Dans Paris (パリの中で)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】  Paul(Romain Duris)は恋人のAnna(Joana Preiss)といっしょに、パリを離れて田舎暮らしをしていたが、彼女とうまくいかず、1年後にはうつ状態になる。そして離婚した父(Guy Marchand)と弟Jonathan(Louis Garrel)の住むパリのアパートに戻ってきて、弟の部屋を占拠して、引きこもり生活を始めた。年金生活の父とまだ学生のJonathanは、なんとかPaulの力になろうとするが…。


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ポスターを見て、「これって同性愛モノ?」 1つベッドに川の字になって寝る男・男・女のオープニングに、「男と女を恋人に持ったバイセクシャル男(=真ん中の男)の話?」と思ったら、これがぜーんぜん違うのだ。鬱になった兄がひきこもるという設定ながら、全体のトーンは重苦しくなく、それどころか、Paulのことを気遣い労わるパパや弟、そして彼らに対するPaulのリアクションに、クスッと笑える場面が多い。いちいち言葉には出さないけれど、同じ思い出や悲しみを共有してきたということに気づいて、「そうだったんだ」と、改めてそれぞれが家族の絆やぬくもりを見直す。私たちも心地よい幸福感に満たされるというプラスのスパイラル^^


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うつろな目をした失意のRomain Durisが、少しずつ少しずつ立ち直っていく様子は、見ていて嬉しかった。そんな兄を支える弟を演じた役Louis Garrelって、はっきりした骨格のギリシャ青年的な美貌なのに、軽妙でコミカルなキャラがミスマッチで面白い。彼がマジ2枚目をやったら、若い頃のAlain Delonみたいで、ちょっと鼻につくかも。もちろん目の保養には言うことなし!


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パパ役のGuy Marchandは、適度にゆるくKYっぽいところがいい。こんな家族だから、傷心のPaulも心を開いていけたんだろうな。これが例えばAnni feliceのような家庭だったり、マンマがGiovanna MezzogiornoとかLaura Moranteのように、終始ピリピリしているような環境だったりすると、かなり辛いわぁ。

製作国:France, Portugal
初公開年:2006年
監督:Christophe Honoré
キャスト:Romain Duris, Louis Garrel, Joana Preiss, Guy Marchand, Marie-France Pisier, Alice Butaud, Lou Rambert-Preiss ...


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by amore_spacey | 2014-04-04 00:16 | - Other film | Comments(2)
Commented by 松たけ子 at 2014-04-04 23:04 x
amoreさん、こんばんは!
Oh,la la!これ観たい~!日本では未公開のままで、DVDスルーもされてないんです(涙)。
引きこもりロマン、何か似合ってそう!ロマンみたいなイケメン猿なら、私んちでも引きこもらせてあげたい♪
ルイ・ガレルは、ほんと彫刻みたいな端正な顔で、しかも超美白肌で(タバコも酒もガンガンやってそうなのに、何で?!)、ちょっと不気味なほど。ベルドルッチ監督の「ドリーマーズ」や、イザベル・ユペール共演の「ママン」とかの彼、脱ぎっぷりがハンパねぇ~!暗くてトンがった役が多いけど、この映画ではいい子な役なんですね。何か新鮮。ますます観たくなってきました。彼ってまだヴァレリア・ブルーニ・テデスキと付き合ってるのかしらん?
Commented by amore_spacey at 2014-04-08 01:23
☆ 松たけ子さんへ。
えーー、それは残念ですね。全く期待しないで観たので、お得感が100倍ありました(笑)それはともかく、こんなイケメン兄弟と1つベッドに一緒に寝られたら、もう私は速攻で昇天しちゃいます。兄貴思いの弟を演じるLouisがとってもよかったです。ちょっと不思議なAmeliの男性版、みたいな。うぉぉ、脱いでるんですかぁぁぁ(そこに激しく反応!≧∇≦) 観たいなー。Romain@ヒッキーにも萌えました。なんか、いいですね、この2人。

Valeriaと付き合ってるなんてこと知らなくて、ちょっとリサーチしたら、2年前に別れているようです。19歳の差かぁ、Valeraったら美味しすぎる暮らしをしてたんですね。
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