私のお気に入り度
★★★★☆(80点)
【あらすじ】 父Ernesto(Sergio Rubini)の死の知らせを受けてGabriele Rossetti(Fabrizio Gifuni)はプーリア州の小さな村に帰る。久しぶりに実家で過ごすうちに、彼は子どもの頃のエピソードを思い出すのだった。1960年代に子どもだったGabrieleは、ローカル線の駅長だった父と教師の母Franca(Valeria Golino)と叔父Pinuccio(Riccardo Scamarcio)と暮らしていた。Sergio Rubiniの父親の自伝的作品。
Sergio Rubiniは、自分の父親をテーマにした作品をよく撮っている。そうすることで、若かった頃には反発ばかりで、まったく理解できなかった父親の存在そのものや父性愛に、きちんと向かい合おう、父親や幼い頃の自分と和解しよう、と試みているのかもしれない。父親のある一面しか知らなかった。そんな自分の愚かさをも許そうとしているに違いない。
Sergio RubiniとMargherita Buyは、離婚後も一緒によく仕事をしているけれど、仕事仲間としてはとても相性がいいってことなのかな?
製作国:Italy
初公開年:2009年
監督:Sergio Rubini
キャスト:Sergio Rubini, Valeria Golino, Riccardo Scamarcio, Fabrizio Gifuni, Guido Giaquinto, Anna Falchi, Gianpiero Alicchio, Margherita Buy ...