私のお気に入り度
★★★☆☆(70点)
【あらすじ】 離島にある「スーパー バスコダガマ鳥か崎店」に勤務する48歳の平社員・犬飼保(小日向文世)は、妻の潤子(ちはる)や子どもたちと離れて寂しく単身赴任中。ある日、本社へ出張することになり、犬飼は家族のもとに戻るが、久々に帰ったわが家には、犬嫌いの保に内緒で家族が飼い始めたサモエド犬のサモンがいた。
動物ものというと、動物を擬人化して喋らせたり、お涙頂戴ストーリーに仕立てようとする傾向がある中で、これは特に凝った撮影もなければ、ワザもひねりもない。激的な展開もない。一緒に少しだけ怒ったり悲しんだり笑ったりできる作品だった。
あの笑顔で周りを丸く収める犬飼さん、その笑顔の下でいろんなこと呑み込んできたんだろうなと思わせる。これは小日向文世のハマリ役です。ペットショップの店員(佐藤二朗)は地味だけど、オタクキャラが七味唐辛子のようにピリッと効いてよかった。しかしなんと言っても、真っ白なサモンが可愛らしかった。
製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:亀井亨
キャスト:小日向文世, ちはる, 木南晴夏, 池田鉄洋, 徳永えり, でんでん, 清水章吾, 小野花梨, 矢部光祐, 佐藤二朗 ...