Boyhood (6才のボクが、大人になるまで。)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 テキサス州に住む6歳の少年Mason(Ellar Coltrane)は、キャリアアップのため大学で学ぶ母(Patricia Arquette)に従って、姉Samantha(Lorelei Linklater)と共にヒューストンに転居し、多感な思春期を過ごした。アラスカから戻って来た父(Ethan Hawke)との再会・母の 再婚・義父の暴力・初恋・・・などを経て、Masonは静かに子供時代を卒業していく。やがて母は大学で教鞭をとるようになり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わっていた。ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子どもを持った。12年の月日が様々な変化を生み出す中、Masonはアート写真家の夢に向 かって母親から巣立っていく。2014年第64回ベルリン国際映画祭で監督賞を受賞。


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同じ俳優たちを12年に渡って撮り続ける、というのは斬新でとても面白い試みだと思う。が、疲労困憊の夜に観てしまったので、ところどころで記憶が途切れ、居眠りしちゃった。だからふっと目が覚めるたびに、Masonの髪型や背丈や声が変わってましたさ(O_o) この作品の面白さは、淡々と描かれる日常生活の中で交わされる会話にあるような気がする。のに、今回はその面白さを堪能できなかったので、頭がスッキリしているときに観直すつもり。


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大人の12年にもそれなりの変化があるが、6才の少年が18歳のティーンに成長していく過程は、身体的にも精神的にもドラマチックだ。そして観ている私たちは、次第に彼らの身内のような気持ちになっていく。大人の都合で振り回されたのに、MasonもSamanthaもグレたりせず、家庭も積み木崩しにならなかったのが不思議なくらい。男を見る目が全くない自己中心的な母親に、いい歳して夢を追い続けるピーターパン症候群な父親、そしてアル中でDVな義父。こんな環境で多感な思春期を過ごしたら、私なら絶対グレちゃう。バットか竹刀を振り回しちゃうよ。


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でもMasonたちにとっては、かけがえのない家族なのだ。1つ屋根の下で寝起きして、同じ釜の飯を食って、笑ったり怒ったり悲しんだりする。1つの共同体なんだけど、年月とともに人が成長して変わっていくように、家族構成やそのあり方も変わっていく。家族で過ごす時間というのは、長いようで一瞬のことなんだなぁ。色々なことがあっという間に過去になっていく。 

作品の詳細はこちら


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by amore_spacey | 2014-11-06 22:16 | - Other film | Comments(0)
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