ヴィクトリア・アンド・アブドゥル (Victoria & Abdul)

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (75点)

ネタばれあり!

e0059574_0445142.jpg
【あらすじ】 1877年、インドのAgraという町に暮らす、24歳の刑務所吏員Abdul Karim(Ali Fazal)は、すらりと背が高いというだけの理由から、ゴールデン・ジュビリーの機会にイギリス・ワイト島にあるイギリス王室の離宮で、Victoria女王(Judi Dench)に古代の貨幣を贈呈する名誉ある役を抜擢された。女王の目にとまり寵愛を得たAbdulは側近として可愛がられ、コーランやヒンドゥー語などインドの文化を教えることになる。作家Shrabani Basuによる、実話を元にした本「Victoria and Abdul: The True Story of the Queen's Closest Confidant」を映画化。(作品の詳細はこちら


e0059574_045389.jpg
e0059574_0452124.jpg
日本に一時帰国した往復の機内上映で、4本半(最後は時間切れ)の映画を観たので、暫くの間そのレビューを綴っていきます。

んもう、Judi Denchの可愛らしさやボケっぷりに、がっつりハートを鷲づかみにされました。彼女が出演する作品は概ね外れることがないので、安心して観ていられる。Judi扮するVictoria女王がとてもお茶目で、憮然とした顔で機械的に食べ物を口に突っ込んだり、肉をムシャムシャ食べたり、上座にいながら食事中に居眠りしちゃったり、自分の気持ちに素直過ぎる姿を観て、思わず頬が緩んだ。


e0059574_0453210.jpg
Abdulを演じたAli Fazalは、彫りが深く濃いイケメン。女王の顔を見るのは恐れ多いこと、絶対に見てはいけないと事前に釘をさされたのに、彼ときたら女王の足の指にキスするという暴挙に出る。あれは死刑レベルなのですが、ここでAbdulが退場してしまうと映画が終わってしまうので、この件に関しては注意にとどまり、Victoria女王の老いらくの恋路線で、話は続行していきます。Abdulとの出会いによって、女性ホルモンが全身を駆け巡ったのでしょう。死んだような顔はほんのりピンク色に染まり、まるで少女のような表情に変わっていくのを、私は見逃しませんでした。彼女ってホントに自分の気持ちに素直で、ウソがつけません。


e0059574_0454327.jpg
e0059574_0455255.jpg
しかしAbdulが結婚していたことを女王が知った辺りから、シンデレラ物語に影がさすようになる。女王命令でインドから呼び寄せたAbdulの妻が、それほど美人でなかったことに女王がホッとしたり、Abdulには立派な一軒家が与えられたのに、一緒にインドから来たMohammedは不当な扱いをうけ、祖国に帰りたいと言い続けながら、寒い屋根裏部屋で弱って亡くなったり。そして女王亡きあとは、Abdulへの寵愛をやっかんでいた息子Bertie(Eddie Izzard)らが、待ってましたとばかりにAbdul一家を追放し、女王とAbdulに関するものも全て焼却。後味はあまりよろしくありませんでした。それはそうとVictoria女王は、熟れどきのマンゴーを召し上がることができたのかしら?それがちょっぴり気になっています。


[PR]
by amore_spacey | 2018-02-14 00:48 | - Other film | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< キングスマン: ゴールデン・サ... 麦の穂をゆらす風 (The W... >>