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ジャンパオロ・モレッリ主演のTVドラマにエキストラ出演 (L'ispettore Coliandro)

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先日またエキストラ出演の機会に恵まれ、ボローニャで行われたTVドラマのロケに参加した。2006年にスタートしたL'ispettore Coliandroのシーズン5で、撮影は5月から始まった。朝8時、ボローニャ旧市街の広場に男女10人のエキストラが集合。8人は警察署に滞在許可証を更新する外国人、2人は警官という設定。


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そこへ主役のGiampaolo Morelliがスタッフとともに、「チャオ!」と片手をあげてやってきた。うわっ、背が高っっ。2m近い?ポプラが歩いてる。いきなりの展開に、ぇええぇェェーー!もしかして今日は、彼と一緒に撮影?ウフフッ。女性陣のテンションが上がる。キャスティング・アシスタント(この日は彼女も警官としてエキストラ出演)の案内で、セットのあるビルへ移動した。書類に署名したあと、衣装とメイクのチェックを終えて廊下に出ると、Yシャツ+ジーンズ姿のGiampaoloにバッタリ鉢合わせ。きゃうきゃう!端正な顔立ちに、ドキドキ。えっ、トイレ?彼もトイレに行くんですね。


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準備ができたエキストラは、セットの外で待機した。目の前にGiampaoloがいる、うふふ。セット内を歩き回りながら、台詞の仕上げに余念がない。そこへ監督のManetti兄弟(Marco & Antonio↑↑↑)が登場。撮影クルーは、機械・道具の最終点検に入る。

大部分のスタッフがローマやナポリ出身で、彼らの強い訛りが新鮮に響く。予行演習のあと、本番スタート。「静かに!」 Giampaoloの声は、艶やあってよく通る。耳に心地よい。ずっと聞いていたい。背が高い上にトレードマークのRay Banのサングラスをかけ、黒の革ジャンを着ているから、どこにいても、何をしていても(何もしていなくても)、とにかく目立つ。存在感があるノダ。1つ1つの仕草が、これまた可愛くて、萌えエェェ♪


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いよいよエキストラの出番。ザックリした指示に従って動いた後、立ち位置や振りやクチパクなどの指示が、徐々に具体的になっていく。Giampaolo扮するColiandro検査官が、移民局前に並ぶ外国人の列をかき分けて、事務所に入るシーンでは、通り道を作るためGiampaoloがエキストラの肩を、両手で左右に押しのけて行く。撮り直しのたびにアタシの右肩に彼の手がぁぁぁ、うふっ。またまた萌え死ぬ。そのシーンにやっとOKが出るかと思いきや、救急車のサイレンがマイクに入って、やり直し。クルーは一斉にため息をつくが、私はぜんぜん平気。何千回撮り直してもいいわよ、Giampaoloと一緒にいられるもーん。


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正午を過ぎた頃、「おなかが空きましたねェ」という監督の声で、短いランチ休憩になった。色んな種類のピッツァ・お菓子・果物・飲み物が用意されたテーブルを、役者もエキストラも撮影クルーも、みんな一緒になって囲む。学祭のノリで、とても楽しい。どのピッツァにしようか迷っていると、頭の上から、「これがおいしいよ」と声がして、箱のフタをあけてくれたのが、Giampaolo!

ピッツァを食べながら、彼と軽い世間話をした。夢見たい。気さくでノリがよく、礼儀正しい。きらきらした瞳に、吸い込まれそう。吸い込まれてもいい。こうして間近で見ると、顔が濃い。本~当~に濃い!その彼が、今、アタシの隣に座っている、ドキドキ。口から心臓が飛び出そう。他のエキストラや撮影クルーの話も、非日常的で面白かった。あるエキストラは、先日39℃の炎天下で一日中撮影があり、一気に真っ黒に日焼けしたと。今日は室内ロケでよかった。


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楽しいランチ休憩はあっと言う間に終わり、午後の撮影に入った。今度はやや角度を変えて、午前中のシーンを撮り直す。「今の、いいよね。絶対にいいよね」「よし、よし、よーし p(^^)q」「ちょっと、今の台詞は、間が短かったかな?」「エキストラのみんな、うまいよ、うん。ボクなんかより、ずっとうまい」というGiampaolo。こんなムードメーカーがいると、現場は本当に助かる。オン/オフの切り替えも見事。プロ根性に感心する。そんな彼に、女性陣がぽ~っと見とれていると、「今日はエキストラのみなさんのお陰で、撮影がとてもスムーズに行きました」と監督、それに続いてクルーの拍手喝采。えーっ、もう終わり?「お疲れ様でしたァ」と全員で拍手をして解散、予定より4時間も早く終わってしまった。

撮影終了後は、役者やクルーと写真を撮ったり喋ったりできたので、待ってましたとばかりにGiampaoloに突撃して、ツーショットをお願いした。チビっ子な私は、彼の肩にすら届かない。ハムスターとキリンの図(≧∇≦) ずっと見上げていると、首の後ろが痛くなる。サインもお願いする。私の名前の綴りを聞かれるが、緊張のあまり言い間違えてしまった。「自分の名前だよねェ、もう」ってピストル型にした片手で、肩をツンツンの真似。きゃーー、もっと彼に叱られたい(←病気) 

彼のリアクションがいちいち可笑しくて、胸きゅんきゅん。何度も萌え死にました。最後に、「今日はどうもありがとう」と握手をしてくれた。それは私の台詞です、気さくでフランクでイケメンなGiampaoloと、夢のようなひとときを過ごすことができたんだから。別れが名残惜しい。とても素晴らしい良い思い出になりました。


by amore_spacey | 2015-07-27 04:57 | My talk | Comments(2)
Commented by 松たけ子 at 2015-07-29 20:52 x
amoreさん、こんばんは!
ぎゃぼ!ジャンパオロさん、イケメン~!いいなあ~。こんなイケメンスターと生で触れ合えるなんて!スターなのに、すごく気さくなんですね。いい人だな~。エリオとかステファノ、キム・ロッシとかもそうなのかしらん?スターとの距離が近いシチュエーション、日本じゃ考えられないですよね~。近づこうものなら、ハエのように追っ払われそうだし。京都に住んでた頃、よくエキストラしてた友だちがいて、雛○あ▽こがめっちゃお高くとまって感じ悪かったと言ってました。逆に、歌手になる前の売れない女優時代の浜崎あゆみは、めっちゃいい子だったらしいです。
次はどんなスターとamoreさんが御目文字かなえるか、楽しみにしてます♪
Commented by amore_spacey at 2015-08-03 00:30
☆ 松たけ子さんへ。
興奮冷めやらぬ勢いで書いたので、今読み直すと赤面&冷や汗ダラダラものの記事になっていて、穴があったら入りたいっ。まさかGiampaoloと至近距離で、こんなに濃厚な時間が過ごせるなんて想像もしていなかったので、まるで夢のようでした。私たちエキストラがもっと下手だったら、もっともっと長く一緒にいられたのに(地団駄っ!) ステファノやキムは神経質そう。エリオはどうかなぁ?エキストラとして参加する体験も新鮮ですが、休憩時間やロケ終了後の役者の素顔に触れることができるのも、素晴らしいですね。もうGiampaoloの大ファンです(*^^*)
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