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Matt DamonとJimmy Kimmelの長い闘い

ひょんなことからJimmy Kimmel Live!の動画にたどり着き、そこでMatt DamonとJimmy Kimmelの間に、長い確執があることを知った。彼ら2人はもちろんこと、何の脈絡もない役者たちまで、面白がってわらわら動画に参加しているのが、ナンセンスでバカバカしいのに、可笑しくて仕方がありません。と、今さらな話題ですが、動画を見て久しぶりに大笑いしたので、記事にしておきます。

事の発端は、Jimmyが司会を務めるABCのトークライブ番組Jimmy Kimmel Live!で、あるとき番組終了時に、“Apologies to Matt Damon, we ran out of time.” 「Matt Damon、大変申し訳ないんだけど、時間がなくなってしまいました。」と、出演予定のないMattをネタにして言ってみたこと…だったらしい。最初は観客に全くウケなかったこのギャグが、やがて番組終了時の決まり文句として定着し、この番組も人気が出てきた。

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そして2006年、ついにMatt本人がゲスト出演となったのだが、Jimmyは長々とMattの略歴を紹介したため、ギャグ通りスタジオに登場しただけで、時間切れになってしまった。この仕打ちにMattは烈火のごとく怒り、Fワードを連発しながら退場した。もちろんこれはヤラセで、打ち合わせ済みの演技だったと言うが、血管ブチ切れそうな勢いで、実はマジ切れだったかも?


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これが引き金となって、MattとJimmyの長い闘いが始まった。激怒したMattは、Jimmyの実際の元カノSarah Silvermanを巻き込み、ビデオでJimmyに報復する。


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Mattに彼女を寝取られたJimmyは、Mattの幼馴染みで大親友のBen Affleckを利用し、これまたビデオで仕返しをした。ふざけたこの動画に、Brad PittやCameron DiazやHarrison FordやRobin Williams(彼も参加してたのね、うるうる)など、大勢の大物スターたちも便乗している。ったく、彼らのこのノリの良さって…(爆)


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2人の関係は更に悪化し、しまいにはMattがJimmyを拉致して、彼の番組を乗っ取るという事態に発展した。このビデオにも豪華なスターが多数出演し、Mattと一緒にJimmyにダメ出しをしている。


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2016年9月18日の第68回エミー賞授賞式には、Mattがりんごをかじりながら乱入し、当然のごとくダメ出し。 宿敵の突然の登場に、司会のJimmyもたじたじ。

それにしてもこの確執というか?ふざけたゲームは、いつまで続くんだろう?(≧∇≦) 飽きない人たちだ(笑) それを観て笑ってる私もだけど、ププッ。


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若い頃のMattは、ゴリラ顔のジミー大西とかぶって、1ミリも好きではなかった。それどころか生理的嫌悪感すら抱いていたのに、いつの間にか大好きな役者の1人に昇格していました。

あの純朴な雰囲気がイイ。黙々と仕事に打ち込む姿は、寡黙で口下手な職人のようだが、素顔はフランクで親しみやすく、そばにいて安心できる。弄られキャラに徹し、ユーモアとサービス精神旺盛で、チャーミングに応酬できるあの余裕が素晴らしいじゃないか。素朴でイモっぽいキャラを逆手にとって、人気をさらっていく才能、彼は本当に頭がいいのだ。茶目っ気たっぷりで、子どものように喜んだり楽しんだりできる。歳とともに人柄の良さが滲み出てきて、役者としても1人の人間としても魅力満載の彼から、目が離せなくなってきました。


by amore_spacey | 2016-11-28 00:00 | My talk | Comments(8)
Commented by sonnys35 at 2016-11-28 10:35
私もケヴィンスペイシィファンなので、いつも愛読させて頂いています
今回のエピソードは全然知らなかったので興味深く読ませて頂きました
マットデイモンに対しても本当に同感でハリウッドスターでこんなに花のない人もいるんだ(失礼)と常々思っていました
が日本のバラエティ番組に出た時の彼が知的で誠実で人間性の良さが溢れ出ていたので、一転ファンになりました
ブログの更新をいつも楽しみにしています
Commented by 松たけ子 at 2016-11-28 20:15 x
amoreさん、こんばんは!
きゃ♡マット♡♡♡好き!大好き!抱いて!
Jimmy Kimmelとマットについて、ご解説ありがとうございます!いったい何なの?と、ずっと思ってたので、謎が解けてスッキリしました♪
日本のバラエティでも、よく険悪、確執あるという設定でタレントが共演、という番組がありますが、明らかに仕込み、やらせで興ざめ。でも、このマットのは確信犯的というか、みんな分かってるけど徹底した悪ノリが笑えて好きかも。グレープなマットの画像、すごい好きなんですよね~。携帯の待ち受けにしたい。
マットは年齢を重ねて、役者としても男性としても、若い頃よりいい男になりましたよね~。多くの日本人からしたら何で?かもだけど、マットってアメリカでは最も精子が欲しい男とか、理想の男性なんですよね。私にはすごく分かる!私もマットの精子、欲しい!(笑)。
Commented by amore_spacey at 2016-12-01 02:44
☆ sonnys35さんへ。
いらっしゃいませ&初コメありがとうございます。
Kevinファンだなんて、とっても嬉しいです。と言いながら、浮気性なのでつまみ食いも頻繁にしております(汗)

2ヶ月ほど前、機内誌に掲載されたMattのインタビュー記事には、ロケで家族から長期間離れると、「寂しくて悲しくてやり切れない。」と答えていました。家族思いで子煩悩(4人の娘さんがいるんですね)な彼に、胸きゅんきゅん。一気にMattファンになりました。
Commented by amore_spacey at 2016-12-01 02:51
☆ 松たけ子さんへ。
たけ子さんのMatt1人祭りに影響されて、私もただ今ひっそりやっております^^ そしてますます惹かれています。たけ子さんの男を見る目は、確かですね。参りました!

「Matt Damon、大変申し訳ないんだけど、時間がなくなってしまいました。」の台詞、これをあちこちで見かけたので、気になって調査してみました。それにしても、こんなバカバカしいことに2人とも(外野の役者たちも)、10年もの間よく付き合ってられるなぁと感心しますね。ユーモアに満ちているのか、単なるおバカなのか?あははっ。とにかくこれを調べているうちに出てきたMattの動画を見ればみるほど、人間味溢れるMattの魅力にハマっていってます。何年か前に彼がアメリカ某雑誌(だったかな?)でセクシーな男性第1位に選ばれたのも、納得ですね。
Commented by patata_lemondrop at 2016-12-13 04:58
エミリアさん、こんばんは。
わお、こんな闘いがあったんですね!動画見てみたら、ジミーさん本当に何度も何度も言ってたんですね、うけました(爆)

今まで全く気付きませんでしたが、本当だ、確かにジミー大西にそっくりですね(笑)
マットデイモン、グットウィルハンティングの演技にやられました、あの映画のウィル役、本当に本当に素敵でした。
とっても良い俳優さんになりましたね。
Commented by amore_spacey at 2016-12-16 01:19
☆ patataさんへ。
あちこちで見聞きしたJimmyの台詞が気になって調べてみたら、10年にも渡る2人のバトルが発覚しました(爆) この2人だけでなく、便乗してビデオに出演している役者たちも、ノリがよくて面白いですよね。「グッドウィル…」、これもよかった。Mattが脚本を書いたんでしたっけ?また見直したい作品です。ホント、素晴らしい役者さんになりましたね。
Commented by patata_lemondrop at 2016-12-16 03:19
グッドウィルハンティング、良いですよね…
確かあの脚本はベンアフレックとの共作でしたね、アカデミー脚本賞の受賞スピーチ、マットは言葉が何も出てきてなくて、すごく愛らしかったんです!多分Youtubeにあるので是非ご覧いただきたい!!
あの映画は脇を固める役者陣も心底素晴らしかったですね、今は無きロビンウィリアムズの演技も震えますね(;_;)
Commented by amore_spacey at 2016-12-20 02:12
☆ patataさんへ。
「グッドウィル…」とても懐かしくなって、さっそく観直してみました。MattやBenもいいけれど、Robin Williamsに泣きました。彼の口から出てくる言葉の1つ1つが、心に沁みました。アカデミー脚本賞の受賞スピーチ、みましたよ。感動のあまりMattは、頭の中真っ白で錯乱気味なとこが、可愛すぎます(*^^*)
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