わが家の歴史

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 昭和20年、終戦を迎えた日本の博多で暮らす八女家では、甲斐性がなく次々と事業を失敗させてしまう父の時次郎(西田敏行)に代わって、長女の政子(柴咲コウ)が弟妹を支えていた。一家が極貧生活を送るなかで、中洲のクラブ「長い夜」で働き始めた政子は、店の経営者である鬼塚大造(佐藤浩市)と知り合い見初められるようになる。彼には仕事のパートナーである妻(天海祐希)がいたが、博多を復興させようとする熱意と、家族の面倒を見るという言葉に、彼との“結婚”を決意するのだった。


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三谷幸喜の脚本らしく、キャストの数が膨大!いつものように主役&準主役級の役者が集合して、演じる人も見る人も楽しいドラマだった。三谷作品の御用達役者=佐藤浩市や中井貴一や西田敏行や伊東四朗が登場、しかも時代が昭和とくれば、これは必見!各2時間の3部作になっているが、私の好きな佐藤浩市が出ずっぱりというのも手伝って、特に目を見張るような劇的な展開はなかったけれど、中弛みなく最後まで楽しめた。

日本の戦後史と共に進行する、当時どこにでもあった平凡な家族の物語。その家族の歴史に、当時人気を博した政財界や芸能界や文壇の人々をうまく絡ませて(あんなの有り得ない!という突っ込みはこの際なし)、昭和という時代をより身近に生き生きと感じることができた。みんなが一丸となって頑張った昭和、ささやかな日々の営みに一喜一憂した昭和、素朴なものや素朴な心があふれていた昭和、こんな昭和時代が大好きです、うるっ。何てったって昭和生まれだから^^


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個性的なキャラクターが多い中、山本耕史の存在はインパクトがウルトラC級。彼が演じた売れない小説家の天邪鬼&偏屈ぶりには笑ったけれど、身近にいたらかなり迷惑で困ったもんです(苦笑) どこにもいますね、その一言が余分だろ?な人って(苦笑) 最近よく見かける富司純子は、20~30代の子を持つ母親役が、本当に板についてきた。ユーモアにあふれ可愛らしいが芯も確固たる信念もある、いくつになっても女性らしさを失わない素敵な女優さんです♪

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2010年4月9日~4月11日
脚本:三谷幸喜
監督:河野圭太
キャスト:柴咲コウ, 佐藤浩市, 西田敏行, 富司純子, 松本潤, 佐藤隆太, 堀北真希, 榮倉奈々, 天海祐希, 長澤まさみ, 玉山鉄二, 山本耕史, 高田純次, 木梨憲武,, 和久井映見, 相武紗季, 高嶋政伸, 戸田恵子, 山田孝之, 伊東四朗, 八嶋智人, ウエンツ瑛士, 藤原竜也, 内野聖陽, 石坂浩二, 小日向文世, 角野卓造, 中井貴一, 岡田将生, 寺島進, 榎木孝明, 浅野和之 ...


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by amore_spacey | 2012-10-15 02:00 | - Japanese film | Comments(2)
Commented by turezure-italia at 2012-10-20 07:20
こんばんは!

このドラマがやっていた時は、イタリア生活を引き払って日本で生活していた時でした。だから日本でちょうど見ましたよ。あの時は、誰もいない叔母さん別宅で一人暮らしをしていた時に見ました。後日叔母が、「このドラマでは、普通の人が淡々と、一生懸命に生きた記録です、というナレーションがあったけれど、それこそが一番素晴らしいことだ」と熱く語っていたことを思い出しました。それは、普通に淡々と生きている人だからこそ言えるセリフで、望まなくても家族が犯罪を犯した、とか、父親が蒸発した、とか、いろいろと事情があったらそんなことは言えないんじゃないかと天邪鬼の私は思いました。それとも、そういうことも含めて「我が家の歴史」になるんだろうか。。家族は一見平和そうに見えて、いつでも複雑ですね。まあ、この主人公の柴崎コウも、波乱に満ちた人生を送っていましたけれどね。

長かったけれども、色々な俳優が出ていて面白かった記憶があります。佐藤浩市はやっぱりこのドラマでも素敵でした。
Commented by amore_spacey at 2012-10-22 04:08
☆ turezureさんへ。
音楽や映画と一緒に、それを聞いたり観たりしていた頃のことを思い出すことがよくありますね。香りや人の表情や仕草の中にも、自分の過去にさかのぼる何かを見つけることがあったりします。

『わが家の歴史』に登場するのは、ありふれた一家という位置づけになっていますが、それぞれの人が波乱万丈な人生を送っていますね。これに倣って言えば、庶民の私たちも似通ったような人生を歩んでいるように見えるけれど、一人一人をクローズアップすれば、「人生はドラマだ!(岡本太郎風に)」なんですよね、きっと。turezureさんのローマでの暮らしも波乱万丈で、ドラマ以上に面白い(と言っては失礼ですね、ゴメンなさい)現実だと思っています。そう言う私も振り返ってみると、ぼ~っと◎十年間生きてきたようで、色々ありますから。

西田敏行って大袈裟で少々ウザイとこがあるけれど、上手いですね。昭和の下町のおっちゃんって感じがにじみ出てる^^
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