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Ratatouille (レミーのおいしいレストラン)

私のお気に入り度 ★★★★☆(84点)

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グルメの都パリを舞台に、シェフを夢見るドブネズミと料理の苦手な見習いシェフが巻き起こす奇跡を描く。
天才的な料理の才能を持ち、いつか一流レストランのシェフになるという叶わぬ夢を持つドブネズミのレミー。ある日レミーは嵐で家族とはぐれてしまい、パリのとある一軒のレストランに辿り着く。そこはレミーが尊敬する亡き名シェフ、グストーの店だった。その厨房では見習いシェフのリングイニがスープを台無しにする失態を演じてしまうが、レミーのお陰でスープは最高の味に仕上がり店の看板メニューになる。こうして彼らは秘かにコンビを組み、パリ一番のシェフを目指すことになるのだが…。



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ただひたすら食いしん坊なだけの兄エミールは、実はひどい味音痴なのだけれど、仕草や考え方が非常に大らかで、弟思いのいいヤツなんだ。
弟レミーの手引きで、グストーの材料倉庫から食糧を運び出す時も、人の気配がしたから命懸けで隠れていなくちゃならないのに、横にあったぶどうに食らいつくなんて、全部口に入れるなんて、本当にタダの食いしん坊だね、兄貴(^^)



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ああ、パリが一望できる5つ星の屋根裏部屋~♡ パリの昼間の地上の景色も素晴らしいけれど、このアングルから見る夜景は旅情をそそりますなぁ。すぐにでもパリに行きた~い!それからこの愛らしくていじらしいレミーの表情や鼻や手の動きが、うちのハムスターのグリちゃんとかぶって、そりゃもう可愛くて可愛くてたまらなかった。それにしてもネズミの動きを実によく観察してCGアニメ化している!(感嘆) グリちゃんがスクリーンにいるのかと思ったくらい。



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このリングリニにそっくりな子が昔勤めていた会社の後輩におりました。彼の髪を真っ黒にすればそのまま後輩のできあがり(^^) そして「グストー」の料理長スキナーのような人、こんなのがイタリアにもいますねぇ。小心者で疑い深くて儲け第一主義の男。心のこもっていないただの高級高額料理なのに、見栄っ張りでカッコつけたがりの奴らが有難がって行くんだなぁ。



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そのカッコつけたがりのカテゴリーに入るのが、ペンで攻撃する料理評論家という変な肩書きの輩たち。奴らの評価で成り立つミシュランガンベロ・ロッソ…が選んだ「○○年の第一位のレストラン」に輝いた誉(ほまれ)高い店が近くにあるけれど、有名に成りすぎていつも予約で満杯。忙しすぎてカメリエレたちはとげとげしい表情で料理を配っている。「食わせてやるんだ!」という態度。何てことのない料理が何でこんな値段になるんだ?料理ってミシュランやガンベロ・ロッソの名を掲げて、客を威嚇するものじゃないだろう?目で鼻で舌で楽しみ、リラックスした雰囲気の中で味わうものなのに。有名に成り過ぎた哀しさョ。
日本にもあるでしょ、寿司屋や天ぷら屋のオヤジの流儀で食べないと、追い出される変な店が。鼻白んじゃうよね。「材料は○○産で、こうしてああして、○時間煮込んだソース」長いだけの能書き。それがなきゃ食えないような代物なんか出すな!主役は料理と客、ミシュランはすっこんでろ!それを履き違えているようなお店はお断り。

イーゴなる人物もまた、大衆に迎合したうるさい薀蓄(うんちく)を並べる料理評論家と称する輩。が、泣き所は、おふくろの味であった。「わしを唸らせるような料理を作ってみろや!」とリングイニに挑戦状を叩きつけた彼の、ラタトゥイユを口にした時の表情は、分かっちゃいたけど、私の頬もぐ~んと緩んだね(*^^*)
香りや音や味は色んな思い出と切り離すことが出来ない。忘れていた(堰き止められていた?)マンマへの思慕と懐古の情が、冷徹・堅物イーゴの中で一気に溶け出しあふれ出てきた。これこそ「誰にでも料理はできる」という世界最高のシェフ、グストーの言葉を代弁した瞬間ね。


製作国:USA
製作年:2007年
監督:Brad Bird, Jan Pinkava
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by amore_spacey | 2007-10-24 00:40 | - Other film | Comments(4)