Carol (キャロル)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (70点)

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【あらすじ】 1952年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たTherese(Rooney Mara)は、クリスマスシーズンのデパートで、玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはRichard(Jake Lacy)という恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日Thereseは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性Carol(Cate Blanchett)に、ひと目で心を奪われた。それ以来2人は会うようになるが、Carolは夫Harge(Kyle Chandler)と離婚訴訟中であった。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するThereseは、Carolから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが…。Patricia Highsmithのベストセラー"The Price of Salt"(1952年)を映画化。(作品の詳細はこちら


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これほど期待ハズレの作品が最近なかったから、軽いショック。いやはや、参りました。小さな娘がいる40代の既婚女性が、夫とは離婚訴訟中。同年齢と思われる女性との関係に一旦終止符を打ち、新たに出会った若い女の子をつまみ食いするお話と言っては身も蓋もないが、事実そうなんだから仕方がない。いい年した大人の女性が、心の隙間を埋めるために無責任な行動に走っただけ。情緒不安定なCarolの身勝手さばかりが目について、イライラしました。あれじゃ、Thereseが可哀想ではありませんか。火遊び的な不倫を純愛と言われても、全く共感できないどころか、却って気持ちが冷めてしまった。ベッドシーンに至っては、言うに及ばず。


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とはいえ、画面の色調や舞台背景、50年代の衣装やバックに流れる曲などは素晴らしく、Cate BlanchettとRooney Maraの競演も見応えがあった。無言の中に漂う空気や2人の指先に多くを語らせるような演出、心の動きの移り変わりをちょっとした表情で表現するRooney Maraは、Cate(今回はやっつけ仕事的だった?)に勝るとも劣らない演技で、なかなかよかった。


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by amore_spacey | 2016-06-01 00:42 | - Other film | Comments(4)
Commented by milk--love at 2016-06-01 15:17
こんにちは(#^.^#)
今日はブログにイイネをありがとうございました。
はじめまして、milk--loveと申します。
ブログ拝見させて頂きました。
とっても興味深くて、しかも、私の好きな俳優さんたちの映画がたくさんご紹介されていて。。。
特に日本の俳優さんなのですが(^_^;)
これから、海外の俳優さんたちにも興味が湧きそうです。
映画の内容もとても分かりやすく解説されていて
素敵です。
これからもブログ楽しませて頂きますので
どうぞよろしくお願いします(#^.^#)
Commented by 松たけ子 at 2016-06-02 20:16 x
こんばんは!
キャロルの旦那さん可哀想~…と、ぶっちゃけ思ってしまいました。私が旦那なら、もっと怒り狂ってイヤガラセのかぎりを尽くしそう(笑)。あの旦那さん、いい人すぎ。
私、根っからの腐なので、やっぱ女性同士の愛にはちょっと…ベッドシーンには居心地の悪さを覚えました。「ブロークバックマウンテン」とか、キャロルと似たような設定で、もっと激しいベッドシーンあったけど、感動感激だったのはやはり、BLだったからでしょうか。
50年代クリスマスのNYは、すごく素敵でしたね~。
Commented by amore_spacey at 2016-06-06 00:26
☆ milk--loveさんへ。
いらっしゃいませ~♪&初コメありがとうございます。当初はケヴィン・スペイシー中心のブログでしたが、それがイタリア映画中心になり、今は五目御飯のごとくごちゃ混ぜ状態ですが、映画大好きな気持ちに変りはありません。ごひいきの役者さんはどなたですか?またお時間のあるときにいらして下さいね。
Commented by amore_spacey at 2016-06-06 00:33
☆ 松たけ子さんへ。
いい大人なのに、キャロルは気まぐれで身勝手で、常に精神不安定。彼女に振り回されっぱなしの夫が、実は一番可哀想ですね(たけ子さんに言われて気づいた私です) キャロルを演じたケイトは相変わらず氷のような美貌なのですが、この作品に関しては、手抜き感が否めませんでした。

それから女性同士の愛は、私も苦手デス。『ブローク…』や『ロンドン・スパイ』に登場したベッドシーンのほうが、すんなり受け入れられ、感動も大きかったような気がします。基本的にBL好きだしぃ。それからかつて恋愛関係にあった同年代?の女性の存在が、イマイチよく分かりませんでした。
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