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Fantaghirò 1~5 (ファンタギーロ 1~5 )

私のお気に入り度 ★★★★☆(78点)

ネタばれあり?

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中世の美しい姫君Fantaghirò(Alessandra Martines)を巡る愛と闘いを描いたファンタジー・ロマン大作。ある王国を統治する王(Mario Adorf)には3人の娘がいた。末娘Fantaghiròが敵対国の王子Romualdo(Kim Rossi Stuart)と結婚することによって、互いの領地の平和を守る手筈が整っていたが、その直前に黒い魔女(Brigitte Nielsen)がFantaghiròの父親を連れ去った。黒い魔女は、父親と引き換えにFantaghiròとRomualdoは自分の命令に従うことを命じた。一方悪の魔法使いTarabas(Nicholas Rogers)は、王家の血筋を引く10歳未満の子どもによって自分の領地が侵略されるというお告げを受け、該当する子どもたちを探し出しては片っ端から連れ去った。Fantaghiròの2人の姉の子どもたちを守るため、Tarabasの一味と戦っていたRomualdoは足を滑らせ、呪いの川に転落し石の姿に変えられてしまう。



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あくまでもお子さま向けのTVドラマではありますが、大人のワタクシが観ても充分に楽しめました。CG効果などはショボすぎて笑っちゃいますが、青い瞳に栗色の髪をなびかせ白い馬(ここでは茶色だったな)に乗って登場するKim様には、目も心も(身体も?)奪われてしまいました(*^^*) このあとシェークスピアの作品を舞台で演じるわけですが、背が高く手足が長い、しかも端整な顔立ちに舞台の隅々まで通る声のKim様は、舞台でもさぞや引き立ったことでしょうね。観たかったのだわぁ。



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Fantaghirò 3でKim様は石に変えられてこのシリーズから姿を消してしまうので、それ以降は観ておりません。ただただKim様の行方が知りたかっただけで、Fantaghirò姫がどうなるのか?には全く関心がございせんから、なははははっ(⌒▽⌒) 

製作国:Italy
放映期間:1991-96年
監督:Lamberto Bava
原作:Italo Calvino
キャスト:Alessandra Martines, Mario Adorf, Kim Rossi Stuart, Ángela Molina, Jean-Pierre Cassel, Stefano Davanzati, Ornella Marcucci ...


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by amore_spacey | 2009-09-28 23:19 | - Italian film | Comments(0)

Senza pelle (アパッショナート)

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

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郵便局の窓口係員というごく平凡な人妻Gina(Anna Galiena)のもとに、謎の送り主から愛を綴った詩が届き始める。市内循環バスの運転手の夫Riccardo(Massimo Ghini)は激高して手紙の送り主を探し出す。それは精神障害のある上流階級の青年Saverio(Kim Rossi Stuart)だった。ストーカーと誤解されがちな彼の行動の中に垣間見える繊細な魂を信じ、危険な存在でないと分かったGinaは、彼に自宅の温室の世話を頼むが、それが彼の熱情をさらに高めてしまう。ある日Saverioは温室に来たGinaにキスを迫り、彼女はその願いを受け入れてしまう。だが、その日からGinaはSaverioを避けるようになった。SaverioはGinaをさらに熱く追い求めるが…。



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一時的な愛情や哀れみは、精神障害のある者を救うことができるのか?生半可な思いでは無理どころか、双方に危険さえもたらすであろう。一定の距離を置いてSaverioを見守っていたGinaだったが、深入りして初めて自分の軽率さに愕然とするのだ。Saverioを救済したいという彼女の母性愛が、結果的には仇になった。そして3人の幸福な生活が脅かされる危険を感じて、夜逃げ同然の引越しをしたのである。けれども全てが黒と出た訳ではない。彼の出現によって夫Riccardoは、2人の交流に心を痛めながらも、以前より寛容になり現実を掘り下げて見るようになる。Ginaも交錯する感情によって平凡な生活に潜む自分の孤独な心象に気づく。Senza pelle=皮膚のないむき出しの神経に外気が触れるたび、キリで刺すような痛みに苦悩し絶望するSaverioも、自分の力で一歩外に出て新しい出会いに胸をときめかせるのである。



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あううぅぅぅ、Kim様が枡書いてるぅ。いーえ、あれはSaverioよ、Kim様じゃないのよ!心の中で何度叫んでみても、やっぱり画面の中のKim様は枡書いていた。「かーたん、Kimがあんなことしてるよ、ウヒヒッ( ̄ー ̄)」って、追い討ちをかけるように横で娘が余計なことを言う。あれは健全な青年の自然な行為なのよ、と心の中でつぶやいてみる。役柄とは言えKim様は激痩せしているし。髪の毛ぜんぜん洗ってない。目が泳いでる。全裸の乱闘シーンもある。監督からNGが出るたびに、何回も枡書き&全裸乱闘シーンをやったのかしら?ってどうしてそこに拘る、ワタクシ?( ̄. ̄;) あら、Montalbano警部ったら、副業でキオスクの販売員もやってたのね(^^)

Piano soloでKim様が演じたLuca Floresは、幼い頃に母を亡くして以来、その事実を受け入れることが出来ず、徐々に精神にひずみをきたしていく青年だったが、本作品では父親を亡くしたSaverioが、精神を病んでいく。両親の離婚により親の愛や家庭の温もりに飢えた時期があったというKimだからこそ、心の襞にじわりと迫る肌理の細かい演技が出来たのだろう。

製作国:Italy
初公開年:1994年
監督:Alessandro D'Alatri
キャスト:Anna Galiena, Massimo Ghini, Kim Rossi Stuart, Maria Grazia Grassini, Pier Giorgio Menichini, Luca Zingaretti ...


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by amore_spacey | 2009-09-27 02:28 | - Italian film | Comments(0)

Cuore cattivo

Kim様の人質になりたい度 ★★★★☆(90点)

窃盗の前科がある覚せい剤中毒のClaudio(Kim Rossi Stuart)は、タバコ屋の殺人容疑で警察に追われる。逃げ込んだ先には、交通事故で下半身麻痺になったEsther(Cecilia Genovesi)がいた。彼女を人質にして立てこもるClaudioの弁護士か刑事裁判官に会わせろ!という要求に、Commissario(Massimo Ghini)は対応するが、一向に進展しなかった。

そうこうするうちに事件を嗅ぎつけたTV局が集まってくる。近所の連中もベランダや庭や通りから野次馬。覚せい剤による幻覚と8月の暑さにむしゃくしゃして、車椅子のEstherに当たりまくるClaudioに、彼女はあることを提案する。Salvadori(Massimo Wertmüller)というTV界でも有名なジャーナリストとカメラマンをここに呼び、一問一答という形で本音を語るClaudioの姿を実況放送すれば、世間への心象がよくなり刑が軽くなるのではないかと。彼女の提案は実行に移され、状況は好転するかに見えたが…。



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クスッと笑えるイタリアならでは?のシーンを盛り込みながら、小気味のよいテンポで話が展開する。どーしちゃったんですか、Kim様ァ?ガラが悪過ぎですぜ!!! 若い頃ユスリをやってましたァ?なくらい板についていたわぁ(爆) 長身&手足が長いからちょっとしたリアクションが大きく見える。こんなに五月蝿いKim様を見るのは初めて。最初から最後まで怒鳴り散らしてたからねぇ。「黙らっしゃい!」耳をふさぎたくなる。Estherの髪をつかんでぶん回したり平手打ち食らわせたり、車椅子に蹴りを入れたり白い粉を吸ったり…、まぁ忙しいこと。あれだけ野獣のように吠えまくって、声帯やられなかったのかな?

それに追い討ちをかけるようにKim様の口から出てくるのが、濃厚なローマ訛りで、激高した時には何喋ってるんだか?字幕をつけてくれよぉ。『野良犬たちの掟』もそうだった。Totti王子が出したBarzelletteの本で、ローマ訛りを多少は勉強したんだけど、機関銃のような速さになると、もうお手上げ。
'Namo? (=Andiamo? 行くか?)
'Ndo sti? (=Dove sei? どこにいる?)
Aho', Ste! Cia'i rotti cojoni!
(=Stefano! Ci hai rotti cogli*ni! ステファノ、お前ってうざいぜ。)これ、イタリア語じゃないよぉ。
Estherの家の中をぶんぶん飛び回っていたあの一匹の蝿は、まさしくClaudioそのものだった。それに気付いた彼は、一度はガラスのコップの中に閉じ込めるが、また逃がしてやる。Claudioの中にある純粋で汚れのない部分とEstherの頑なで孤独な部分を双方が感じ取り、容疑者vs人質という立場ながら、ほんのひと時心を通わせるのだ。「お前って可愛いヤツだよ」な感じで、Estherの鼻を指でつまんだあと軽くウィンクするKim様に、萌え~~~(*^^*) かと思えば、駆けつけた刑事裁判官!!! コイツは全く空気が読めないヤツなんだ。てやんでぇな雰囲気の中、天皇陛下に話しかけるようなバカ丁寧な喋り方でKim様に呼びかけるってあるかい?警察連中が引いてたじゃないか。国民の税金を無駄遣いするこういうヤツらを、真っ先にバッサリ切り捨てて欲しい。と、今日は鼻息荒いレビューになりますた…(汗)

製作国:Italy
初公開年:1995年
監督:Umberto Marino
キャスト:Kim Rossi Stuart, Cecilia Genovesi, Massimo Ghini, Massimo Wertmüller, Ludovica Modugno, Clarita Gatto, Valerio Mastandrea ...


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by amore_spacey | 2009-09-26 00:14 | - Italian film | Comments(0)

食事のシーン ベスト3

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① 『クレーマー&クレーマー』
D・ホフマンの作る、フレンチトースト。あれを見て、一時フレンチトーストに凝った時期がありました(^^)



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② 『ブラックレイン』
高倉健さんとマイケルが、魚市場の一角で徹夜の張り込みの中休みに、2人で仲良く食べる屋台のうどん。健さんがさりげなくマイケルに箸の使い方を教えるんだよね。うぅぅ、熱いおつゆたっぷりのうどんが食べたい。



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『山猫』
C・カルディナーレが公爵家の晩餐会に招待されて、A・ドロンの横に座ったあのシーンの最後に出てきた大きなケーキ。なんておいしそうなのでしょう!!!



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『家の鍵』
Kim Rossi Stuartさまの長い人差し指でカットしたケーキ。Kimさまの人差し指についた生クリームを舐め舐めしたい(*^^*)



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『かもめ食堂』のおにぎり!シナモンロールや食堂で出していた定食も外せませんね。



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⑥ 『たんぽぽ』のらーめん。年中らーめんOKです。高温多湿の真夏でも大丈夫。

そのほか『ティファニーで朝食』でA・ヘプバーンがティファニーのショーウィンドウを眺めながら、カフェ片手にかじるパンや、『アメリ』の主人公が実家に帰ってパパと一緒に食べる豆?のスープや、表面がパリパリに焼けたクレーム・ブリュレ、などなど。


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by amore_spacey | 2009-09-24 00:47 | My talk | Comments(2)

Gruppo di famiglia in un interno (家族の肖像)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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ローマの中心にある豪邸で静穏そのものの生活を送る教授(Burt Lancaster)は、《家族の肖像》と呼ばれる18世紀の英国の画家たちが描いた、家族の団欒図のコレクションに囲まれて孤独な生活を送っていた。教授のその趣味を巧妙に突いたBianca(Silvana Mangano)は、画商を通して教授に近づき、娘のLietta(Claudia Marsani)とその婚約者Stefano(Stefano Patrizi)、美青年Konrad(Helmut Berger)らを引き連れて、強引に教授の2階に住みついてしまう。そのことによっておきる波紋をヨーロッパ文明と現代貴族のデカダンスを根底に描く。



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ある日突然あなたの生活に土足で入り込む人がいたら、どうする?私ならあらゆる手段を使って追放しようと試みるだろう。教授にはそこまでのエネルギーはなかった。老人の経験や常識ではとうてい理解できない傍若無人な家族の存在が、Visconti監督自身も憂いていたヨーロッパの【新世紀】の象徴だとすれば、所詮は彼らを理解出来ずに死を待つ老人の姿は、変貌する時代の中で孤立する【旧世代】そのものということだろうか。好きな絵画に囲まれ、モーツァルトを聴きながら生きる屍のような生活をしている教授にとって、この家族が起こす事件は久々に生を感じさせてくれるのだった。間貸しした階上の部屋を歩き回る靴の音や、改修工事の爆音や、うるさいだけの若者向けの音楽さえも、教授の心に懐かしい家族の思い出を蘇らせたのである。寄せ集めの集団ながら1つの家族として形を成すかに見えたが、血の繋がらない家族は一気に崩壊し、教授の元から立ち去ってしまう。

ペンで「へ」の字型に描いたSilvana Manganoの極細眉毛が、妙に迫力あって怖かったデス。汗 『ヴェニスに死す』で演じた貴婦人と同一人物とは思えない豹変ぶりにたまげました。回想シーンに一瞬だけ登場する別れた妻(Claudia Cardinale)や美しい母親(Dominique Sanda)もお見逃しなく。Burt Lancasterは『山猫』の時と同様、あるいはそれを上回る押さえた演技で、ある時には父親のような愛情を注ぎ、またある時には威厳を持って自分の意見を貫く姿がとてもようございました。

製作国:Italy, France
初公開年:1974年
監督:Luchino Visconti
キャスト:Burt Lancaster, Helmut Berger, Silvana Mangano, Claudia Marsani, Stefano Patrizi, Elvira Cortese, Philippe Hersent Claudia Cardinale, Dominique Sanda ...


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by amore_spacey | 2009-09-23 01:51 | - Italian film | Comments(2)

Il Gattopardo (山猫)

私のAlain Delonお気に入り度 ★★★★☆(99点)

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イタリア統一戦争の時代に、没落する貴族と新しい時代へ向かう若者の姿を描いた一大叙事詩。統一戦争に揺れるイタリア。シチリア島に暮らす山猫の紋章の名門貴族Prince Don Fabrizio Salina公爵(Burt Lancaster)は、新時代の幕開けを前に輝かしい未来を甥のTancredi(Alain Delon)とその平民の娘でありながら非常に気品のある婚約者のAngelica(Claudia Cardinale)に託すべく、身分の違う2人の婚約を認めるが…。



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この映画が忘れられない理由はただ1つ。187分という長編にも拘らず、美貌のAlain Delonを見たくて、入れ替え制の岩波ホールで10回以上観たから。舞踏会のシーンではリアリズムに拘るVisconti監督が、毎朝サンレモから大量の生花を送らせ、酷暑のシチリアロケでは出演者の誰もがあの暑さとホコリに喘いだという。

マッチョでいささか粗野な前歴とは裏腹に、Burt Lancasterが由緒ある名門貴族の頭首として、圧倒的な存在感を屹立させていたのには驚いた。下品なほどの若さや美しさをもつAngelicaの、動物的な魅力に引かれていくSalina公爵が、完全には枯れていない男としての残り火を感じつつ、しかしこれから冬が訪れるように確かに老いがやってくることを、痛いほどに理解している公爵の姿を描き出した監督の手腕と、それに応えたBurt Lancasterの演技はもうお見事としかいいようがない。どさくさに紛れて愛人のもとに通う公爵には、人間味溢れた一人の男として好感が持てるのだわぁ(*^^*)



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華やかな舞踏会が終わった後、公爵は一人でふらりと会場を後にする。滅びゆくものの悲しみとも当主としての勤めを全うした充足感ともつかない、複雑で大きくうねる感情。そして自分にひっそり忍び寄る重く荘厳な死の影が、動かし難い説得力をもって観るものの胸に迫る。豪華絢爛たる世界とその落日終焉。その一方でAngelica&Tancrediという新しい世代のカップルに、一族の存続を託し未来への希望をつなげようとする。悲しみだけではないのだ。

若い頃のAlain Delonは、本当に美しく格好良かった!ちょい役で出ているTerence HillやGiuliano Gemmaも若い。しかし現在の3人を比べてみると、Giuliano Gemmaが一番きれいに歳を重ねている。Alain Delonは往年の美貌がウソのように老醜が激しく、ますます頑固になってきて、ロケ地やスタジオのスタッフとよく揉めるらしい。うぅぅ。

製作国:Italy, U.S.A.
初公開年:1963年
監督:Luchino Visconti
原作:Giuseppe Tomasi Di Lampedusa
キャスト:Burt Lancaster, Claudia Cardinale, Alain Delon, Paolo Stoppa, Rina Morelli, Terence Hill, Giuliano Gemma, Ottavia Piccolo ...


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by amore_spacey | 2009-09-22 01:51 | Alain Delon | Comments(6)

Il diavolo veste Prada (プラダを着た悪魔)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったAndy(Anne Hathaway)が、鬼のような上司Miranda(Meryl Streep)に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。大学を卒業しジャーナリストを目指してニューヨークへやって来たAndyが得た仕事は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長Miranda Priestlyのアシスタント。それが次へのステップになればという程度に考えていたから、オシャレにとことん疎い彼女は、Mirandaが絶大な影響力に誰もが恐れおののく、ファッション界のカリスマであることすら知らないのだ。朝も夜もなく四六時中浴びせられるMirandaの理不尽な命令に、いつしかAndyの私生活はめちゃくちゃになり、恋人Nate(Adrian Grenier)ともすれ違いが続いてしまう。こうして早くもくじけそうになるAndyだったが…。



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《一言感想》 さすが映画界の大御所Meryl Streep様でございます。芸域の広さ&豊かさに夫が惹かれるのも無理ないか。Mirandaのカリスマ性といい貫禄といい、ヒーーッ★ ワタクシもひれ伏しました。



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アップになったAnne Hathawayって、可愛いというより、目鼻立ちがくっきりしすぎていて、ちょっぴり怖いかも?!Stanley Tucci、相変わらずいい味出してます(^^)

製作国:USA
初公開年:2006年
監督:David Frankel
キャスト:Meryl Streep, Anne Hathaway, Emily Blunt, Stanley Tucci, Valentino Garavani ...


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by amore_spacey | 2009-09-21 00:01 | - Other film | Comments(0)

L'eclisse (太陽はひとりぼっち)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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Vittoria(Monica Vitti)は婚約者Riccardo(Francisco Rabal)と重苦しい話し合いの一夜を明かした末、彼との婚約を解消した。ブルジョアの彼との間にある埋めがたい距離をそのままにして結婚するのは、Vittoriaには耐えられないことだったのだ。あとを追うRiccardoをふりきって彼女は一人になる。心の寂しさを埋めるために女友達を訪ねるが、虚しさは消えない。素人投資家の母は株価の動向に夢中で、Vittoriaに耳をかそうともしない。証券取引所で出会った有能な証券マンPiero(Alain Delon)と淡い関係になるのだが、それも束の間。Vittoriaの空虚な心は、さまよい続けるのであろうか。1962年度カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。



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Michelangelo Antonioni監督は『愛のめぐり合い』でも色んな愛の形を描いているが、今回は不毛の愛がテーマ。恋愛は単なる男女間の個人的な問題ではなく、社会と連動するものであると言いたいのだろう。株価の上昇(=恋愛最高潮)に狂喜乱舞する人間たちが、大暴落後(=愛が冷める)には魂が抜け虚無感に襲われるのだ。それらが幾分シュールなラストシーンに象徴されている。遠くで遊ぶ子ども達の姿から、無表情な人々の姿や廃墟のような住宅街が映し出され、危機感をあおるような効果音を挟みつつ、突然街灯がともり、不自然なあかりのアップで終わる。

憂いのあるMonica Vitti、ここでは2枚目半のキャラは押さえ気味(いきなりアフリカのダンスを始めるところなどは、彼女らしいなぁと笑ったけれど)で、婚約を解消したあとのやるせなさを目と声と仕草だけで、充分に表現していた。美貌のAlain Delonは飾り物的な扱いだったけれど、目の保養になってよかった(^^) 若けーっ!

製作国:Italy, France
初公開年:1962年
監督:Michelangelo Antonioni
キャスト:Alain Delon, Monica Vitti, Francisco Rabal, Louis Seigner, Lilla Brignone, Rosanna Rory, Mirella Ricciardi ...


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by amore_spacey | 2009-09-20 16:28 | Alain Delon | Comments(0)

Casanova (カサノバ)

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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恋に生き愛に殉じ、生涯「恋愛至上主義」を貫いた歴史に残るプレイボーイ、Giacomo Casanovaの若き日々をコミカルに描いた恋愛映画。



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《一言感想》 遅ればせながらこの作品で初めてHeath Ledgerを見ましたが、いいじゃないっすかー。彼があまりにも若いから、Jeremy Ironsがすんげぇ老けて見えますた。滝汗



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あれっ?見たことある人が!と思ったら、The Tudors Season 1~2のNatalie Dormerではありませんか。彼女はブロンドより栗色の髪が似合うと思うんだけどなぁ。

製作国:U.S.A.
初公開年:2005年
監督:Lasse Hallström
キャスト:Heath Ledger, Sienna Miller, Jeremy Irons, Oliver Platt, Lena Olin, Omid Djalili, Natalie Dormer ...


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by amore_spacey | 2009-09-19 00:42 | - Other film | Comments(2)

Bellissima (ベリッシマ)

私のお気に入り度 ★★★★☆(88点)

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ローマの下町を舞台にわが子を映画スターにしようと奔走する母親の夢と絶望を描く。チネチッタ撮影所では最新作に出演させる少女「ベリッシマ(美少女)・コンクール」という特設看板を掲げて、6~8歳の少女1名を募集した。その知らせをラジオで聞きつけたMaddalena(Anna Magnani)は、5歳の娘Maria(Tina Apicella)をこのコンテストで優勝させ映画スターにしようと奮闘する。撮影所に出入りするAlberto(Walter Chiari)と偶然知り合いコネとして使おうとするが、大金が必要だと言われ、自宅を買うためにコツコツ貯めていた貯金を支払う。なけなしの金をはたいて、娘にバレエを習わせたり写真を撮ったり衣装を作ったりする。コンテストに優勝したのはMariaだったが…。



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これがLuchino Viscontiの作品?と目を疑うような力強い下町の人々の姿が描かれている。彼の初期の作品は『若者の全て』にもみられるようなネオレアリスモが色濃く出ているが、個人的には豪華絢爛たる貴族の世界より、こういった下町人情もののほうがたやすく感情移入できるので好きだ。Maddalenaのステージママぶりは勿論のこと、この3人家族が暮すアパートの住人たちの、一喜一憂ぶりも面白おかしい。映画スターにしようと奔走するMaddalenaは、まさにイタリアのおっかさんの姿である。生活力があり心身ともにたくましく、気さくでお喋りで心から家族を愛する。喜怒哀楽が明確。貞節でまじめで素朴。それでもプライドは高く押しも強いときているから、一筋縄ではいかないのだ。しかし彼女は最後に何が自分にとって一番大切なのか?悟るのである。娘のMariaちゃん、可愛かったですね。パッツンパツンに髪をカットされたシーンも、愛らしかったわぁ(*^^*)

製作国:Italy
初公開年:1951年
監督:Luchino Visconti
キャスト:Anna Magnani, Walter Chiari, Tina Apicella, Gastone Renzelli, Tecla Scarano, Nora Ricci ...


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by amore_spacey | 2009-09-18 01:25 | - Italian film | Comments(2)