PRICELE$S ~あるわけねえだろ、んなもん!~ 全10話

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

e0059574_4281041.jpg
【あらすじ】 ミラクル魔法瓶の大屋敷統一郎(藤木直人)社長と財前修専務(イッセー尾形)の陰謀により職を追われ、さらに住む家や所持金全てを失い貧乏になる男・金田一二三男(木村拓哉)を主人公に、ゼロからのスタートを切り、金では買えない物に気付いていく彼の前向きな生き様と、それに感化されていく人々の姿を描いたヒューマンコメディ。キャッチコピーは【笑うが、価値。だろ。】


e0059574_4291542.jpg
何だかんだ言って、キムタクは茶の間に夢を運んできてくれる王子さまだから、カッコよくておいしい役が多い。今回の宿敵は藤木くんかぁ。藤木社長の経営戦略は至極真っ当なものだが、ドラマなのでそこはかなり大袈裟。無駄な物&者はバッサバッサ切り捨てていく、超嫌われ者ですな。古風なイケメン藤木くんは、時代劇のほうが断然いい。現代ドラマのイケメン青年というだけでは、少々軽薄で残念感が強いかも。って、ファンなのに言いたい放題(^◇^)


e0059574_429265.jpg
地味で気弱なサラリーマンに徹した中井貴一様、あなたは1つの役を演じるごとに、年輪をくっきり刻み込むように芸域を広げていく稀有な役者だ。今回のコメディぶりは、大人相手にぽんぽんギャグが弾む『最後から2番目の恋』(もうすぐ続編が始まる^^)と違って、子どもにムキになって説教までしちゃう、でも子どもたちに舐められてるくたびれたおじさんの設定で、これがまた笑いを誘う。

そんな中井の、「思いのこもっていない成功より、思いのこもった失敗のほうが素晴らしい」という台詞は、なかなか興味深かった。成功したことより失敗した事のほうを重要視する、日本人独特の美学(気質)がプンプンする。ドラマの中では人情あり&競争会社への愛情あり、色々あったほうがドラマチックで面白い。しかし実生活では、結果を出さなければ意味はない。世の中は厳しいノダ。


e0059574_4294326.jpg
若い頃セクシー路線全開だった夏木マリは、最近こういうちょっと変わったばあちゃん役が多いね。これがまたしっくり来るんだ。尾形イッセーの演技は、やや過剰?ご意見番の草刈正雄(相変わらず端整な顔立ち)がいなかったら、キムタクも路頭に迷うところでした。今回の香川照之は、お茶漬けのようなあっさりキャラで拍子抜けだったな。 

e0059574_4295948.jpg
そして食事のシーン。炊き出しのおにぎりとみそ汁や、幸福荘のごはんとみそ汁とめざし。これは日本人の食の原点で、サザエさんの世界だよね。めざしかぁ、もう何十年も食べていない。

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2012年10月22日~12月24日全10話
演出:鈴木雅之
キャスト:木村拓哉, 中井貴一, 香里奈, 藤ヶ谷太輔, 藤木直人, イッセー尾形, 升毅, 前田旺志郎, 田中奏生, 蓮佛美沙子, 草刈正雄, 中村敦夫, 香川照之, 夏木マリ ...


[PR]
by amore_spacey | 2014-03-31 04:31 | - Japanese film | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< Anni felici True Detective ... >>