La signora senza camelie (椿を持たない婦人)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 ミラノのブティックの店員だったClara Manni(Lucia Bosé)は、プロデューサーGianni Franchi(Andrea Checchi)に見初められて女優としてデビューするが、やがて彼と半ば無理矢理結婚することになった。結婚後も仕事を続けたいClaraに対して、Gianniはそれを許さない。2人の関係は少しずつこじれていき、傷心のClaraは成り行きでNardo Rusconi(Ivan Desny)と逃避するが・・・。


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Clara Manniを演じたLucia Bosé。この2人には共通点が多い。ミラノの有名なパスティッチェリアGalliの店員だったLuciaは、その可憐な美しさがLuchino Visconti監督の目にとまった。そして1947年ミス・イタリアに選ばれ、映画界から声がかかる。あるパーティーの席でMichelangelo Antonioni監督は、 彼女に一目惚れし、自分の作品に出演させることを即決したらしい。女の私から見ても、ため息が出るくらい清楚で可憐で、清潔な色気がある。Dominique Sandaと若い頃の秋吉久美子とNatalie Portmanを足して3で割ったような美しさだ。それにウェストの細いこと!!! 内臓、ちゃんと全部ある?


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さて本作品。女優デビューし有力なプロデューサーと結婚したまではよかったけれど、結婚後夫から女優業を取り上げられたClaraは、生き甲斐を失ってしまう。そして①主婦に専念する。②夫の反対を振り切って(離婚も覚悟して)女優を続ける。この2つの選択肢から、最終的にClaraは後者を選ぶ。


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こう書くと、キャリア志向のしっかりした女性というイメージが湧くけれど、実際のClaraは世間知らずで簡単なことも自分で決めることができない、可愛いだけの女性だった。が、世間の荒波に揉まれ傷つき、人生の辛酸をなめたあとの彼女は、一回り成長し精神的にたくましくなる。自分の足で人生を生きようとする大人の決意をするClaraは、その先に何が待ち構えていようが、きっと大丈夫だと思う。

製作国:France, Italy
初公開年:1953年
監督:Michelangelo Antonioni
キャスト:Lucia Bosé, Gino Cervi, Andrea Checchi, Ivan Desny, Monica Clay, Alain Cuny, Anna Carena, Enrico Glori ...


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by amore_spacey | 2014-04-08 01:13 | - Italian film | Comments(0)
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