東京センチメンタル 全12話

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (72点)

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【あらすじ】 東京は言問橋の和菓子屋「くるりや」の久留里卓三(吉田鋼太郎)。腕は確かだが私生活では離婚歴3回。アルバイトのあかね(高畑充希)に叱咤されつつ、55歳の今も自由気ままな日々を送る。女性にだらしなく、下町のあちこちで巻き起こる卓三の恋模様…成就する日はくるのか?(作品の詳細はこちら


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超ドSなあのコータロー(吉田鋼太郎)が、和菓子屋のオヤジ?淡い恋に悩む?アルバイトの女の子に叱咤される?コータローのそんな姿が想像ができない。という訳で、全くの好奇心からこのドラマを観た。平凡なストーリーが淡々と続く地味なドラマだけど、あまり構えずにさらっと楽しめた。甘酸っぱい思い出のある上野公園や不忍池、日本橋や人形町、浅草や神保町や後楽園の風景に、胸がきゅんきゅん。ドラマとは全く関係ないところで、昔の思い出にどっぷり浸ってしまった。

さてさて、卓三の惚れっぽさや妄想っぷりが半端なく、どうしたらそこまで暴走できるかなぁ?店をあんなに頻繁に空けてていいのかなぁ?などと突っ込みながら、毎回、卓三の動揺した心の声に笑わせてもらった。「いい夢を見させてもらったぜ」という、卓三のホロ苦さや愛らしさや引き際のよさが、とても魅力的だった。勘違いが激しいおじさんなんだけど、下町には詳しくてちょっぴりダンディで、妄想度や下心が凄い割には、ぎらぎら&ガツガツしていない。そんなおじさんに庶民的で美味しいお店に連れて行ってもらったり、下町案内してもらえたら、私、喜んで行きますよ。


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卓三の二番目の元妻・玲子。気が向くとふらりと和菓子屋に現れては、ふっと姿を消す、気まぐれな猫みたい。大塚寧々ちゃん、目の周りに年齢を感じさせるものがあったけれど、気取らなくて自然体でいいかんじ。


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このドラマのもう1つの楽しみは、卓三とあかねとのやりとり。サバサバした高畑充希の口からボソッと出る、何気ないけれど鋭い一言二言、これがツボにハマッた。何だかんだ言いながら、彼女も卓三の恋の行方が気になるから、イタイおじさんになりそうな卓三を、叱咤激励するのだ。


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恋愛相談役の蕎麦屋の店主・荒木(小栗旬)と卓三の会話も面白かった。卓三の惚れっぽい性格を知り尽くして、時にはけしかけたり煽ったり…。でも結局は卓三の背中を押して、成り行きを楽しみにしている。そんな恋愛ご意見番・荒木のプッシュがないと前に進めない卓三って、ハグしたいくらい可愛い。


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卓三が恋した女性は、娘くらいの年齢から年上女性まで。彼のストライクゾーンは、ホントに広い。若い子が相手の時には、少々居心地が悪くて、小っ恥ずかしい気持ちになったが、歳相応の恋をしているときには、こちらも落ち着いて観ることができた。卓三を見習って、私もストライクゾーンを広げて、妄想レベルも上げなくちゃ(笑) 恋する気持ちっていい。


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by amore_spacey | 2016-05-01 04:38 | - Japanese film | Comments(0)
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