The 100-Year-Old Man Who Climbed Out the Window and Disappeared (100歳の華麗なる冒険)

私のお気 に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 老人ホームに入所しているAllan(Robert Gustafsson)は100歳の誕生パーティ当日、お祝いなんて勘弁とばかりにホームから抜け出してしまう。ひょんなことから大金の入ったスーツケースを取ったため、ギャングや警察から追われる身となる。道中に出会った変な仲間たちとともに珍道中を繰り広げながらも、何とかなる!と悠然としていた。彼はかつてStalinやGorbachev、Reaganら各国要人と渡り合い、数々の歴史的事件を経てきた爆弾の専門家だったのだ。Jonas Jonassonの世界的大ベストセラー『窓から逃げた100歳老人』を映画化。(作品の詳細はこちら


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「意表を突く、奇想天外な展開が面白い」というレビューに引き込まれて、随分前に原作を読んだ。奇想天外というより、ありえない展開にびっくりしつつも、楽しくさらっと読み終えた。そしてこの映画を観たが、原作を読みながら私が想像していた情景(老人ホームの雰囲気やバスターミナルやAllanが立ち寄る家々など)が、随所に出てきたのには驚いた。デジャヴな体験!私が演出を担当してもよかったな(^^) それにしても、英語のタイトルの長いこと(U.U)


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主人公は100歳のおじいちゃん。高齢化社会のこの時代、100歳というのは珍しくもない。けれど小さい頃から爆弾が好きで、色んなものを爆発させて遊んでいたとか(おいおい)、若い頃世界の要人と渡り合ったとか、ありえないことがふつうに出てくる。「えっ、このおじいちゃんが???」という意外性に、軽いブラックジョークや漫画のような映像が加わった、大人向き?の辛口童話である。

でも『In order of disappearance』『フレッシュ・デリ』に比べると、ブラックの質や濃度が全く違う。『In order...』や『フレッシュ・デリ』には、「そ、それって犯罪でしょ?」なレベルの事件が頻発する。しかも事件に関わる人々は超大真面目。第3者の私たちは、そんな彼らが真面目になればなるほど、その姿が滑稽でおかしくて仕方がない。ところが本作品はブラックと言うより奇抜さだけが突出して、私のツボにはまらず、途中で寝てしまいました。あれだけ色んなエピソードが盛り込まれている原作を、ほぼ忠実に再現するところに、ムリがあったのかも。


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おじいちゃんを見ていると、数奇な人生を歩んできた割には、行き当たりばったりなところが多い。成り行きまかせなんだけど、ラッキーなことに(楽天的だから?)何をやってもそこそこうまく行く。本人はよくても、こんな人がいたらまわりは大迷惑です。苦笑


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by amore_spacey | 2015-07-13 02:20 | - Other film | Comments(0)
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