私のお気に入り度
★★★☆☆(78点)
【あらすじ】 1993年6月20日の夜。18年間続いた地域ラジオ局Radiofrecciaが、間もなく閉鎖する。DJのBruno(Luciano Federico)は、ラジオ局の名前の由来となった、麻薬のODで命を失った仲間Freccia(Stefano Accorsi)のことを語りながら、1970年代エミリア・ロマーニャ州の小さな街で、Tito(Enrico Salimbeni)やIena(Alessio Modica)やBoris(Roberto Zibetti)の5人で独立ラジオ放送局を立ち上げた当時を思い出している。人気ロック歌手Ligabueの監督デビュー作。本作品は1999年度のDavid di Donatelloで3部門(最優秀主演男優賞にStefano Accorsi)、Nastri d'argentoで2部門(最優秀新人監督賞にLuciano Ligabue)、Ciak d'oroで4部門を受賞。
《一言感想》 エミリア・ロマーニャ州の小さな街で、独立ラジオ局を立ち上げた若者たちの友情と恋愛を描く、Luciano Ligabueの自伝的作品で、1970年代の若者の暮らしや文化を垣間見ることができる。イタリアの片田舎に、70年代のアメリカのヒット曲が次々に流れ、あの当時青年期を過ごした人々には、懐かしくてたまらない風景が満載。
Stefano AccorsiのM字デコ化は、この頃から進んでいたのかしら。でもまだ
Maxibonの頃のあどけなさが残っていて、可愛い。
製作国:Italy
初公開年:1998年
監督:Luciano Ligabue
キャスト:Stefano Accorsi, Luciano Federico, Serena Grandi, Francesco Guccini, Cristina Moglia, Patrizia Piccinini, Enrico Salimbeni, Paolo Maria Scalondro ...