A Late Quartet (25年目の弦楽四重奏)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 Daniel(Mark Ivanir)、Robert(Philip Seymour Hoffman)、Juliette(Catherine Keener)、Peter(Christopher Walken)の4人は、弦楽四重奏団を結成して25周年を迎えようとしていた。しかし、チェリストのPeterがパーキンソン病を患っていることが発覚。彼は引退を申し出、残されたメンバーは動揺する。そのことをきっかけに憤りや嫉妬、ライバル意識、それぞれの家庭の問題など、それまでに抑えられていた感情や葛藤があふれ出し、完璧なはずのカルテットに不協和音が鳴り響く。


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作品そのものより、要所で流れたベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番が、涼しくなった秋の夜長に相応しく、しんみりと聞き入ってしまった。Peterの引退宣言によって楽団は危機に直面するようにみえるが、実は同じメンバーで25年も音楽活動を続けてこれば、何らかの不協和音が生じるのは当然のこと。一気に噴出したかのような不満や葛藤は、前々から徐々に溜まっていた。これから先の人生をどう歩んでいくのか?楽団の将来はどうなるのか?メンバーのそれぞれがずっと先送りしてきた問題に、否応なく向き合わなければならない時が来たのだ。


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楽団員を演じた4人の役者が実によい。特に純粋で駄々っ子のようなPhilip Seymour Hoffman、病に直面しながらも努めて冷静なChristopher Walken。動と静の対照的な2人は最高!いつも思うんだけど、Philip Seymour Hoffmanは年齢不詳の役者だ。近頃コミカルで3枚目的な役どころが続いたChristopher Walkenなので、今回もクスッと笑える変なことをやらかすかも?なんて妙に期待していたところがあったけれど、この作品でそれはありえませんね。バカな私っ。RobertとJulietteの1人娘Alexandra役のImogen Poots↑↑が、とってもキュート。

製作国:U.S.A.
初公開年:2012年
監督:Yaron Zilberman
キャスト:Catherine Keener, Christopher Walken, Philip Seymour Hoffman, Mark Ivanir, Imogen Poots, Madhur Jaffrey, Liraz Charhi ...


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by amore_spacey | 2013-10-14 00:12 | - Other film | Comments(0)
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