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カテゴリ:Old Vic Theatre
  • Richard III (リチャード3世) 
    [ 2011-02-28 00:03 ]
  • Speed-the-Plow 6
    [ 2008-04-03 00:51 ]
  • Speed-the-Plow 5
    [ 2008-03-29 03:49 ]
  • Speed-the-Plow 4
    [ 2008-03-26 01:24 ]
  • Speed-the-Plow 3
    [ 2008-03-22 04:01 ]
  • Speed-the-Plow 2
    [ 2008-03-17 03:42 ]
  • Speed-the-Plow 1
    [ 2007-06-18 23:27 ]
  • A Moon for the Misbegotten (6)
    [ 2006-11-09 04:28 ]
  • A Moon for the Misbegotten (5)
    [ 2006-11-05 18:14 ]
  • A Moon for the Misbegotten (4)
    [ 2006-11-01 01:22 ]
Richard III (リチャード3世) 
久々にケヴィ様の舞台。Old Vic劇場で6月18日~9月11日まで上演。監督はSam Mendes氏なんだけど、ケヴィ様への愛がすっかり薄れてきた、というか本当のところ冷めてきちゃったのデス。熱しやすく冷めやすいワタクシ(ё_ё;) 行く、行かない、行く、行かない、行く、行かない、行く…、花びら占いで決めるか。



by amore_spacey | 2011-02-28 00:03 | Old Vic Theatre | Comments(0)
Speed-the-Plow 6
【番外編】

『The Bourne Ultimatum』
Jason Bourneの動きに興味を持った英ガーディアン紙の記者がJasonの記事を書く。
そのJasonは彼とコンタクトをとり、Waterloo駅で落ち合うことになるのだが…。



Jasonが通ったかもしれない
赤レンガの路地裏。



駅上階にある広告パネルが変わる瞬間に
縦パネルの隙間からスナイパーがガーディアンの記者を射殺?!



『The Bourne Ultimatum』撮影風景はこちらをどうぞ。
ということで、Speed-the-Plowと全く関係のない記事でした。


《完》 お付き合い下さってありがとうございました(*^^*)

by amore_spacey | 2008-04-03 00:51 | Old Vic Theatre | Comments(2)
Speed-the-Plow 5
【パンフレット】

ビジネスを成立させることが、彼らの友情や交流の証でもある。
同性愛的な感情の交流がビジネスの底にあり
また人間を金儲けの奴隷におとしめてしまうものでもあるのだ。

しかしそれでもなお信頼や自己独立や協働を基礎にした
理想的社会を形成する一員でありたいとDavid Mametは願う。



アップで見ると気骨ある表情のLaura



哲学的な?プロフィールのJeff



Kevi様笑ってるぅ(^^)


《次回は番外編》

by amore_spacey | 2008-03-29 03:49 | Old Vic Theatre | Comments(2)
Speed-the-Plow 4
【舞台と作者】

ごめんなさい。最初に謝っておきます。第2幕の途中までしか観ていないのに、舞台レポするなんていい根性してます。分かってます。「お前はそれでもKevi様ファンなのかっ?」な発言もきっとあるから(汗) いえ、あるんです。。。


ええ、今回は共演者に目が行ってしまったんですよ。Jeff Goldblum!いやぁ、実に存在感のある役者さんでした。『ザ・フライ』『ジュラシックパーク』で学者を演じたあの方は、すらりと長身細身でシックなスーツがよく似合う。しかも足がとても長い!中肉中背のKevi様がまるで子どものように(殴っ) Jeffが立ち上がったとたん、会場からは「をを~!」どよめきが起きたからね。声がこれまたいい。1度見たら忘れないあの爬虫類系の顔も、弱気になると守ってあげたくなるような無垢な表情になる。長身だからちょっとした仕草や動きが目立つ、これがまたとてもエレガント。否が応でも観客を惹きつけますね。



今回の役柄は両者共にハリウッドのプロデューサー。プロデューサーと言えば辣腕プロデューサーで新入りを苛め抜いた『ザ・プロデューサー』や言葉巧みにNYの不動産セールスマンたちの凌ぎあいが展開する『摩天楼を夢みて』が思い浮かぶ。どちらも怒涛のような言葉の応酬で、あの頃のKevi様は髪もあったし(もう一発殴っっ!)、貪欲な目をしていた。鋭い切れ味がありました。今は年輪が増えた分、深みが滲み出てきて、これまたいい男。舞台の彼を見てほっこり幸せな気持ちになるのは、舞台に立つ彼が生き生きとしているから。舞台のために生まれてきたような人だ。観客の視線が自分に集まる。場内の空気がリアルに伝わる、こればかりは映画では味わえない。観客もまた役者の生の息遣いを感じ取ることが出来る最高の場所なのだ。だから舞台通いは止められませんね(^^)



さて3人目の共演者Laura Michelle Kelly、新しいところでは『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』でJohnny Deppと共演している。若手役者でありながら舞台の場数を踏んでいるだけあって、特に視線や目の動きや流し方が遠目にもよく分かる。男の世界で女がステップ・アップしていく手段と言えば、あれしかない。女の武器をちらつかせながら罠にかかろうとする男を、うまく手玉にとってのし上がっていこうと目論む。ブロードウェイではこの役をMadonnaが演じたという。ご覧になった方はいますか?彼女の肉感的な誘惑とLauraの知的で都会的なセンスを合わせると、この女性像はほぼ完璧な姿になるだろう。Madonnaを観ていないから分からないが、少なくともLauraは脚本を書いたDavid Mametが描く女性像により近かったのではないかと思う。


Davidの代表的な作品と言えば、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』『アンタッチャブル』『ハンニバル』。シカゴ駅の階段をゆっくり落ちていくベビーカーを、Andy Garciaが発砲しながらスライディング・キャッチしたあのシーンは、映画史上に残るシーンの1つであろう。人々の娯楽が芝居から映画やTVへ移行する時期に、脚本家として活躍しているDavid。その本音を書き綴ったのが『Speed-the-Plow』。脚本家の権力が落ちていくことへの憤りと悲しみと淋しさ、商業主義に走る映画配給会社への皮肉が暗に込められているのである。


過去に観たケヴィ様の3つの舞台のうち、一番分かりやすかったのが『Speed-the-Plow』だった。時代背景が現代に近いことと、訛りのない普通の英語だったことが幸いしたのかもしれない。それにしても今更ながら、自分史上最悪のアクシデントのせいで(もともとは3時間半のフライトの遅れが悪いんだけど)、Kevi様のマシンガン・トークが炸裂する、肝心要の第三幕を見逃し(聞き逃し)てしまったのは、残念無念でなりません。
写真はこちらから転写。


《 次回はパンフレットの紹介 》

by amore_spacey | 2008-03-26 01:24 | Old Vic Theatre | Comments(4)
Speed-the-Plow 3
【悲劇】

はぁはぁ肩で息をしながら、友人とともに着席する。ゆでだこのように真っ赤な顔の私を見て、付近の客は怪訝な顔をするが、私は開演に間に合った幸運をかみしめていた。間もなくステージが明るくなり、ケヴィ様が登場。あのヴェルヴェット・ボイスが劇場内に響き渡る。「今年も来たよ!」心の中で呟く。舞台に立つ彼は、水を得た魚のように生き生きと輝いている。ああ、惚れ直してしまう 年々デコの面積が広くなっているが、それもキューピーのように愛嬌があって可愛い。相棒のジェフ・ゴールドブラムと小気味のよい会話が展開していく。金持ちになったら何がしたい?2人の夢は膨らむ。あのマシンガントークはまだ出て来ないから、充分についていける(^^)v …と、背中の下がざわっとしたような気がした。手足の感覚もいつもと違う。自分のものではないような違和感がある。鉛のような重みがじわじわと胸を締め付けてくる。頭がじーんと痺れ、身体が重くてだるい。

舞台には第3の人物ローラ・ミッシェル・ケリーが登場。彼女はミュージカルの場数を踏み、去年は初ソロアルバムもリリースした役者だ。若いながら堂に入ったものである。すると、またしてもざわざわと胸騒ぎ、嫌な予感がする。冷や汗が背中を伝い始め、手足がやけに冷たい。舞台が徐々に遠のいていく。ケヴィ様や共演者の声がガラス越しのようにくぐもっている。嗚呼、苦しい、とても苦しい。だるくて座っていられない。隣に座る友人が私の気配に気づいて、「どうかした?」とささやく。手で大丈夫と合図するが、大丈夫どころではなかった。

この日は朝5時前に朝食をとってから、水以外は口にせず。運動不足の身体に鞭打って走った、走った。3時間半のフライトの遅れによる焦りと混乱で、緊張の糸が最高潮に達していたのだ。開演にスライディング・セーフで着席できたことで、一気に安堵の底に落ち着いて、疲れが吹き出てきたのだろう。

来る気はさらさらなかったのだ。今年の舞台には最初から気乗りがしなかった。しかし2月に始まったこの舞台の、各方面での反響があまりにもよいではないか。一足先に観た友だちも太鼓判を押す。「今までで一番いいよ。」 それじゃあ、観に行ってみるか。慌ててチケットとフライトを予約する。その無計画さがアダになり裏目に出たのだ、きっとそうに違いない。

「ごめん、何だか気持ちが悪くて…」 とうとう我慢できず、胸を押さえながら友人にささやく。「ねぇ、本当に大丈夫?」彼女の口が動く。ああ、意識が朦朧として手足が痺れ、脂汗まで出てきてうまく答えられない。「ねぇ、出たほうがいいんじゃないの?すごい顔してるよ。」 暗転した劇場内でも蒼白になっているのが分かるらしい。もう観劇どころの話ではなくなった。友人に支えられるようにして席を立つ。端っこに近い席だったのが幸いだった。数人の観客の前を「ごめんなさい。」と横切って客席通路に出る。場内係員が静かに近づいて出口まで付き添ってくれた。



正面入り口脇の階段に座り込むと、女性係員が駆け寄ってきて「何かあったのですか?」友人は事情がよく飲み込めないまま、「彼女の気分が悪くなって出てきたのです」手短に説明する。私は「寒い。気持ちが悪い。手足が痺れている。」を繰り返し、「とりあえずトイレに…」と言って、友人の付き添いでトイレに行く。しかし何の解決にもならなかった。とにかくどこかで横になりたい。楽になりたい。「あの、救急車を呼んだほうが…いいのではないかしら?」 女性係員がおずおずと提案する。「救急車?」 非常事態の中でこの言葉を聞いた途端、身体が一瞬しゃんとしたような気がした。救急車はゴメンだ。ロンドンで入院?それだけは避けたい。「いえ、もう少しこうしていれば、落ち着くはずですから。」蚊の泣くような声で答える。そこへ別の係員が水の入ったコップを差し出してくれた。「ゆっくり飲んだほうがいいですよ。」言われるまま、口の中を湿らす程度に飲む。ほんの少し落ち着いてきたが、手足はまだ冷たく、締め付けられたような胸の重みは、相変わらずそこに居座っている。

これはデヴィッド・マメット(舞台の原作者)の呪いではないか?今回は原作さえ読んでこなかった。そしてケヴィ様がアルパチーノやジャック・レモンなどの大物役者と共演したデヴィッド原作&脚本の『Glengarry Glen Ross / 摩天楼を夢みて』(1992)、言葉の嵐のような作品。やっと届いたあのDVDをそのまま棚に仕舞い込み、取り出したのはその半年後。しかも後半で寝てしまい、未だに作品の全容がつかめていない。ああ、絶対にデヴィッドの呪いだ。それともケヴィ様の怒りを買ったのか?うちにある額入り出演映画ポスター8枚の埃を、随分長いこと払っていない。最近キム様アレッシオ様に浮気していることも、ケヴィ様のご機嫌を損ねたのだろう。それとも日本映画に浸かり過ぎた時期があった、あれが原因?(これらは帰宅してから自問自答した部分。あの時にはそんな余裕などなかったから。)



「ねぇ、よかったら私の知り合いのところに行かない?ピカデリー広場の近くなんだけど。」トイレに入っている間に、彼女が誰かに連絡をつけてくれたらしい。いつもだったら丁重に断るところだが、とにかくどこかで少し横になりたかったから、「迷惑じゃないの?」と言いつつ、私の目は承諾していた。そうなると友人の行動は素早い。通りに出てタクシーを呼び止め路肩に待たせてから、係員に状況を説明して戻ってきた。劇場側としてはやっかいな重荷を降ろせるという?安堵を内に秘めながら、「本当に大丈夫ですか?気をつけてお帰り下さい。」の言葉とともに、劇場の玄関から見送ってくれた。

タクシーはピカデリーの路地裏に停車すると、友人は出迎えた知人に二言三言交わし、タクシーの中で斜めになっている私を2人して抱え出してくれた。知人の事務所がここにあるらしい。事務所の奥にある仮眠室になだれ込むように身体をうずめる。ここで再度ほっとしたのか、しばらくうとうとしていたようだ。時間にして10分ばかり。気がつくと手足の冷えはあるものの、胸の重苦しさは引いたようである。脂汗も冷や汗もない。身体の震えも止まった。「これ飲まない?」と言って友人は紅茶のような飲み物を差し出す。「知人がよく行くお茶のお店で買ったハーブティーなんだって。」 こんな香りは初めてだった。ハーブというよりスパイスティーに近い。一口飲んでみる。ああ、おいしい、とてもおいしい。身体中に元気の素が穏やかに広がるようだ。

「ねぇ、やっぱり無茶したんだよ。あんな勢いでずっと走ってきたの?」友人が軽くたしなめる。そうだ、そうなのだ。普段は殆ど身体を動かさないのに、今日は半日で10年分くらいの体力を使った。心臓があえぐのも無理はない。それでなくても心臓に悪いことがあったばかりなのだから。舞台を観たいばかりにチケット代惜しさに、まったく無茶をしたものだ。だからこのザマ。泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目…。しかも多くの人を巻き込み、心配までかけた。自己嫌悪。猛反省 "○┓ペコリ  

時刻は午後4時すぎ。今から劇場へ戻ってステージドアで待機しても、ケヴィ様や共演者の出待ちにはもう間に合わない。サインはおろか、握手もツーショット写真も無理だ。でもそんなことはこの際もうどうでもよくなった。そしてあの胸の苦しさから解放された幸運を神に祈った。「せっかくだからこの近所を少し散歩したいな。」この期に及んで?という友人や知人の眼差しを制して、事務所を出ようとすると、「じゃあ、私も少し時間があるから付き合う」と友人。本当は心配だったのだろう。仮眠室を提供し、おいしいお茶をご馳走してくれた知人には丁重にお礼を述べて、友人と共にピカデリーの街へ出ていく。外は小雨が降っていた。  *1&2枚目の写真は、プログラムから転写。

《 次回は舞台レポです 》
*     *     *

ブログの表示不具合の調整をしていたら、うっかり前回の記事を消してしまいました、うわーーん(号泣)!呪われてるようですぅ。コメントを下さったぽんさん・赤メガネ☆さん・お松さん・Kchanさん・Marmiteさん・しばこさん・琵琶湖kayoさん・Miyakun・かっこさん、コメント返しはこの記事のコメント欄にてさせて頂きました。本当にゴメンなさい。

by amore_spacey | 2008-03-22 04:01 | Old Vic Theatre | Comments(18)
Speed-the-Plow 2
【プロローグ】

何となく嫌な予感はあったんですよ。
前日ジーンズの浅い前ポケットに入れていた携帯。クリスマスにクマくんがプレゼントしてくれた、色んな機能付きの携帯が、ポケットからぽろりとこぼれ落ちて、硬い床にカーーンと激突☆ 衝撃で本体からバッテリーとカバーが外れて、バラバラに散乱してしまった。幸い元通りにしてみると、問題なく使用できる。しかし、カッチリはまっていたカバーは微妙に浮いて、手荒く使えばまた外れる可能性は大きい(泣) 「浅い前ポケットには入れないほうがいいなぁ」と思いつつ、うっかりやってしまった失態。それはとんでもないことになった今回のロンドン旅行の序章なのであった。



2008年3月15日朝7時のフライトでロンドンへ。11時にピカデリー広場で友人と落ち合い、ソーホーでランチ&お散歩。そしてウォータールー駅に近いOld Vic劇場で午後2時30分に開演のSpeed-the-Plowをもう一人の友人と観る、終わったらウォータールー駅界隈~テムズ河畔をぷらぷらして、夜7時30分の便で帰宅。これが1分をも無駄にしない今回の完璧なるロンドンでのスケジュールでありました。

ところが、ボローニャ空港に着くや否や、「BA1時間の遅れ」の文字が飛び込んでくる。予定通りに行ったとしても、ロンドンでの持ち時間は正味7時間だから、1時間の遅れは大きいんだぞぉ、がるるるるぅー。しかし機材整備とあれば、仕方がありませぬ。待ちます。そして1時間遅れで搭乗する。いよいよ、ロンドンへGOooo!飛行機のウォーミングアップ・エンジンの唸りに合わせて、気分は最高潮に達する(^^)



と、その時突然、エンジン音がピタリと止まる。えっ?小窓から下を見ると、整備士たちが大道具を載せて、私たちが乗っている英国航空機に近づく、近づく、どんどん近づく。あっさり搭乗口が開かれ、2人の整備士がわらわらとコックピットに入り込む。何?何なの?何事が起きたんですの?英国人乗客が乗務員に聞くが、何とも要領を得ない回答で(この時点では乗務員たちに詳細が知らされていなかった)、機内にはざわざわと灰色の空気が流れ始める。

時計を見ると8時出発の予定が既に30分も経過している。何人もの乗客から矢継ぎ早に状況説明を求められた乗務員のチーフが、この場を何とかして欲しいと整備士の一人にマイクを渡す。「一刻も早く出発ができるよう、最善の努力を尽くしておりますので、15分ほどお待ち下さい。」 すっきりしない説明。15分って1時間はかかるってことだよなァ。沈んだ空気を切り換えるかのように、乗務員は飲み物と軽食を配り始めた。それを頬張る人、テーブルにおいて携帯電話に張り付いている人、諦めてシートに深く沈んで眠る人…。「あと30分で何とかなりますように!神様、どうかお願いします。」私は心の中で手を合わせて祈った。こうしている間にもロンドンでの時間がどんどん削られていく(焦燥)

一旦落ち着いた機内の空気を逆撫でするように、乗務員の機内アナウンスが流れる。
「機材の整備にもう少しお時間を頂戴することになりそうです。お手数ですがお手回り品を持って、4番ゲートまでお戻り下さい。4番ゲートでは地上職員が対応にあたっておりますので詳細をお聞き下るようお願い申し上げます」
ガビビーーーーーーーン!降りろってか?時刻は9時10分であった。

《 続く 》

by amore_spacey | 2008-03-17 03:42 | Old Vic Theatre | Comments(10)
Speed-the-Plow 1
【上演決定】

6月初めにOld Vic劇場のニュースレターが届きました。いつもなら斜め読みでゴミ箱ぽいの私が、この日はなぜか最初から最後までじっくり目を通していました。    ん?途中で目が止まる。

~ デヴィッド・マメット(David Mamet)脚本のSpeed-the-Plow(1988年作)が、2008年1月~4月8日までケヴィ主演にて上演決定!
(チケット販売開始は今年の秋から) ~


わ~い、嬉しいなぁ(^^)(^^)(^^)(^^)

毎年秋には彼の舞台があるのに、今年は何の予定も発表されなくてがっかりしていたところへ、このビッグ・ニュース(^^)
しかし… デヴィッドの脚本は、いつも台詞がてんこ盛り。ケヴィも出演したデヴィッド脚本の『摩天楼を夢見て』、実はDVDを2回観て2回とも後半でうたた寝。だからストーリーが今だに把握できていません(-.-;)

そしてSpeed-the-Plowでは、またケヴィのあの機関銃の喋りを観ることが(聞くことが)できるそうな(汗) 嬉しいのやら悲しいのやら。ってか、舞台のケヴィっていつも喋り詰めなんですけど。舞台の会話について行けるかなぁ?不安。

by amore_spacey | 2007-06-18 23:27 | Old Vic Theatre | Comments(4)
A Moon for the Misbegotten (6)
【パンフレット】

大きな満月。
この月の光を浴びながら
Jimは母との和解を達成。
Josieは「理想の女性」として
Jimの人生の終幕を飾る。




練習風景。
どの場面なのか?
う~ん、分からない。
Kevinのこの表情が
ぐぐっと胸に迫り来る…。


  《完》 お付き合い下さってありがとうございます(*^^*)

by amore_spacey | 2006-11-09 04:28 | Old Vic Theatre | Comments(14)
A Moon for the Misbegotten (5)
【ステージ・ドア・後編】

出待ちのKevinファンの7人目=最後がアタシ。


amore 「きょ、今日は…、素晴らしいステージをありがとうございました。」 上ずる声。
Kevin 「こちらこそありがとう。」 パンフレットにサインをしながら…。
amore 「原作を読んだのだけれど、難しかったです。」
Kevin 「ん?(^^)…」 にっこりキューピー笑顔。
amore 「あの、去年の『リチャード2世』のほうが楽しめました。」 大胆発言( ̄∇ ̄;)
Kevin 「そう。ありがとう(^^)」 また彼にっこり。


きゃあぁぁ
毛穴まで見えてしまう至近距離。
こんなに近づいちゃっていいの?いいの~?いいの~~~~~?


amore 「去年はOld Vicのドイツツアー&ファンの集いが行われたそうですね。」
Kevin 「うん。そうだったね。」
amore 「イタリアにもたくさんファンが待ってます。イタリア・ツアーも検討して下さいませ」
Kevin 「∂ ㈱ Ю ♯ Ф $ …だよね?」


え゛っ?


何て言ったの?
Kevinが問いかけてくるなんて、私の筋書きにはないゾ~(汗)
想定外の出来事に慌てる。


amore 「は?」 思い切り尻上がりの語尾。
Kevin 「…うん、イタリアは近くて遠い国だね(苦笑しながら)」
amore 「あのぉぉ、それは?」 Kevin、何が言いたい?
Kevin 「いや、いつか舞台ツアーで行きたいね。」 はぐらかされ…た?^^; 
amore 「おいしいものもたくさんありますから、ぜひぜひきて下さい。」 
Kevin 「ありがとう。」 にっこりキューピー笑顔。


間髪入れず右手を差し出して握手。
もみじのような小さな小さな
私の手をすっぽり包み込む、大きくて包容力のある手。
そして、なんて長くて綺麗な指。
Kevinの手をじーーっと見る。


じーーーーーーーーっ



い、いかん。
ぼんやり見つめている場合ではない。
写真、写真☆

ハッと現実に戻り…



amore 「あの、一緒に写真を撮らせてもらってもいいですか?」 
Kevin 「もちろんどうぞ。」
パチッ☆


amore 「本当にありがとうございました。」 お辞儀~。
Kevin 「どういたしまして。」 にこっ。 そしてまた握手(^^)v

最初の一言が出たら
あの緊張がうそのように気持ちが落ち着いてきて
言葉が数珠つなぎに連なって出てきました。
とても長い時間に感じたのだけれど…
正味1分くらいだったでしょうか。
彼は誰にも気さくに話しかけてました。
上機嫌な彼をこんな間近に見る幸せ~♡



心の底から沸き上がる
幸せな気持ちをかみしめながら
湯たんぽを抱いたように
ポカポカあったかい気持ちで
Old Vic劇場をあとにした私は
雨上がりのテムズ川畔を歩きました。
私の横には
先刻ステージ・ドアで言葉を交わした
Kevinが


「あれが◎◎だよ」 
「ここは僕が早朝マラソンでよく来るところなんだよ」
「お気に入りのカフェがそこにあるんだけど、一緒にどう?」

私の耳元には彼の心地よい声が
いつまでも響いていました。


  《続く》 

by amore_spacey | 2006-11-05 18:14 | Old Vic Theatre | Comments(22)
A Moon for the Misbegotten (4)
【舞台 & Eugene O'Neill】

Eugene の描くJosie Hoganは、母・娼婦・処女と、男性にとって好ましい役柄を次々に使い分ける、まさに「女優」のような存在。大柄で粗野で決して美人ではないが、温かみのある顔立ちが人をほっとさせる。したたかさと気風のよさは、父親譲りに加え幼い頃から農作業で培ったものであろう。


Eve Best扮するJosieは、カバを2頭並べたようなデカいサイズでも不細工でもなく、どちらかといえば均整がとれた体格に、都会的ですらある魅力的な容貌の女性だなぁと思った。しかし舞台が進行するにつれ、Eveの身体の中から発するしなやかなエネルギーが、Josieの粗雑であばずれなうわべとは裏腹な女の温かさや懐の深さに重なり合い、「彼女の小柄な体格でJosieを演ずるのは無理ではないか?」 というスタッフの当初の不安を覆す素晴らしい演技を見せてくれた。


Colm Meaney演ずるJosieの父親Phil Hogan。
安酒場で酔っ払った男たちが交わすような下世話な会話を、実にコミカル&リズミカルに娘と交わしている。父親でありながらJosieの中に女の部分を嗅ぎ取る、それはやもめの身であるが故の?危うさなのか。娘への限りない愛情と慈しみを素直にストレートに表せないでいる不器用な父親を巧みに演じていた。


不器用と言えば、PhilもJimもJosieも、本音を語ることが実に下手くそ。些細な行き違いに悶々としながら、相手の心の底を何とか探ろうと紆余曲折を辿る、誠に不器用な人たちなのである。そんなJimやJosieにも幸福の瞬間が訪れる。月明かりが2人を照らし出す ほんの束の間の幸せ。


 母がいないこの世界を認めることができない、現在を否定するJim。酒の力を借りて自分を誤魔化し、現実直視を避けながらその日その日をやっと生きのびている。母に捨てられたと絶望するJimの母性への渇望。それをJosieとの一夜の心の通い合いによって取り戻し、母との和解を達成する。 
 一方「母親」としての精神的な自立と勇気があり男並みの腕力を持つ一方で、はすっぱな女を演じながら、実は汚れなき処女であるJosieは、「理想の女性」としてJimの人生の終幕を飾る。Josieは処女のまま彼と別れ、父親との生活に戻る。そんな娘を不憫に思いながらも、また2人のいつもの生活が続けられることへのかすかな安堵に浸る父親Phil。


おのおの、また新たな一歩を踏み出さねばならない。


ノーベル文学賞やピュリッツァ賞を受賞し、華々しい劇作家の出世街道を走るかに見えるEugene。しかし彼の私生活には常に暗い影が忍び寄り、心の平安を得ることがなかったであろうEugeneの哀しみと絶望。

「(悲しげな、やさしく憐れむような顔で -- 静かに)ねえ、Jim(Tyrone)。
もうすぐ、望みどおりに、眠ったまま死んで行っておくれ。
いつまでも、罪を許されて、安らかに」

ラストシーンのJosieの台詞に出てくるForgiveness and peace、これはJimの姿を借りたEugeneの兄や母や家族への許しでもあるのだろうけれど、おそらく自分自身への許しと心の平和を請いたかったのでは?と思えてならない。

Misbegotten means 'misbirthed'
- it describes people who are of neither world, and who cannot settle.
 high life:Kevin Spaceyへのインタビューより引用

*************************************************
Written by Eugene O'Neill
Directed by Howard Davies

Cast
Josie Hogan : Eve Best
Mike Hogan (Josie's brother) : Eugene O'Hara
Phil Hogan (Josie and Mike's father) : Colm Meaney
Jim Tyrone : Kevin Spacey
T Stedman Harder : Billy Carter

Design : Bob Crowley
Costumes : Lynette Mauro
Lighting : Paule Constable
Music : Cominic Muldowney
Sound : Christopher Shutt
Running time : Three hours with one interval

写真(C)はこちらから、写真(H)はこちらから拝借。

  《続く》 

by amore_spacey | 2006-11-01 01:22 | Old Vic Theatre | Comments(2)