四十九日のレシピ

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (76点)

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【あらすじ】 判を押した離婚届と結婚指輪を残して、百合子(永作博美)が実家に戻ると、人生の晩年を迎えて突然、妻・乙美の死によって独り残された父・良平(石橋蓮司)は、畳の上に呆然と寝転がっていた。そこへ派手な服の女の子・井本(二階堂ふみ)と日系ブラジル人ハル(岡田将生)が現れ、4人の奇妙な同居生活が始まる。彼らは乙美のために四十九日の大宴会を計画するのだった。


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登場する誰もがそれぞれの形で人生をやり直そうとしている姿があり、彼らの心の変化が手に取るように描かれている。百合子の心の葛藤は、女性なら誰しも一度は抱くものではないかと思う。彼女の苦しみや迷いが痛々しいまでに伝わってくるが、それを乗り越えた時に見せた表情は素晴らしかった。永作博美は適役だ。彼女を見守る父・良平を演じた石橋蓮司が、これまた泣けるじゃないか。


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四十九日の大宴会が、一風変わっていて面白い。最初は空白だらけの乙美の人生年表が、訪れた人々の手によって、徐々に空白が埋められていくシーンは感動。そうか、こんな見送り方もあるんだ。大ベテランの淡路恵子が、ひと癖もふた癖もある叔母を好演。辛らつで毒舌だが、フォローも忘れない。上手いな。バター・ラーメンやコロッケパンやちらし寿司が、実に美味しそうだった。下らないことなんですが、永作博美と池脇千鶴って似てますよね。区別がつきません。

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by amore_spacey | 2014-10-11 02:48 | - Japanese film | Comments(4)
Commented by Mtonosama at 2014-10-13 05:41
初めまして。コメントをありがとうございました。

池波千鶴と永作博美ですが、ちょっと太ってお顔が丸くなったのが池波さん、なんとなく不機嫌そうな顔をしていることが多いのが永作さんというザツな把握をしています。

淡路恵子って素敵ですね。
Commented by petapeta_adeliae at 2014-10-13 13:04
この映画見てみようと思ってたのをすっかり忘れていました。
石橋蓮司は時代劇でしか見た事がありません。それも悪役で。
どんな演技になるのか気になりました。

淡路恵子が亡くなって喪主が島英津夫でビックリしました。
40年位前にドラマに出ていてレコードも出していた当時アイドル顔の
人が淡路恵子の息子だったなんて、最初のご主人との子だから
フィリピン人のハーフだったんですね。
二十歳を過ぎたあたりから父親似で当時の面影全くありませんでした。


Commented by amore_spacey at 2014-10-16 02:46
☆ 殿様へ。
いらっしゃいませ~♪&初コメありがとうございます。私にとって2人の女優は双子のようで、彼女たちが共演したら、どっちがどっちか区別がつかず、きっと大混乱だと思います。ふっくら=池波さん、不機嫌=永作さん、ですね^^ 淡路恵子の若い頃の作品を観ていないので、何とも言えませんが、画像を見る限り、若い頃より最近の彼女のほうが、キャラクターが濃いような??
Commented by amore_spacey at 2014-10-16 02:50
☆ ソーニャさんへ。
そうそう、時代劇の石橋さんは、悪役ばかりですよね。最近は飄々とした(またはちょっと捻くれた)オヤジの役で、とてもいい味出してますよ。淡路恵子って亡くなられたんですかぁ。ビックリ。で、調べてみたら、これが遺作でした。彼女らしい劇的な人生でしたね。
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