2017年 06月 10日 ( 1 )

小さな巨人 第1部・芝署編 第1話~第5話

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (78点)

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【あらすじ】 エリートコースを歩む警視庁捜査一課の強行班1係長の香坂真一郎(長谷川博己)は、ある出来事で、上司の小野田義信課長(香川照之)の裏切りに遭い、所轄に左遷された。そんな中、香坂の左遷の原因となった、ネットニュース最大手・ゴーンバンク社の中田和正社長(桂文枝)が誘拐される事件が発生した。
  捜査一課の時と同様に捜査をしようとする香坂であったが、これまで部下だった警視庁捜査一課長付運転担当の山田(岡田将生)に、「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺される。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。はたして彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか!?警視庁本庁と所轄の確執や激しい攻防戦を通して、警察内部の闇を描くエンターテインメントドラマ。(作品の詳細はこちら


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100%エンタメとして、突っ込み入れながら楽しく観ました。ハセヒロが好きで観始めたのに、気がついたら、限りなく黒い存在の香川照之の三白眼や胸焼けしそうな台詞まわし、そして有無を言わせない圧倒的な存在感に、ぐいぐい引き込まれてしまった。あの毒々しさが、もはや病みつき(苦笑) 『半沢直樹』の時より、顔芸や台詞に一段と磨きがかかり、怪物としてどんどん進化している。歌舞伎がかった大袈裟な言い回しは、、歌舞伎役者の本領発揮ってトコですかね。テレビドラマでありながら、舞台劇のようなインパクト絶大。しかしあれだけ顔の表情を難なく変えられるって、化け物だな。表情筋のストレッチ、私も頑張ろう。


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キリッとして三つ揃いスーツをまとい、美しい身のこなしのハセヒロが、悪や不正を暴く正統派の役どころで、これは眼福モノであります。そんな彼も、香川の顔芸に負けるな!と、渾身の顔芸を見せてくれ、ますます惚れました。顔がアップになるシーンが多かったせいもあるが、クールで涼しげな顔立ちのハセヒロが、眉間にシワを寄せたり、三白眼になったり、苦渋に歪んだり。今回はデコがほぼ全開で、スッキリ爽やか。その彼が詰め寄って、畳み込むように喋り切る姿は、爽快でスカッとします。香川とハセヒロの、100%の証拠、200%の覚悟、300%黒だ~!って言葉の応酬は、国民を舐めた幼稚園児レベルの国会討論そのもの。実際、組織の中ってのは、バカバカしい会議や書類や根回しが、ねちっこくはびこってるんだろう。


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仕事一筋のハセヒロも、家では気が抜けたビールのようで、あのゆるさも悪くない。外ではキリッ!家では、ゆるゆる。嫁や母親に突っ込まれて、目が泳いだり、最後のコロッケを母親に奪われたり、もたもたするハセヒロも可愛いな。これはあくまでも私の勘ですが、ハセヒロが醸し出す雰囲気は、Benedict Cumberbatchに似てないか?


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最初はハセヒロの味方なのか?敵なのか?グレーだった岡田将生。肌がつるんつるん、スベスベで、触りたくなる。若いっていいなぁ。彼も香川の顔芸に巻き込まれ、精一杯コワい顔をして見せるんだが、子どもの睨めっこみたいで、微笑ましい。


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安田顕は『下町ロケット』同様、今回も安定の渋い脇役で、彼の持ち味が出ている。刑事コロンボのようだが、髪を整えスーツを着てパリッとすれば、なかなかいい男じゃないか。そういえば彼は、『下町…』の頃から顔芸が得意でした。後半も出演者の顔芸バトルが、とても楽しみです。えっ、和田アキ子が出てるんですかー?


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by amore_spacey | 2017-06-10 23:38 | - Japanese film | Comments(0)