The Pianist (戦場のピアニスト)

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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【あらすじ】 1939年、ナチス・ドイツがポーランドに侵攻。ワルシャワのラジオ局でピアノを弾いていたWladyslaw Szpilman(Adrien Brody)とその一家は、ユダヤ人に対するゲットーへの移住命令により、1940年、住み慣れた我が家をあとにする。ナチスの虐殺行為がエスカレートする中、Wladyslawはカフェのピアノ弾きとして日々を過ごしていた。1942年、Szpilman一家は大勢のユダヤ人と共に収容所へ送られるが、Wladyslawだけは警察の友人の手で収容所行きを免れる。1943年、Wladyslawはゲットー脱出を決行。旧知のポーランド歌手の手引きで隠れ家に移った彼は、僅かな食料で食いつなぎひっそり暮らし続けた。だが隣人に存在がバレて脱出、親友の妹Dorota(Emilia Fox)と彼女の夫のもとを訪ね、新しい隠れ家に住む。夏になる頃、ワルシャワ蜂起が始まり街は戦場となった。ある晩とうとう、ドイツ軍将校Wilm Hosenfeld(Thomas Kretschmann)に見つかってしまったWladyslaw。彼がピアニストてあることを告げると、Wilm将校は彼にピアノを弾かせた。演奏に感動した将校は、Wladyslawをかくまってやり、その数週間後に終戦が訪れるのだった。2003年アカデミー賞の主演男優賞(Adrien Brody)・や督賞(Roman Polanski)など3部門を受賞。


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Wladyslaw Szpilmanは幾つもの幸運に恵まれていた。有名なピアニストであったのも、その1つ。しかし彼を助けたのは、幸運だけではなかったはず。何としても生き伸びようという意志が、彼にはあった。その意志を支えていたのは、もう一度ピアノを弾きたいという強い思いだった。


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ささやきかけるような♪ ノクターン20番 ♪で始まり、クライマックスは♪ バラード1番 ♪、そして雄壮な♪ 華麗なる大ポロネーズ ♪で終わる。終戦後、再びラジオ局でノクターン20番を弾く時の、彼の表情が忘れられない。解放の喜びも束の間、無念の思いに感極まる。それをそっと押し殺して弾き続ける彼に、胸が押しつぶされそうになった。

製作国:France, Poland, Germany, UK
初公開年:2002年
監督:Roman Polanski
キャスト:Adrien Brody, Emilia Fox, Ed Stoppard, Maureen Lipman, Thomas Kretschmann, Frank Finlay, Jessica Kate Meyer, Julia Rayner, Wanja Mues ...


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by amore_spacey | 2013-05-03 01:17 | - Other film | Comments(2)
Commented by petapeta_adeliae at 2013-05-03 01:35
この映画は11年も前になるんですね。
自分だけが助かるって心中穏やかでは済みませんよね。
感情移入して見た覚えがあります。
Commented by amore_spacey at 2013-05-04 01:09
☆ ソーニャさんへ。
つい2~3年前のようですが、11年前なんですね。生き延びることができた幸運の中には、他の人の命が犠牲になっていることも含まれているんですよね。彼の表情をみて、胸が張り裂けそうになりました。
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