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Up (カールじいさんの空飛ぶ家)

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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78歳のCarlは、一人暮らしの孤独な老人。彼には、「いつか叶えよう」と亡き妻Ellieと誓ったまま、諦めかけていた夢があった。それは、二人で冒険の旅に出ること。妻の思い出でいっぱいの家から引き離されそうになった時、Carlは家とともに旅立ちを決意する。



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これを観ていたら、宮崎駿の『天空の城ラピュータ』を思い出した。家ごと空を飛べたら面白いだろうなぁ。キャラクター各々に味があっていいのだー。コネタ満載ですよ~(^^)

製作国:U.S.A.
初公開年:2009年
監督:Pete Docter


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by amore_spacey | 2009-10-31 00:10 | - Other film | Comments(0)

I segreti di Brokeback Mountain (ブロークバック・マウンテン)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)
私のHeathに胸きゅん度 ★★★★☆(90点)

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1963年、Wyoming州Brokeback Mountain。羊の放牧管理の季節労働者としてやってきた20歳の青年Ennis(Heath Ledger)とJack(Jake Gyllenhaal)は、共に仕事をしているうち、お互いの熱い思いを抑えることができなくなった。労働を終えた彼らはそれぞれの街に戻り、Ennisは許嫁のAlma(Michelle Williams)と結婚、Jackもロデオ・クイーンのLureen (Anne Hathaway)と結婚。お互い子供も生まれて家庭を築く。だが4年後2人は再会。熱くキスする彼らをAlmaが目撃して衝撃を受ける。EnnisとJackは思い出のBrokeback Mountainに出かけ、年に数回だけここで会うことを誓い合った…。2005年Venezia国際映画祭金獅子賞、2006年Golden Globe賞4部門(ドラマ部門作品賞・監督賞・脚本賞・歌曲賞)、同年Academy賞3部門(監督賞・脚色賞・作曲賞)など多数受賞。



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男2人の愛の物語と聞いて、竹宮惠子の目くるめく『風と木の詩』の世界を想像したのだけれど、ジルベール&セルジュのネチっこさがこの作品にないのはいい。「やぁだー、男と男がキスするなんて…」と、隣で娘がきゃあきゃあ騒いでいる(この映画って18禁?) わたし的には女と女が絡み合うシーンより、さっぱりしているような気がするけれど、それは被写体が異性だから好意的に解釈できるのかもしれません。



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ちょっぴり奥手で寂しげではにかみ屋のHeathがよいわぁ~(*^^*) 母性本能をくすぐられますぅ。ショートよりセミロングが似合うんだけど、今回はカウボーイハットに隠れてたからいいの、いいの。ラストシーンに胸きゅん(*^^*)

製作国:Canada, U.S.A.
初公開年:2005年
監督:Ang Lee
キャスト:Heath Ledger, Jake Gyllenhaal, Randy Quaid, Valerie Planche, David Trimble, Victor Reyes, Anne Hathaway ...


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by amore_spacey | 2009-10-30 00:03 | - Other film | Comments(4)

Il tunnel della liberta' (自由へのトンネル)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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1961年、西ベルリンに住む伊人留学生Mimmo(Kim Rossi Stuart)とGigi(Paolo Briguglia)が、東側への帰郷中に突然建てらた“壁”のため、西側に戻ることができなくなった同級生Peter(Attila Király)を救うため、東西ベルリンを結ぶ地下トンネルを掘ったという実話に基づいた感動のストーリー。掘削のための資金を自分たちでかき集める一方で東ドイツ秘密警察シュタージに計画を察知され、仲間を助けるために命をかけることになった若者たちの苦闘をリアルに描いたTVドラマ。



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脱出成功シーンには涙が滲んだ。トンネルから抜け出た小部屋には、“壁”を越えようとして銃殺されたPeterの記事が貼られていた。それを見て泣き崩れるPeterの妻の胸中。無念の二文字では言い尽くせない。が…

全編を通してヒロイズムが前面に押し出されすぎて、どーも鼻白んでしまうんだなァ。音楽が煩い。見せ場にさしかかると、ありがちな音楽♪ 涙を流せ!流せ!と言わんばかりに畳み掛けてくるが、やればやるほど陳腐で白ける。観る者に想像させる余地がなく、やたら押し付けがましいのだ。脚本や演出の良し悪しは別にして、『善き人のためのソナタ』を観たあとだけに、薄っぺらいメロドラマにしかみえなかったのが残念。アプローチの仕方が、何かが違う。Kim様にはこんなB級的な作品には出て欲しくなかったな。彼の胸毛をまた拝むことができたのは嬉しいんだけど(*^^*)

製作国:Italy, Hungary, U.K.
初公開年:2004年
監督:Enzo Monteleone
キャスト:Kim Rossi Stuart, Paolo Briguglia, Antonia Liskova, András Bálint, Zoltán Barabás Kis, Viktor Dénes, György Gazsó, Emanuele Guerrini ...


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by amore_spacey | 2009-10-29 00:02 | - Italian film | Comments(0)

Quo Vadis, Baby?

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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Bolognaに住む探偵Giorgia(Angela Baraldi)は、仕事とアルコールの日々の合間に、女優志望だった美人の姉Ada(Claudia Zanella)が自殺した秘密を探っている。Romaで暮していた姉が残したビデオや手紙から浮かび上がるのは、意外な真実だった。



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薄暗い部屋や雨足の強まるBolognaの柱廊を舞台に、ミステリータッチで話が進行して行く。しかし謎解きだけがこの作品のテーマではないのだ。



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一見幸せに満ちた姉妹の幼少時代に遡り、近くて遠く眩しい(煙たい?)存在だった姉の心情を、彼女が残したビデオを通してGiorgiaは初めて知り得る。姉のように脚光を浴びるキャラクターではなかったGiorgiaは、日陰で世の中のことを斜めに見ながら大人になったが、姉が抱えていた家族愛に飢えた寂しさは自分の中にわだかまっていたものと同じであることに気付き、姉に対して愛おしさを感じたのではないだろうか?そのあたりの描写が曖昧で(それが監督の狙い?)、消化不良気味な印象はあるが、繰り返し観たら小さな発見が幾つもありそうな作品である。

製作国:Italy
初公開年:2005年
監督:Gabriele Salvatores
キャスト:Angela Baraldi, Gigio Alberti, Claudia Zanella, Elio Germano, Andrea Renzi, Luigi Maria Burruano, Gennaro Diana ...


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by amore_spacey | 2009-10-27 00:17 | - Italian film | Comments(0)

10 cose che odio di te (恋のからさわぎ)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)
私のHeathに首ったけ度 ★★★★★(100点)

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転校生のCameron(Joseph Gordon-Levitt)は登校初日に学園のアイドル・Bianca(Larisa Oleynik)に一目ぼれ。なんとか彼女をデートに誘いたいが、産婦人科医の父親(Larry Miller)はBiancaにデートを禁じていた。Biancaの哀願についに折れた父だが、姉のKatlina(Julia Stiles)がデートしたらという条件付き。

ところが当のKatlinaは大の男嫌いなうえ大変な毒舌で、スクール・カウンセラーでさえ"Bitch"と呼ぶような女の子。誰もそんな女の子とデートなどしたくない。彼女がデートしないとBiancaを誘えない、と諦めかけるCameronだが、友人Michael(David Krumholtz)の提案で、学校のはみ出し者Patrick(Heath Ledger)を雇ってKatlinaをデートに誘わせようとする。CameronとMichaelは、同じくBiancaに目をつけていたイケメンのJoey(Andrew Keegan)を唆して払わせたお金をPatrickに渡し、なんとかKatlinaをデートに連れ出そうと画策するが…。ストーリーはShakespeareの『じゃじゃ馬ならし』をベースにしている。



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Heath Ledger、この時20歳なんですね。巻き毛のセミロングがめっちゃ似合ってるし、スタジアムで踊りながらFrankie Valliの♪Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)♪(音が出ます!)を歌っちゃうシーンなんて、最高にノリノリ♪♪♪ 『カサノバ』の彼もよかったけれど、この作品で彼の素顔を垣間見て、今更ですがHeathに恋なのだわぁ。彼って着痩せタイプなのね。ぴっちぴちのTシャツから透けて見える上半身が、筋肉質のナイスバディなんですもの、うふっ(*^^*) でも、でも、若いんだけどKim様のような若々しさが感じられないんだなー。大人の世界を知り尽くしているような陰のある表情が気になります。横のアングルになると猫背気味だしぃ。



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この作品のあとに制作されたTVドラマヴァージョンを先に観てました。TV版はKatlina&Bianca姉妹がもっと辛辣で、毒&メリハリがあり、別の面白さがありますた。産婦人科医の父親(Larry Miller)は、同一役者が両方に出てます。いいキャラ持ってますよ、彼。でも実生活にあんな父親がいたら面倒だし、娘の青春時代は台無しだよなァ。苦笑

製作国:U.S.A.
初公開年:1999年
監督:Gil Junger
キャスト:Heath Ledger, Julia Stiles, Joseph Gordon-Levitt, Larisa Oleynik, David Krumholtz, Andrew Keegan, Susan May Pratt ...


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by amore_spacey | 2009-10-24 21:10 | - Other film | Comments(2)

Le vite degli altri (善き人のためのソナタ)

私のお気に入り度 ★★★★☆(95点)

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1984年、ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツ。国家保安局シュタージのWiesler大尉(Ulrich Mühe)は、劇作家Dreyman(Sebastian Koch)と舞台女優である彼の恋人Christa(Martina Gedeck)の監視および反体制的である証拠をつかむよう命じられる。さっそくWieslerは彼らのアパートに向かい、家に盗聴器を仕掛け、屋根裏に監視室を作って盗聴を始め、詳細に記した日々の報告書を書き続けた。しかしDreymanを監視していく中で、Wieslerの心に次第に変化が現れる。第79回アカデミー最優秀外国語映画賞受賞作品。



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Erich Honeckerが激しい権力争いを繰り広げ、Mikhail Gorbachevがソ連共産党の書記長に就任したころの話である。私は冷戦時代の東欧を知らない。ベルリンには行ったことがない。かつての東西緊張は、テレビや新聞や本が伝える程度の情報しか知らない。歴史の波にもまれたベルリンで、時には不当な政治的・身体的圧力を受けながらも、人間が持つ善き魂に目覚め守り通した人もいた、そこに救いや希望の光を見い出す。

あのラストシーンでは、やはり涙が滲んだ。しがない郵便配達人になったWieslerの姿を、通りかかった車の中から見つけたDreymanが、一度は声をかけようとしてためらい、結局そのまま車に戻る。そして書店でのラストシーン。直接言葉を交わしたことのない2人の心の交流が伝わり、Wieslerのセリフが私の耳の中で静かにこだまし続ける。『グッバイ・レーニン』がベルリンの壁崩壊前後のある市民の生活の激変を時にユーモラスに(市民にとっては笑えない話だが…)描いたのに対して、この作品は当局 vs 市民の姿を、第三者の勝手な解釈を交えず淡々と描いている。モノクロのような情景の下に込められている幾多の想いが、観る者の心を揺り動かすのだ。



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Wiesler大尉を演じたUlrich Müheの佇まいやちょっとした仕草や目の表情が、Kevi様にものすごく似ている(*^^*) 『私が愛したギャングスター』(1999年)でKevi様を追い続ける刑事を演じたStephen Dillaneにも似てますぅ。世界的な名声を得て、役者生活はますます充実という2007年7月病に倒れ逝去、享年54歳。合掌。

ベルリンの壁崩壊から20年、いつか必ず訪れてみたいと思っている。ベルリンへ行ったら、まずカールマルクス書店でしょうか。って、何それ?

製作国:Germany
初公開年:2007年
監督:Florian Henckel von Donnersmarck
キャスト:Martina Gedeck, Ulrich Mühe, Sebastian Koch, Ulrich Tukur, Thomas Thieme, Charly Hübner, Werner Daehn ...


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by amore_spacey | 2009-10-22 21:15 | - Other film | Comments(2)

白い巨塔

私のお気に入り度 ★★★★☆(83点)

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2日で一気に全22話を観たから、頭の中ではAmazing Glaceが何度も流れ、財前教授回診の大名行列が通り過ぎていく。『Dr. House』『E.R.』『グレイズアナトミー』など海外の病院ものに比べると、これはもう真面目~!固~!理想や正義感に萌え~!面白味に欠け、なかなか話の中に入っていけなかったが、気がついたらうるうるしながら最終回を観ていた。そしてやはり日本のTVドラマだなぁと痛感。素晴らしい原作をドラマ化したということもあるが、観るものの心に訴えたり社会問題を提起しつつ静かに完了するスタイルは、海外のものに比べると格段に優れていると思うのだ。模範的すぎて鼻白むところがない訳ではないが、この手のドラマを観て感動する私って、やっぱり日本人だあ。



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大きな反響を呼んだTVドラマだが、多くの人と同じようにわたし的にも突っ込みどころ満載(^^) ドラマの舞台が大阪の病院にしては、関西弁を喋る人が少ないし、くれない会の教授夫人たちのおっほっほ~!ぶりやら、教授 vs 助教授の間に飛び散る電光石火の火花★やら、大袈裟すぎたり逆に地味すぎて居ても居なくても?なキャストがいたり…。その中で光っていたのが、第一外科教授(その後近畿労共病院院長)を演じた石坂浩二。さすがベテラン!年の功!表情筋の動かし方一つをとっても声の出し具合にしても素晴らしい。それから関西弁を話す馬鹿デカい顔の西田敏行のお陰で、このドラマの舞台が大阪であることを思い出させてくれた。伊武雅刀、侮れないっ!こういった輩たち、私たちのまわりにもいますな。男たちを支えた女性陣もそれぞれによかった。が、あの矢田亜希子(東佐枝子) ってのは何なの?登場するたびに、「わたしはぁ…」「わたしはぁ…」って乳臭い台詞吐いて。日本語ゼロに近い夫まで、「わたしはぁ…」って真似してますた。あれが夫のツボにハマるとは、ぷっ。いやはや、癇に障る女優でつ。

唐沢くん!顔小さっっ!原作を読みながら想像した財前は、もっと脂ぎって目ぢからと艶のある声の持ち主だったから、唐沢くんが登場した時には、正直言って拍子抜けだった。こじんまりまとまっている彼が、はたして財前の役をこなし切れるのかなぁ?という視線で観ていたが、回を追うごとに成長した気がする。そして最終回に最高潮を迎えた。財前の魂が乗り移ったかのような渾身の演技に気圧されました。相変わらず顔は小さっ!



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反響を呼んだ背景として、放送開始の数年前より次々と表沙汰となった医療ミス問題を取り扱っていることもあり、山崎自身も、執筆当時はフィクションとして書いたことが、現実として起こっている状況に驚きをもっていた(ただし執筆当時、山崎は医療ミスよりも大学病院医局内の封建制にも似た師弟関係や権力闘争に主眼を置いていた)。Wikipediaより。

私がキャスティング・ディレクターだったら(ここからは妄想の世界デス)、こんな配役にしてみたいなー。ありきたりなんだけどさ。
財前五郎(第一外科助教授→第一外科教授) … 阿部寛
里見脩二(第一内科助教授→千成病院内科医長) … 豊川悦司
関口仁(弁護士・原告代理人) … 香川照之
佐々木康一(佐々木康平の息子) … 瑛太
製作国:Japan
初公開年:2003~2004年
プロデューサー:高橋萬彦、川上一夫
原作:山崎豊子
キャスト:唐沢寿明, 江口洋介, 石坂浩二, 片岡孝太郎, 伊藤英明, 伊武雅刀, 西田敏行, 水野真紀, 若村麻由美, 黒木瞳, かたせ梨乃, 野川由美子, 池内淳子 ...


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by amore_spacey | 2009-10-20 02:52 | - Japanese film | Comments(7)

Ho voglia di te

Riccardoを見直した~!度 ★★★★☆(89点)

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前回のレビュー忠犬ハチ公Riccardoのことをけなし続けた私ですが、作品を観直してみたら、なかなか彼いいじゃないですかぁ?共演した若い女優陣が最悪なんだ、と言うことに気付いたので追記です。監督や共演者に恵まれるとなかなかいい演技をするのにね。彼は甘ったるい恋愛モノより、Mio fratello e' figlio unicoのような社会派ドラマに向いているのではないかね? だから第66回ヴェネチア映画祭で上映されるMichele Placido監督のIl grande sognoに、とても期待しているのだ。と言ってる間にロードショーが終わっちゃったぴょーん(泣) こちらは豪華キャストと共演!Ho voglia di teに話を戻しましょう。



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Laura Chiattiちゃん、あんたなー、自意識過剰だよ。その三白眼、何とかならなんかね?青いんだよなァ、ったく。



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見ちゃいられんKaty Louise SaundersとGiulia Gorietti( ̄~ ̄;) オムツをしたまんま大きくなったって感じのお嬢ちゃんがたでつね。



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女性陣の中で唯一地に足がついていたSusy Laude。あなたがいなかったら、この作品はメチャクチャになってましたよ。

製作国:Italy
初公開年:2007年
監督:Luis Prieto
キャスト:Laura Chiatti, Riccardo Scamarcio, Filippo Nigro, Susy Laude, Katy Louise Saunders, Maria Chiara Augenti, Giulia Gorietti, Galatea Ranzi, Claudio Bigagli ...


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by amore_spacey | 2009-10-18 15:56 | - Italian film | Comments(0)

自虐の詩

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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幼い頃から不幸ばかりに見舞われてきた女性の半生を描いたヒューマン・コメディ。「日本一泣ける4コマ漫画」として伝説化されてきた業田良家の原作コミックを映画化。



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普通にしていても阿部寛ってインパクト強いのに、ロンゲやパンチパーマで、卓袱台ひっくり返して4000円の寿司は吹っ飛ぶわ、頭突きするわ、小指を詰めるわ、あらまぁ、すごい。口数が少ないだけに(彼の吹替えがあるとしたら超楽ね)、ぎょろりとした目玉を剥くとビビりますぅ。阿部ちゃんっていつも地で行ってるんですかねぇ?

『嫌われ松子の一生』にしてもコレにしても、筋金入りの不幸を背負った中谷美紀ちゃんなのに、いつも健気でささやかな幸せを諦めない!自力でつかみ取る芯の強さがきらきら光っていました。『電車男』のエルメスの印象が強すぎて、気取り屋の澄ました女優なのかと思い込んでおりました。ゴメンなさい。下町の女や薄幸な女を演じたら最高ョ!

製作国:Japan
初公開年:2007年
監督:堤幸彦
原作:業田良家
キャスト:中谷美紀, 阿部寛, 遠藤憲一, カルーセル麻紀, 蛭子能収, 島田洋八, Mr.オクレ, 斉木しげる, 竜雷太, 名取裕子, 西田敏行 ...


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by amore_spacey | 2009-10-16 22:35 | - Japanese film | Comments(0)

Va' dove ti porta il cuore (心のおもむくままに)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★★☆(83点)

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幼くして母を亡くしたMarta(Valentina Chico)にとって、唯一の肉親の祖母Olga(Virna Lisi / Margherita Buy)の訃報が留学先のアメリカに届いた。イタリアに帰郷した彼女を待っていたのは、愛犬BookとOlgaが愛する孫娘のために人生の想いを書き残した一冊のノートだった。

孤独だった少女時代、恋を知らないまま親の望む結婚をし、平凡で退屈ですらある毎日を過ごす。精神不安定になった若妻Olgaは、心を癒すために出た温泉療養地で、既婚者のErnesto(Tchéky Karyo)に出会った。胸の鼓動や恋の予感。Ernestoと激しい恋におちた。しかし夫のもとに帰ったOlgaに彼の訃報が伝えられる。Olgaのお腹には彼の子供がいたが、なすすべを持たない彼女は真実を告げられぬまま、娘Ilaria(Galatea Ranzi)を生んだ。成長したIlariaは街を出て父親の分からぬ娘Martaを生む。金の無心に帰ってきたIlariaにOlgaは真実を告げた。衝撃に打ちのめされたIlariaは自動車事故で即死。Olgaの手紙を読み終えたMartaは、Bookを連れてウィーンに旅立つのである。Susanna Tamaroの同題名の小説を映画化。



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Martaが衝撃を受けたのは、祖母の一人の女としての生々しい側面を知ったこと、そして実父が同じ屋根の下で暮さなかったという因果が2代に渡って続いた事実、この2つであろう。幼い頃に抱いた漠然とした薄暗い予感が、白日の下に晒されてしまった。しかしずっと祖母以上でも以下でもなかったOlgaの深く激しい一面を知ることによって、Martaは亡き祖母から「自分の気持ちに正直になること」を学ぶのだ。

メイクの技術もさることながら、Virna Lisiはさすがベテラン女優である。60~80代という約20年の老女を巧みに演じていた。ある時には生き生きと輝き、またある時には絶望に打ちひしがれ深い皺が刻み込まれる。そしてこの時30代前半という女盛りのMargherita Buyの美しさといったらなかった。目鼻立ちがはっきりしているのだから、あんなに濃い化粧(特に口紅)をする必要はないのに。彼女は歳を重ねるごとに、ナチュラル・メイクが似合うようになってきている。Tchéky KaryoはNikita以来の再会。私の中では可もなく不可もなくといったところかな。特筆すべきはBookを演じたワンコです!私がキミに助演男優賞をあげましょう。クランク・イン前には共演女優と一緒に、相当な訓練を受けたのだろうなぁ。



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逝ったものがわたしたちの胸にのしかかるのは、おたがいにに言わなかったことがあるためなのだ。… この思いから、人生も残りすくないと悟った老女が、遠くはなれた孫娘への置き手紙のつもりで日記を書く。その日記は、孫娘とのあいだに横たわる、理解しあえなかった日々を埋めようとする試みであり、それまで自分自身にさえ明らかにしようとしなかった、「心の暗部の告白」でもあった。『心のおもむくままに』 訳者あとがきより(訳者 泉典子)
製作国:Italy
初公開年:1996年
監督:Cristina Comencini
原作:Susanna Tamaro
キャスト:Virna Lisi, Margherita Buy, Galatea Ranzi, Massimo Ghini, Tchéky Karyo, Valentina Chico ...


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by amore_spacey | 2009-10-15 23:07 | - Italian film | Comments(0)