20 | - Japanese film | Comments(0)
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