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Prison Break season 4 episode17 (プリズン・ブレイク シーズン4 第17話)

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米FOXは去る1月に『プリズン・ブレイク』を現在放送中のシーズン4で終了することを発表しましたが、そりゃ、そうでしょ。これ以上続けるのはぜったいに無理ずら。シーズン4に入ってからは、ありえないシチュエーションがてんこ盛りで、突っ込みどころ満載なのはいいんだけど、シーズン1~2の頃にあったドキドキ&ハラハラ・先が見えない状況が本当に少なくてがっかりしていたんだから。



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今回びっくりしたのは、野際陽子の特別出演!!! シーズン4残り6話を何とかやりくりするために、とうとうLincoln&Michael兄弟のママまで登場させるのですが(苦し紛れもいいとこね)、このママが野際陽子に酷似なんです。ショートカットのAngelica Hustonにも似てる。野際陽子もついにアメリカ進出したのかー、と一瞬思いますた(^^)

ところで今更なんですが…、Lincoln BurrowsとMichael Scofieldの2人は、兄弟なのにどうして苗字が違うんでしょう?(第19話でこの謎は解けました。そーいうことだったんですか。さぁ一体どうやってシリーズを完結させるのか?楽しみになってきましたョ)


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by amore_spacey | 2009-04-30 00:04 | - TV series | Comments(2)

Questione di cuore

ネタばれありありあり!

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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心臓循環器科の回復室で偶然隣り合わせたシナリオ作家Alberto(Antonio Albanese)と自動車整備士Angelo(Kim Rossi Stuart)。Albertoは映画界という表面的には華やかな世界に身を置きながら、常に孤独感を引きずり自分の殻の中に閉じこもっている。同じように孤独なAngeloには、3人目の子を宿した美しい妻Rossanaに思春期の反抗期真っ只中のPerlaと可愛いAirtonの2人の子どもがいる。社会背景の異なる2人はこの出会いを通して、同じ船(心臓病)に乗りあわせた同志のようなものを互いに感じ、徐々に心を開けながら不思議な友情を育んでいく。その一方で担当医師から受けた絶望的な宣告を、Angeloは誰にも告げず一人ひっそりと消化し受け止め、愛する大切な家族をAlbertoに託していこうと決める。



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この作品がおもしろい!と思ったのは、見るからに風采の上がらないAntonio Albaneseがシナリオ作家を、眉目秀麗なKim Rossi Stuart様がオイルにまみれた自動車整備士を演じるという、意外な配役にありました。どうみたって華麗なる映画の世界に生きるシナリオ作家には、Kim様のほうがふさわしいじゃありませんか!この2人のうまさ、そして意気投合振りに驚きました。昔から2人で漫才やってたんじゃないの?ボケと突っ込みのタイミングが絶妙なんです。



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Giorni e nuvole(日々と雲行き)で、共同経営していた会社から2ヶ月前に追い出されて失業した夫を演じたAntonio Albanese。あの時も見映えの悪いおっさんだなぁと思いましたが、いやいやどうして、人には見られたくない醜悪な一面を、人間味あふれる表情や言葉で、そりゃもう、見るものを唸らせます。



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Tutta la vita davanti(見わたすかぎり人生) で惜しげもなくヌードを披露してくれた(お尻が可愛いの)Micaela Ramazzotti。彼女のキッとなった表情が好きですわぁ。

まだまだ続くKim様…
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by amore_spacey | 2009-04-25 00:13 | - Italian film | Comments(4)

La giusta distanza (まなざしの長さをはかって)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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北イタリアを流れるポー川河口の小さな村に、若い女性Maraが非常勤講師としてやって来る。彼女の美しさに魅了された、チュニジア人の自動車修理工Hassanやジャーナリスト志望の18歳の青年Giovanniや村の資産家で妻のあるタバコ屋の主人Amosらが、彼女に思いを寄せる。当のMaraはバスの運転手Guidoに淡い恋心を抱いていた。しかしある日この小さな村で殺人事件が起きた…。07年ローマ映画祭コンペ部門出品。



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美しいMaraに心を寄せる3人の男たちHassan&Giovanni&Amosの関係が作品の軸を成しているが、TVやPCゲームにハマる現代っ子やネット紹介によって東欧の女性と結婚するイタリア男やイスラム文化&習慣の一面をちらりと見せるなど、イタリアの現状が随所に織り込まれている。またMaraがやってきた小さな村に暮す、個性の強い一風変わった村人たちも、目立ちすぎず引き過ぎない脇役として登場している。



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Maraに淡い思いを寄せつつも、彼女とHassanの急速な接近を一歩退いて見守るGiovanniは、歳の割に冷静なところがあるなぁと思う。そんな大人びた一面を、「こいつはものになるかもしれない」と地方新聞の編集長(Fabrizio Bentivoglio)は見抜いたのだ。彼は言う、「ある事件を記事にするとき、それに近づきすぎると感情に溺れて客観的に書けない。遠ざかりすぎると事件の真実味が失せ、事件の生々しさが伝わらない。ちょうどよい距離を置いて書くのがジャーナリストの使命である。」 物事も人間関係も家族関係も何もかも、ほどよい距離を置くのがよいのである、と。それがなかなか難しいから、人は悶々とながら暮してんじゃありませんか。



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『ヴェニスで恋して』『日々と雲行き』で特異なキャラクターを演じたGiuseppe Battiston、この作品でもはぢけ飛んだ人間味のある濃いタバコ屋の親仁を好演しておりました。実生活にこんな人が居たらちょっぴり暑苦しいし(見た目)、鬱陶しくて迷惑で仕方がないところだけれど、人生がとっても楽しくなるだろうなぁ(^^) Fabrizio Bentivoglioも直球型&歯に衣着せぬ物言いで、味のある編集長でした。ところで彼のあのワイルドな髪型は、小泉元首相に対抗意識を燃やしているのかすら?

製作国:Italy
初公開年:2007年
監督:Carlo Mazzacurati
キャスト:Giovanni Capovilla, Valentina Lodovini, Ahmed Hefiane Giuseppe Battiston Fabrizio Bentivoglio ...


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by amore_spacey | 2009-04-21 03:17 | - Italian film | Comments(0)

The Tudors Season 3 (テューダー朝)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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待望のシリーズ3が始まりました~!少し哀愁を帯びたテーマソングは何度聞いてもいいですねぇ。回を重ねるごとに野性味を増すJonathan Rhys Meyersの魅力に溺れ死んでしまいそうになりますが、彼と幼少より宮殿で一緒に育った親友Charles Brandonを演じる爽やかなHenry Cavillが登場すると、ハッとときめくワタクシは、ヘンリー8世の上をいく浮気性なのだわぁ(*^^*)



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暇さえあれば2番目の妻Anne Boleynと熱く絡み合っていたSeason 2の頃のようなぎらぎら感はないけれど、相変わらずの絶対君主ぶりは衰えておりません。跡継ぎの男児誕生にかけている王は、3番目の妻Janeがいっこうに赤ん坊を宿す気配がないのにイライラ。彼女はAnne Boleynとは対照的に、知的で冷静な判断を下すことができる。気高く模範的な妃の全てが王には鼻について仕方がないのです。



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特別ゲストとして英国を代表するR&Bソウル歌手のJoss Stoneがヘンリー8世の4番目の妻を演じるということで、話題沸騰☆ 彼女がヘンリー8世の8人の妻の中で一番長生きしており、The Tudorsでは重要なキャラクターとなる…らしいデス。The Tudors Season 4が6月にクランクインするそうです。Jonathan Rhys Meyersの続投も決定し、ますます絶好調のシリーズでこの先も目が離せません。

製作国:USA
初公開年:2009年
番組制作:Michael Hirst
キャスト:Jonathan Rhys Meyers, Henry Cavill, James Frain, Annabelle Wallis, Alan Van Sprang, Joss Stone ...


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by amore_spacey | 2009-04-17 23:26 | - TV series | Comments(0)

Kim Rossi Stuart

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2009年4月17日公開予定のQuestione di cuoreで共演する3人
Antonio Albanese&Micaela Ramazzotti&Kim Rossi Stuart



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Micaela Ramazzotti&Kim Rossi Stuart

io donna 2009年4月11日号より転写。


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by amore_spacey | 2009-04-14 05:46 | My talk | Comments(0)

L'aria salata (潮風に吹かれて)

私のお気に入り度 ★★★★☆(78点)

ネタばれあり。

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刑務所で服役者の社会復帰を手助けする職務に熱心な青年Fabioは、隣人殺人で20年の刑に服す気難しい初老の男を担当することになった。Fabioはこの男に深い興味を持ち始め、辛抱強く対話を続けてゆく。が、その男が実の父親と分かると積年の恨みが噴出し、Fabioはコトあるごとに彼に辛く当たるのである。父なし子として辛酸を舐め苦学の末に現在の仕事に就いたFabioは、父親が許せなかった。しかしそれはFabioの思い込みであり真相は違っていたのだ。初老の男を演じたGiorgio Colangeliが、David di Donatello賞助演男優賞に輝いた。



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相手が他人だと思っている間はほどよい距離感があるのに、親子だと分かった途端に生々しい感情が噴出し始める。互いに心にかけてやりたいと思いながら、微妙にすれ違ってしまう父と子の不器用な姿が哀しい。Fabioは恨みつらみを晴らしたくてわざと父に辛く当たるが、実は父親が残した貯金を使って腕のいい弁護士を雇っていれば、父の行為は正当防衛として認められ無罪になったかもしれなかった、というのだ。Fabioの姉はそれを自分たちの養育費や学費に使った。20年という歳月を埋めるには途方もない時間が必要であるが、それでも互いに人生の無情を受け止め、2人の間にあったわだかまりが徐々に氷解していくかのように見えた。



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だからあのラストシーンは唐突で衝撃的だった。頭をガツンとやられた。2人は仲良く車に乗って帰途につくとばかり思っていたのに、1人先に車に乗ってハンドルを握った父が、そのままアクセルを踏み込んで防波堤から海に飛び込んで即死だなんて……あんまりじゃないかー?(号泣)

気を取り直して、、、飄々としたGiorgio Colangeli、いいですね。

製作国:Italy
初公開年:2006年
監督:Alessandro Angelini
キャスト:Giorgio Pasotti, Michela Cescon, Giorgio Colangeli, Katy Louise Saunders, Sergio Solli ...


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by amore_spacey | 2009-04-06 01:12 | - Italian film | Comments(2)

Saturno contro (対角に土星)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

ネタばれあり。

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ローマ。Lorenzo(Luca Argentero)とDavide(Pierfrancesco Favino)というゲイのカップルを中心に、彼らを取り巻く40歳前後の仲間たちが抱えるさまざまな問題や心情を描き出す。禁煙の会で知り合った40代前後の友人たちがDavideの家で開かれた夕食会に集まり、和やかに楽しく過ごしていた。その席でLorenzoがクモ膜下出血で倒れ昏睡状態に陥った。運がよければ覚醒して首から下が完全麻痺、確実に死が迫っていることを告げられる。悲しいこの出来事を契機に、それぞれの抱える問題が表出して…。



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幸せとは手が届かないほどの贅沢品であると私たちは思い込んでいるが、幸福というのはじつは何気ない日常の中に潜んでいて、そんなささやかな瞬間の積み重ねが人生なのだということに、なかなか気づくことができない。この作品には食卓を囲むシーンがたびたび出てくる。それは既に幸せの空間を共有していることに他ならないのではないか?

Pierfrancesco Favinoが非常に魅力的で素晴らしかった。寡黙で渋い悪党のリーダーIl Libaneseを演じた『犯罪小説』の頃から、有無を言わせない孤高の男の魅力(これが男のフェロモンか?)にやられました。むさくるしいハードボイルド一筋かと思いきや、今回は彼の人間味溢れる側面に触れ、崖っぷちで号泣するシーンでは傍に駆け寄って抱きしめたかった。ラストシーンがこれまたいいんだなぁ。孤独と悲しみの真っ只中にいるDavideに向かって、Stefano扮するAntonioがピンポン玉をポンと当てる、また当てる。悪戯っぽい表情を浮かべてまた当てる。それに気づいたDavideが「まったくお前ってヤツは…」と言いたげにふっと頬で笑いながら向き直り、ラケットを手にとってゲームを始める。そこへわらわらと仲間が集まって来て代わる代わるゲームに参加する、あのシーンがとても印象的でした。



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かつてのアイドル歌手&タレントのAmbra Angioliniが、この作品でDavid di Donatello賞の助演女優賞を受賞したが、個人的にはPierfrancescoに受賞させたかったな。久し振りに見るStefano Accorsiが、滅茶苦茶オッサンになっててビックリ★ 『犯罪小説』の頃から既にその兆候が、生え際や話し方や歩き方に出ていたのだけれど…。Letizia Castaとの生活に疲れているのかしら?悲観的な空気が漂う中で、Lorenzoのマンマ(Lunetta Savino)のキャラは秀逸でした。無理にとぼけている訳ではなく、ああいう人。います、います、彼女のような人が(^^) 決して無神経なのではなく、根っから楽天的なんです。

製作国:Italy, France, Turkey
初公開年:2007年
監督:Ferzan Ozpetek
キャスト:Stefano Accorsi, Margherita Buy, Pierfrancesco Favino, Ambra Angiolini, Serra Yilmaz, Lunetta Savino, Ennio Fantastichini, Isabella Ferrari, Luca Argentero, Filippo Timi ...


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by amore_spacey | 2009-04-03 00:00 | - Italian film | Comments(0)

Il papa' di Giovanna (ボローニャの夕暮れ)

私のお気に入り度 ★★★★☆(83点)

ネタばれありあり。

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ファシスト体制下で戦火が激しくなる1938年のボローニャ。高校の美術教師として働くMicheleは、精神的に不安定な一人娘Giovannaをとても可愛がっていた。その娘がある事件を起こし、裁判のかけられて精神病院に入れられてしまう。第二次世界大戦前後の激動期に生きる家族を描く。



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予告編で1930年代のボローニャが舞台となると知り、昔のボローニャの姿を見たい&知りたい!気持ちが大きく動いた。当時は歴然たる階級格差があり、庶民(Michele一家) vs ブルジョワ階級や体制派(Ezio Greggio一家)の間には明暗を分ける線が引かれていた。庶民が日々の生活に追われる一方で、ブルジョワ階級はお手伝いさんを雇う余裕があり、体制派は警察手帳を見せるだけで、手に入れにくい物資を入手できたり、映画館などは顔パスであったり…、何かと待遇がよかった。しかしそうした階級差を越えた人々の情愛や慈しみや心の交流が、暗黒の時代を生きる人々の心の支えであり勇気を与えてくれたに違いない。

何がビックリってEzio Greggioの登場です。「はれっ?これってコメディなの?」 だって10年以上司会を務めるTV番組Striscia la Notiziaや数々のお手軽コメディ映画では、ボケやつっこみキャラがウケて、決して俳優の力量があるとは思えないような(と言い切っては失礼かすら?)彼ですから。いやいや、お見逸れしました。なかなか存在感と人間味溢れる警官でありました。最期のシーンはやってくれましたね。あれこそEzioであります(^^) しかしFrancesca Neri & Ezio Greggioの意味ありな目配せ。お互いに思いを寄せているのは分かりますが、あの安っぽい芝居にはトホホッでした。



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画家を夢見たMicheleは、自分の才能の限界を知って高校の美術教師に甘んじている。妻Deliaとの間も冷め切っている。彼女は娘に母親らしい愛情を注ぐどころか、いつも一線を画した冷ややかな物腰。こんな生活にうんざりしているDeliaは誰にも素直になれない。いつもぎくしゃくしている家庭の中で、心が休まらず窒息しそうなMicheleの愛情は、自然と一人娘Giovannaに向けられていくのだ。何があっても彼はGiovannaを信じた。「おまえは世界一素晴らしい娘なんだよ」事あるごとに褒め、最後まで決して見捨てなかった。全てを投げ出して逃亡したくなるような状況に置かれながら、Micheleは娘に無償の愛を注ぎ続けた。そうすることで自分自身が生きていると実感したのかもしれない。Giovannaが彼の生き甲斐だったのだ。父娘を演じたSilvio & Alba、お見事でした。

製作国:Italy
初公開年:2008年
監督:Pupi Avati
キャスト:Silvio Orlando, Francesca Neri, Ezio Greggio, Alba Rohrwacher, Serena Grandi ...


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by amore_spacey | 2009-04-01 00:09 | - Italian film | Comments(0)