2017年 09月 15日 ( 1 )

マスター (Master/ Ma-seu-teo)

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★☆☆ (75点)


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【あらすじ】 金融投資会社の会長をつとめるJin(Lee Byung-hun)は華麗なテクニックで多額の投資金を集めて裏金を増やし、権力者たちに賄賂をばらまいてビジネスを拡大してきた。会長の悪行を追う知能犯罪捜査班のKim Jae Myung刑事(Gang Dong-won)は、Jinの側近である天才ハッカーPark Jang Goon(Kim Woo-bin)に司法取引を持ちかける。
 しかし裏切り者の存在を察知したJin会長は、大金を持って行方をくらませてしまった。1年後、Jin会長の遺体が海外で発見されたというニュースが報道されるが…。韓国犯罪史上最大規模の金融投資詐欺事件と言われる、実在の「チョ・ヒパル詐欺事件」を題材にしている。(作品の詳細はこちら


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機内上映第3弾。詐欺師に扮する白髪のビョン吉と彼の頭脳として活躍する天才ハッカーWoo-bin、そして彼ら2人を追うDong-won。とびっきり個性的な3人の華麗なる競演から、片時も目が離せませんでした。まずビョン吉の登場が、芝居がかっていて、まるで新興宗教の大集会に現れる教主だ。美しい彼に見とれ、彼の言葉に洗脳された庶民たちが、催眠術にかかったかのように挙(こぞ)って彼に投資する。Jinにしてみれば、笑いが止まらない。それが彼の狙いだから。

カッコイイだけの役者はもういい。今回のビョン吉は、悪に徹しております。詐欺師の強欲な嫌らしさや、傲慢な成金趣味を、隠そうともしない。この潔さは、成熟した役者魂でしょう。ええ、ビョン吉は悪役を演じると、水を得た魚のように生き生きしてくる。それほど濃い顔立ちではないのに、ど派手なファッションが憎らしいくらい似合う。衣装の下に隠れている、鍛え抜かれたナイス・バディの賜物だ。サングラスや携帯などの小物も、身体の一部のように馴染んでいる。彼のような詐欺師になら、騙されてもいいな。いえ、騙して下さい!しかし会長、やりすぎましたな。韓国でがっぽり巻き上げてマニラに高飛びし、今度はマニラ政府を相手に詐欺ですか。韓国内でやめておけばよかったんだよ。


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クールで冷静沈着な刑事。只者ではない。彼はJinの頭脳として働いている天才ハッカーに目をつける。彼をモグラにして、ワンネットワークのシステムを解明し、Jinが経営する投資会社や汚職にまみれた政財界を一網打尽にしようと画策するのだ。いいね、クールな彼もタイプです。


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主役3人の中では、2枚目半的な存在だったKim Woo-bin。好みの顔ではないが、ここぞと言うときに、ちゃんと決めてくれる頼もしいヤツだ。見応えのあるカーチェイスや銃撃戦あり、アップ・テンポでアクションも満載。妥当な結末で、もやもやが残らないのもいい。終わっても席に座って、エンドロールまでちゃんと観てね。


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by amore_spacey | 2017-09-15 00:23 | - Asian film | Comments(0)