1000 times good night (おやすみなさいを言いたくて)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (77点)

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【あらすじ】 世界屈指の報道写真家Rebecca(Juliette Binoche)は、アフガニスタンの首都カブールで、自爆テロに出向くための女性に密着取材をしていたが、自爆テロの爆風で瀕死の重傷を負ってしまう。海洋学者で大学教授の夫Marcus(Nikolaj Coster-Waldau)に付き添われ、彼女はアイルランドの自宅に帰ってきた。そこで夫・高校生の長女Steph・小学生の次女Lisaが抱いていた様々な思いを知り、Rebeccaは葛藤の末ある決断をする。(作品の詳細はこちら


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Nikolaj Coster-Waldauが出ているからという、ごく単純な理由で観始めた。が、冒頭の衝撃的なシーンに、ガツンとやられた。ポスターとタイトルから、戦争がもたらす悲恋物語?な~んて的外れなストーリーを、お気楽な私は予想していたからなのです。


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報道写真家に関しては、『バンバン・クラブ』の記事にも書いた。今回は主人公の写真家が、妻であり母である。愛する家族がいるのだ。しかしRebeccaの使命感やプロ意識が強まるほど、自宅で待つ夫や娘たちを苦しめてしまうという、皮肉な状況を生み出す。家族は常に、Rebeccaの死に怯えながら暮らしているからだ。


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「家族にそんな酷な思いをさせてまで、仕事を優先するRebeccaは、エゴイストだ」「家族を犠牲にしてでもやり通すのが、プロフェッショナル」「家族も仕事も…と言うなら、妥協策が必要」などなど、思うところはある。グチャグチャになったRebeccaの気持ちも、分からないではない。

しかしそれ以上に彼女の身勝手さが目立ち、残念ながら全く感情移入できなかった。彼女に憤りすら覚えてしまった。それからあからさまに母親を嫌悪していた娘が、いつの間にかアフリカ行きを決め母親に感謝?この心変わりの早さに、ビックリ。Rebeccaに比重を置きすぎたため、あちこち省略せざるを得なかったに違いない。 


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by amore_spacey | 2016-06-11 00:02 | - Other film | Comments(2)
Commented by petapeta_adeliae at 2016-06-12 09:31
この映画見ていたら、きっと不機嫌になっていたと思います。
周りに心配をかけることが分からない人には我慢できない私。
こういうことがしたいのなら家族、特に子供を持っては
いけません!
Commented by amore_spacey at 2016-06-16 00:54
☆ ソーニャさんへ。
Rebeccaという女性は、スイッチが入るとまわりが見えなくなって暴走してしまうタイプのようです。しかも彼女を演じたJuliette Binocheが、いくぶん大袈裟に演じたせいなのか?反感を買うようなキャラクターになっていました。母と娘の関係も端折りすぎで、あれでは視聴者が???ですね。
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