Before midnight (ビフォア・ミッドナイト)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 パリでの運命の再会から9年。あの頃はそれぞれにパートナーがいたJesse(Ethan Hawke)とCeline(Julie Delpy)は、現在一緒に暮らしているばかりか、2人の間にはかわいい双子の娘たちがいた。パリで暮らす彼らは、南ギリシャの美しい港町にバカンスにやって来た。ウィーンでの初々しい出会いからすでに18年。すっかり中年となり、仕事と子育てに追われる日々。楽しいはずのバカンスも、気がつくとすぐに言い合いとなってしまうのだった。


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『Before・・・』シリーズ第3弾。う~む、成熟した2人の関係が妙に生々しく、「うわぁ、これは、ちょっとなぁ・・・」と初めは思った。けれど2人の会話は、相変わらずエンドレスでバカバカしくも面白い。たとえば喧嘩のシーン。Celineがキィキィまくし立てるのに対して、Jesseは防御体勢あるいは及び腰というのは、現実の夫婦の姿そのまんま。男はあまり応戦して来ませんね。

しかしまさか2人が結婚するなんてねェ。『ビフォア・サンセット』のラストシーンを観て、たぶんJesseは何らかの形でCelineとの関係を続けていくだろうとは思った。それは不倫かもしれない。ところが蓋を開けてみると、2人は結婚して子どもまでいる。おいおい、急展開じゃないか!


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もはや通りすがりの旅人同士の、ロマンチックな恋人時代は終わった。これは運命共同体になった夫婦の話なのだ。今回の作品には、彼らのほかに友人・知人たちが登場する。2人だけの甘い蜜月は過去の話、ということだ。子どもたちや仕事・親兄弟やご近所さんとの付き合い、そして互いのあり方について、この先何度も諍いがあるに違いない。それが家族になるということ、夫婦の現実なんだな。 


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ところでEthan Hawkeを初めてみたのは、Robin Williamsと共演した『今を生きる』だった。全寮制の名門進学校に通う、シャイな学生を演じていた20歳のEthanには、まだ少年の面影が残り初々しかった。少年から青年に生まれ変わる過渡期の、純真無垢でガラス細工のようにもろい心を持て余していたあのEthanに、私は一目惚れしてしまったのです(*^^*)

彼には何となく優柔不断で、面倒くさいことには巻き込まれたくない。最終決定はあなた任せ的な雰囲気が見え隠れする。この作品でも殆どCelineが喋り倒して、どちらかというとJesseは聞き(聞き流す?)役に回ることが多かった。でもこの男性の優しさや寛容さを、Ethanが代弁したのだと思いたい。女ってつくづくお喋りで面倒な生き物だから。ま、これは仕方がないです。

作品の詳細はこちら


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by amore_spacey | 2014-11-14 02:03 | - Other film | Comments(0)
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