Incendies (灼熱の魂)

ネタばれあり!!!

私のお気に入り度 ★★★★☆ (88点)

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【あらすじ】 ケベック州に住む双子の姉弟Jeanne(Mélissa Désormeaux-Poulin)とSimon(Maxim Gaudette)は、亡くなった母親Nawal(Lubna Azabal)の遺言を公証人Jean Lebel(Rémy Girard)から受け、未だ見ぬ彼らの父親と兄の存在を知らされた。そして遺言によりJeanneは父親への手紙を、Simonは兄への手紙を託された。まだ見ぬ家族を探すためNawalの母国を訪れたJeanneとSimonは、そこで母の過去と向き合うことになる。(作品の詳細はこちら


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眠り病に罹ったのか?と思うほど、最近眠くて仕方がなく、この映画を観た夜もかなり眠くて、途中でうたた寝していたらしい(目撃談) ぼんやり画面を追いながら、しかし母Nawalがプールで、かかとの刺青(=縦に並んだ3つの点)を見た瞬間や、Simonが1+1=1?を繰り返すシーンに、頭をガツーンと殴られた。衝撃的だった。

     ソファから起き上がり、前のめりになって、「マジ??」

ジグソーパズルを1ピースずつ丹念に当て嵌めていくように、地道な作業で母の過去を再現してきた姉弟(そして視聴者)の前に、戦慄すべき事実がバーン!!!と突きつけられる。いや、JeanneもSimonも視聴者も、薄々は感づいていた、その事実。「でも、まさか・・・だよね?」と打ち消して来たそのことが、母の現実だったのだ。

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こんな間違いが起きたのは、「時代のせいだから、仕方がないのよ」「それでもあの子は、私の大切な息子」「ここで憎しみの連鎖を、断ち切らねばならない」と、全てを知った上で母は赦した。しかし残された姉弟は、この爆弾をどう処理するのか?どう折り合いをつけて、これから生きていくのだろう?レバノンの国情を、少しは勉強してからもう1度みようと思う。

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因みに大部分の国では作品のタイトルがIncendies(=戦火、火災)、日本語版は『灼熱の魂』、イタリア語版は『La donna che canta(歌う女)』、某国では『烈火焚身』、またある国では『母親的告白』など、色々。



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by amore_spacey | 2016-01-25 00:15 | - Other film | Comments(0)
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