東京家族

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 2012年5月、瀬戸内海の小島に暮らす平山周吉(橋爪功)と妻とみこ(吉行和子)は、子供たちに会うために東京へやって来る。だが品川駅に迎えに来るはずの次男の昌次(妻夫木聡)は、間違って東京駅へ行ってしまう。周吉はタクシーを拾い、郊外で開業医を営む長男の幸一(西村雅彦)の家へと向かった。長女の滋子(中嶋朋子)は不注意な弟に呆れ、幸一の妻、文子(夏川結衣)は歓迎の支度に忙しい。やがて周吉ととみこが到着、大きくなった二人の孫・実(柴田龍一郎)と勇(丸山歩夢)に驚く。そんな中、ようやく昌次も現れ、家族全員が久しぶりに夕食を囲むのだった。山田洋次監督が自身の監督生活50周年を機に、敬愛する小津安二郎監督の名作『東京物語』(1953)をモチーフに製作された。


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家族と言っても、子どもたちが独立して家庭を持つと、親子の関係は次第に変わっていく。いつまでも、「あたしたちは一緒!」「何かあったら一致団結」という訳にはいかない。それぞれの事情が出来てくるからだ。せっかく上京してきてくれる老親のために、できるだけ楽しんでもらいたい気持ちがある。その一方で日常生活のペースが崩される不満もある。だから親の滞在時間が長くなるにつれ、お互いわがままになってしまう。この状況は、一時帰国で日本の実家に帰ったときによく似ているから、どっちの気持ちも分かる。お互いに、やまあらし状態なんだよね。家族といっても、ほどよい距離がとれないと傷つけてしまうし、いい関係が長続きしない。それを淡々と描いているところがよかった。笠智衆主演のオリジナルも観てみたい。彼は昭和の日本のおじいちゃんだもんね。

製作国:Japan(NHK BSプレミアム)
初公開年:2013年
監督:山田洋次
キャスト:橋爪功, 吉行和子, 西村雅彦, 夏川結衣, 中嶋朋子, 九代目林家正蔵, 妻夫木聡, 蒼井優, 小林稔侍, 風吹ジュン ...


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by amore_spacey | 2013-09-23 03:07 | - Japanese film | Comments(4)
Commented by turezure-italia at 2013-09-23 03:24
こんにちは!久々に娑婆に降り立ちました~(笑)。

しかし、山田洋次も思い切ったことをしたものですよ、この世界的名画にチャレンジするとは・・・!!私は見ないでおこうかな、だって、やっぱり東京物語に比べちゃうとなあ…。別物とは言ってもやっぱり比べてしまうものなあ。

橋爪功もかなりのプレッシャーだったでしょうね…大変だったでしょうね…。
Commented at 2013-09-23 03:34
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by amore_spacey at 2013-09-24 00:46
☆ turezureさんへ。
お久しぶりです!ということは、オリジナルを観たということですね。作られた時代というのもありますが、監督&キャストがスーパーコンビですもんね、オリジナルのほうは。山田監督のほうもそれなりにいいのですが、キャストの一人一人がしっくりこないというのか、消化不良的な部分がありました。私の苦手な橋爪功が出てるし。
Commented by amore_spacey at 2013-09-24 00:53
☆ 鍵コメさまへ。(2013-09-23 03:34)
それはまたハードな日々だったんですね。最近、記憶力の低下が激しいので、お客さんの注文を思い出すだけでもきっと大変なワタクシ。力仕事はそこそこOKですが、太陽とともに生活しているので、深夜遅くまでの仕事なんて、絶対にダメです。お子ちゃまですから。

わぁ、実は彼のCDを持っていたりるんですよ。一時期ハマってたので^^ センチメンタルだけど透明感のある声が好きなんです。プロモーション・ビデオは、ナルシストくんで、どん引きしましたけど。確か、ゲイってカミングアウトしましたよね?!?!? そっかぁ、枝豆がそーんなに好きなんですか、彼、あははっ(⌒▽⌒) 忘れた頃に連絡が来るかもしれませんよ!
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