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Contagion (コンティジョン)

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 香港出張からミネソタの自宅に帰って来たBeth Emhoff (Gwyneth Paltrow)が、謎の疾病で急死した。やがて彼女の幼い息子Clark(Griffin Kane)も同じ症状で死亡。香港、ロンドン、東京などの各都市でも同じ症例での死亡者が発生し、死者はどんどん増えていった。報告を受けた世界保健機関(WHO)や疾病予防管理管理センターは、直ちにその病気の調査に乗り出す。しかし感染の広がりは抑えられず、人々の間にはウイルスと共に恐怖心も蔓延していく。


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豪華すぎるキャストをどう料理するのか興味があったが、各々のキャラクターを過不足なく描きながら、主役と脇役の境界線をきっちり引いた演出が素晴らしかった。Gwyneth Paltrowがあっさり退場したのには驚いたな。『アウト・ブレイク』のように、未知の病原体の脅威に立ち向かう人々の姿を描いた作品は多いけれど、本作品ではウイルス以上に怖い社会現象に言及している。それは『誰も守ってくれない』にも登場する、ネット社会の風評。フリーランスのジャーナリストAlan(Jude Law)がブログ上で発信した不確かな情報によって、人々はパニック状態に陥ってしまう。


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不気味な役に抜擢されると、Jude Lawって水を得た魚のように生き生きして見えるんだけど?悪役を演ずるのは、役者の醍醐味なのかしら?妻だけは守ろうとした自分のエゴを恥じて、疾病予防センターのEllis Cheever博士(Laurence Fishburne)が自分用のワクチンを、オフィス清掃スタッフの子どもに渡すシーンに、じ~ん。『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』の頃より、Fishburne氏の顔が小さくなってる?^^ みなさん、帰宅後は手洗い&うがいを励行しましょう。

製作国:U.S.A.
初公開年:2011年
監督:Steven Soderbergh
キャスト:Gwyneth Paltrow, Marion Cotillard, Kate Winslet, Jennifer Ehle, Josie Ho, Matt Damon, Laurence Fishburne, John Hawkes, Jude Law ...


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by amore_spacey | 2012-01-27 01:11 | - Other film | Comments(4)

White collar Season 3 episode11 (ホワイト・カラー シーズン3 第11話)

ネタばれあり。 

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 Peter(Tim DeKay)はNeal(Matt Bomer)の宿敵の詐欺師Matthew Keller(Ross McCall))から、Nealが持っている財宝を得るため協力しようと話を持ちかけられる。用意周到なKellerは、Peterの自宅を盗聴しElizabeth(Tiffani Thiessen)を誘拐していた。急いでPeterが家に戻ると、すでにNealやFBIが駆け付けていた。Kellerは、Elizabethの解放と引き換えにNealの財宝を要求する。しかし辣腕詐欺師と言えども、頭脳明晰で冷静なElizabethにはかなわない。彼女は自力で脱出してPeterたちの元へ、Kellerはまた刑務所入り。この一件に貢献したNealは、当局から特別恩赦をうけ、足首のGPSを取り外して晴れて自由になれる、らしい。


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さすがElizabeth!只者じゃぁない。地味な顔立ちだけど機転のきく才女だから、Peterはいつまでたっても頭が上がらないんだなぁ。


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こんな記事のあとだけに、Matt Bomerが画面に登場するたびドキドキ。↑↑↑こんなシーンや、歩くときの後ろ姿を見ていると、やっぱりそれっぽい?なんて思っちゃう。でもいいの、Mattは素敵だから(*^^*)

製作国:U.S.A.( USA Network)
放映日:2012年1月17日
制作者:Jeff Eastin
キャスト:Matt Bomer, Tim DeKay, Willie Garson, Marsha Thomason, Hilarie Burton, Tiffani Thiessen, Sharif Atkins, Ross McCall, Eliza Dushku


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by amore_spacey | 2012-01-25 00:14 | - TV series | Comments(0)

雪に願うこと

私のお気に入り度 ★★★☆☆(82点)

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【あらすじ】 帯広のばんえい競馬場でなけなしの金をすってしまった男・矢崎学(伊勢谷友介)が、調教師の兄・威夫(佐藤浩市)を厩舎に訪ねる。東京で成功を収めていたはずの弟の13年ぶりの帰郷。実は起業した会社が倒産に追い込まれ逃げ出してきたのだった。母(草笛光子)に溺愛されながらその母を無視し続けてきた学の身勝手さに腹を立てつつも、威夫は行き場を失った弟に厩務員見習いの仕事を与える。やがて学はお払い箱寸前の輓馬ウンリュウに自分自身を重ねるようになるのだった。佐藤浩市は本作品で、第61回毎日映画コンクールの主演男優賞・第18回東京国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞。


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兄弟の確執と言えば、『ゆれる』が頭に浮かぶ。血が繋がっているが故に、割り切れない苦い思いを抱えて生きている。本作品では都会に出たナイーブな弟と、地元に残って廃(すた)れつつあるばんえい競馬の馬の調教をする兄が登場する。『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』で観た伊勢谷が強烈なキャラだっただに、今回のやや未熟な?演技にはがっかり。いや、円熟した役者たちに囲まれて、彼がかすんだのだろう。これからの成長に期待したい。

 
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佐藤浩市が断然良かったなぁ。伝統と慣習に従いそれらを頑なに守ろうとする人間の、有無を言わせない圧倒的な存在感があった。粗野で無骨な田舎者ではあるけれど、家族への思いは人一倍。施設にいる母に弟を会わせたあとの、彼の弟への不器用な優しさに胸が熱くなった。晴子(小泉今日子)の手料理が並んだ卓袱台を囲む厩務員たち、そしてそれを見守る晴子。威夫も晴子も言葉にはしないが、2人の間を行き来する淡い思い。私たちの日常生活の中に流れる様々な感情を、監督はミルフィーユのように丁寧に重ねあげて映像にしてくれた。脇役の小泉今日子・吹石一恵やベテラン役者たちもちろん良かったが、天真爛漫な加藤テツヲを演じた山本浩司に注目☆ 生き方は人それぞれだけど、人はみな迷いながら生きている。

製作国:Japan
初公開年:2006年
監督:根岸吉太郎
原作:鳴海章
キャスト: 伊勢谷友介, 佐藤浩市, 小泉今日子, 吹石一恵, 山本浩司, 香川照之, 小澤征悦, 椎名桔平, 津川雅彦, 草笛光子, 山崎努 ...


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by amore_spacey | 2012-01-23 02:34 | - Japanese film | Comments(2)

The Borgias season1 episode1~4 (ボルジア家 シーズン1 第1~4話)

私のお気に入り度 ★★★★☆(83点)

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【あらすじ】 1496年ローマ。瀕死のローマ教皇Innocenzo8世のベッドサイドで、Rodrigo Borgia(Jeremy Irons)とGiuliano della Rovere(Colm Feore)は次期教皇の座を勝ち得る方策を練っていた。そして新教皇Alessandro6世となったRodrigoは、権力統合のため自分の非嫡出子を重要な役職に配置させた。長男Cesare(François Arnaud)は枢機卿となり、暗殺者Micheletto(Sean Harris)の助けを借りて、ヴァチカン内部の謀反から教皇を守った。少々頭が弱く軽薄な次男Juan(David Oakes)は、教皇軍の旗手となった。14歳の長女Lucrezia(Holliday Grainger)はGiovanni Sforza(Ronan Vibert)と結婚させて、北部イタリアとの同盟を強化した。しかしBorgia家の敵対勢力は諦めない。Giuliano della Rovereは、教皇とGiulia Farnese(Lotte Verbeek)のスキャンダラスな関係を明らかにすることによって教皇を解任し、その権限をフランス王Carlo8世(Michel Muller)に託そうと目論むのだった。


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Jeremy Ironsが主役のRodrigo Borgiaに抜擢されたと聞いて、これはもう何が何でも観なくちゃーー!ところが他にも観たい作品が山積みで、長らく録画を押入れの中に寝かせっぱなし。申し訳ありません、Jeremyさま。ようやくまとまった時間ができたので、とりあえず第4話まで観た。【Sex Power Murder ... Amen】なんてキャプションがポスターにあるくらいだから、The Tudorsに勝るとも劣らない隠微な世界が繰り広げられる。近親愛疑惑や不倫もあるよ、ウヒッ。

神を畏れる敬虔なキリスト教信者でありながら好色かつ画策家で、己の罪深さに慄(おのの)きつつも血生臭い罪を重ねていくRodrigo。彼が狙うのは、神に次ぐ絶対的な権力。手段は選ばない。しかし敵対勢力がこれを黙認するはずがない。権力の座から蹴落とされまいと踏ん張るRodrigoと、何が何でも蹴落としてやるという反対勢力。権力に固執した亡者たちの、熾烈なバトルは続く。ああ、Jeremyさま、お歳をお召しになって、ますます男の妖しい色気に磨きがかかりましたこと053.gif

製作国:Canada, Hungary, Ireland(Bravo!/Showtime)
公開年:2011年4月3日~4月17日
エグゼクティプ・プロデューサー:Neil Jordan
キャスト:Jeremy Irons, François Arnaud, Holliday Grainger, Lotte Verbeek, David Oakes, Colm Feore, Peter Sullivan, Aidan Alexander, Joanne Whalley, Sean Harris, Simon McBurney ...


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by amore_spacey | 2012-01-21 00:55 | - TV series | Comments(4)

最後の忠臣蔵

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 吉良上野介(福本清三)邸討ち入りの後に、大石内蔵助(片岡仁左衛門)から「討ち入りの真実を赤穂の遺族たちに伝え、彼らの生活を助けよ」という命を受けた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。16年後、彼は最後の遺族を訪ね、すべての使命を果たし終えた。その後京都を訪れた寺坂は、討ち入りの前日に逃亡した瀬尾孫左衛門(役所広司)の姿を見かける。実は瀬尾も大石から密命を与えられていたのだった。その密命とは、大石内蔵助と側女の間にできた赤子・可音(かね=桜庭ななみ)を、保護して育てよと言うものだった。


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孫左衛門の家に至る竹林や画面に広がるススキ野原が、作品を観終わったあとも心に残っている。日本の美しい自然を堪能した。この風景にダブるように、武士の忠義を全うする誇りや哀しみそして頑なな男の美学が描かれている。嫁ぎ先に到着し籠から下りた可音に、遠くから「幸せにおなりなさい」と孫左(まござ)の口が動く。あのシーンにじわ~。孫左が貫き通した武士の精神や生き様は美しいが、あの結末で一体誰が幸せになったのだろう?なんてことを言ってちゃ、あの時代に生きる資格はありませんな。


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人形浄瑠璃「曽根崎心中」で、可音と孫左の叶わぬ恋を代弁させたようだが、多用され過ぎて少々うんざり。独特の口調や声色に、「やつら、何か悪いものでも食べたんじゃ?」って夫は爆笑するし(ё_ё;)  たどたどしい台詞の言い回しに初めはイラついたが、清楚でいかにもお嬢様育ちといった雰囲気の桜庭ななみに、好感をもった。役所vs佐藤の競演は、言うまでもなく見ごたえあり。役所だけが口語体で妙にくだけた口調だったことと、商人らしからぬむさくるしい風体がやや気になった。癖のある禍々しい人物や情けない中年や心に傷を負った男などを演じさせたら、佐藤浩市の右に出るものはそうない。色気のある役者ですこと053.gif

製作国:Japan
初公開年:2010年
監督:杉田成道
原作:池宮彰一郎
キャスト:役所広司, 佐藤浩市, 桜庭ななみ, 風吹ジュン, 田中邦衛, 伊武雅刀, 安田成美, 福本清三, 片岡仁左衛門 ...


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by amore_spacey | 2012-01-20 00:54 | - Japanese film | Comments(2)

Che Dio ci aiuti (神よ、われらを助け給え)

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モデナの街が、TVドラマの舞台としてデビューした。ローマでもフィレンツェでもヴェネチアでもトリノでもボローニャでもなく、モデナなんですよ。イタリア放送協会のRai Unoで、昨年12月15日より毎週木曜日の夜9時から放映中のChe Dio ci aiutiである。

主人公は修道女Angelaで、元カレには犯罪歴があるという型破りな彼女だが、シングルマザーなど若い女性が抱える問題に、厳しくも母性愛に満ちた心で真摯に取り組んでいる。そんな彼女が、ちょっぴり女ぐせの悪いMarco刑事(Massimo Poggio)と一緒に、毎回起きる事件を解決していく、というお話。2000年からやはりRai Unoで放映され、今年シーズン9に突入するTVドラマDon Matteoの修道女ヴァージョンというわけ。主人公Angelaに抜擢されたのは、『明日のパスタはアルデンテ』でエキセントリックな叔母Lucianaを演じたElena Sofia Ricci。


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昨秋からモデナのローカル新聞には、ロケ中の様子やキャスト&市長の集合写真など、関連記事がよく掲載される。そう言えば娘が通学する際に使うバス路線が、昨秋何度か迂回運転したことがあった。撮影のための交通規制で、Rai Unoと大きく書かれたテレビ局の大型トレーラーや機材車やワゴン車が、あるときは大聖堂前に…


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またあるときは、聖アゴスティーノ教会(Sant'Agostino)前に横づけされ、スタッフを遠巻きに眺める市民が群がっていたという。私の友人の中には撮影の休憩時間を狙って、ElenaやMassimoからサインをもらったり写真を撮ってもらったりしている。もしKim Rossi Stuartさまだったら、仕事なんか放り出し、ファンの女性たちをなぎ倒して、サインもらってツーショット撮って喋りまくって、ドサクサに紛れてハグなんかもしたいんだけど。あ~あ、Kimさま、来ないかなぁ。


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今日はこのTVドラマのロケ地を紹介(^^) 大聖堂通り(Corso Duomo)に面して、ユーロ旗とイタリア国旗がはためく白っぽい門は、モデナのカトリック大司教館(Palazzo dell'Arcivescovado)である。


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この2階にあるベランダのアイアンの手すりに、白と青のPOLIZIAの看板がバーーン!と貼り付けられて、ドラマの中では警察本部になっている。


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姑が録画したある夜のエピソードを早送りで見ていたら、Maseratiの旧ビルから警部がヒロインの修道女と出てきたシーンを発見。


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さらに警部たちが事件の鍵を握る人物の足跡を辿って行った先は、四つ星ホテルHotel Canalgrandeの…


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この階段を上がって右に進んだところ(ここまではロケ)にあるエステサロン(ここからはスタジオ撮影)だった。


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そして犯人のアジトとなっていたのが、ポンポーザ広場(Piazza della Pompoza)向かって右奥の紅色の建物。この広場にパトカーで警部たちが颯爽と登場するのだが、見慣れたこの広場をドラマでみると、まるで初めて訪れたかのような不思議な感覚に陥る。さてこのTVドラマ、モデナの街おこしに貢献できるか?

製作国:Italy
公開年:2011年12月15日~2012年
監督:Francesco Vicario
キャスト:Elena Sofia Ricci, Massimo Poggio, Serena Rossi, Francesca Chillemi, Miriam Dalmazio, Giampiero Judica, Christian Ginepro, Enrico Mutti ...


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by amore_spacey | 2012-01-18 01:17 | - Italian film | Comments(2)

Lonely Hearts (ロンリー・ハート)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 新聞の恋人募集欄の情報を元に、Martha(Salma Hayek)に近づいた結婚詐欺師Ray(Jared Leto)。資産が少ないことを知って彼女の元を離れようとするが、Marthaにピンチから助けられ、2人は強い絆で結ばれる。そして詐欺の共犯者として2人は行動を共にするようになる。そんなある日、自殺と思しき女性の死体が発見された。現場に駆けつけたRobinson刑事(John Travolta)は、自殺に背後に事件の臭いを嗅ぎ取り、捜査を開始する。


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実際に起きた事件を映画化したらしいが、どう考えても兄妹に見えない2人の誘いに引っかかる、被害者の心理状況が理解できない。しかもこの2人の妄執は、半端ない異常な世界なのだ。2人をここまで追いやった背景や、自殺した妻や微妙な年頃にある息子との確執を抱えるRobinson刑事の私生活などが、中途半端に描かれているせいで、今ひとつ説得力に欠ける。


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娘が結婚詐欺師Rayを演じるJared Letoの大ファンというので、一緒に観たんだけど…。彼は30 seconds to Marsのヴォーカリストで役者でもある、典型的な2足のワラジ男。わたし的にはヴォーカリストとしても役者としても、何だかなぁ?でもティーンに爆発的な人気があるんだよね。いまどきの女の子はこういうタイプがいいのか?どこから見てもJim Carryの弟?としか思えないが、アングルが微妙に変わると、おどけた青年Alain Delonのような…


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横顔はJohny Deppと瓜二つのような…


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ヅラを外せばT-bagそっくりの、カメレオンのような、変ちくりんなヤツ。John Travoltaの首は相変わらず太いし、顔デカいよな。

製作国:U.S.A. & Germany
初公開年:2006年
監督:Todd Robinson
キャスト:John Travolta, James Gandolfini, Jared Leto, Salma Hayek, Scott Caan, Laura Dern, Michael Gaston, Bruce MacVittie ...


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by amore_spacey | 2012-01-16 05:05 | - Other film | Comments(3)

Sherlock season2 episode3 (シャーロック シーズン2 第3話)

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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【あらすじ】 その明晰なる頭脳で様々な事件を解決し、Sherlock(Benedict Cumberbatch)はますます有名になった。それがJim Moriarty(Andrew Scott)には甚だ面白くない。Moriartyは誘拐事件を起こしマスコミを巻き込んで、Sherlockの社会的名声や地位を剥奪してやろうと企む。そしてMoriartyのでっちあげた話で、Sherlockは詐欺師というレッテルを貼られてしまった。Sherlockが一番憂うのは、愛すべき親友John Watson(Martin Freeman)がそのデマを信じてしまうことだった。


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シリーズ2の最終話だけあって、緊迫した内容だった。JohnとHudson夫人(Una Stubbs)が墓地で会う様子を、遠くからSherlockが見つめるラスト・シーンには、シャーロック・フリークでなくても、「えーっ?ど~なってんの?」と目ぇパチクリ(*_*) Moriartyは死んだのか?Sherlockは?シリーズ3が待てないぞーーー!Sherlock役のBenedict Cumberbatchを、映画や他のTVドラマでもちらっと見たんだけど、独特の風貌が脳裏に刻印されて、良くも悪くも忘れられない。彼の官能的な声にクラクラ~(*^^*)


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Arthur Conan Doyleの有名なこの探偵小説は、何度も映画化&TVドラマ化されているが、このシリーズが爆発的な人気を呼んだのは、作品の舞台を21世紀のロンドンに移し替えハイパーにモダナイズしたことや、それにあわせて?Sherlockのキャラ(=自信過剰で孤高の人+ゲイ)を明言したことで、幅広い年代から支持されるような面白味が出たのだろう。尚このシリーズは英国アカデミー賞最優秀テレビドラマ賞、エミー賞ミニ・シリーズ部門脚本賞を、John Watson役のMartin Freemanは英国アカデミー賞テレビ部門最優秀助演男優賞を受賞。

製作国:U.K.(BBC)
放映日:2012年1月15日
監督:Toby Haynes
キャスト:Benedict Cumberbatch, Martin Freeman, Andrew Scott, Una Stubbs, Rupert Graves, Louise Brealey, Mark Gatiss, Vinette Robinson, Tanya Moodie ...


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by amore_spacey | 2012-01-15 01:51 | - TV series | Comments(4)

3 idiots (きっと、うまくいく)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 久々の再会を果たしたインペリアル工科大学(ICE)時代の友人Farhan(R・Madhavan)とRaju(Sharman Joshi)。しかしそこには3人仲間のもう1人Rancho(Aamir Khan)の姿はなく、嫌味な秀才だったChatur(Omi Vaidya)がいた。彼らはRanchoがシムラーにいると聞いて、その街に向かった。しかしそこでRanchoを名乗っていたのは、彼らが知るRanchoとはまったく別の人物(Javed Jaffrey)だった。Ranchoはいったい何者なのだ?そして今どこにいるのか?

さてここで、10年以上の時を遡る。ICEに入学してきたFarhanとRaju。寮で同室となったRanchoはその型破りの発想と行動で、強権的な校長Viru(Boman Irani)による学内の支配を次々と打ち破っていった。RanchoはViruの娘のPia(Kareena Kapoor)と恋仲にもなっていたが…。


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フェラーリのモーター部門に勤める知人のエンジニアが2年前インド担当となり、Mumbai⇔Maranelloの生活が1年ほど続いた。現地で体験したのは、『アウトソースド』まんまの世界だったらしい。最終日にMumbaiのオフィス部長から記念にもらったという、象の置物を見せてもらったが、これがまたすごい代物。でかくてキンキラキーン☆ 大きいことはいいことだ!ゴールド=金持ち!的な高度成長期の日本を見たようで、かなり恥ずかしかった。お気楽なラテン気質のイタリア人が仰け反るんだから、繊細な日本人が仕事絡みで現地に行ったら、初日に憤死かも?!
 

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前置きはさておき、170分という長編でありながらそれほど中弛みもなく、さらっと楽しめる作品だった。FarhanやRajuに対するRanchoの損得勘定なしのぶれない友情や、ちょっぴりウザい存在をRanchoが懲らしめるという勧善懲悪な雰囲気、その辺に転がっているガラクタを組み立てて、ウィットに富んだ機械を発明するRanchoのお手並み、絶対的な権力を持つ強面(こわもて)の校長ViruとRanchoの対決など、愉快なシーンが盛りだくさん。エリート志向や学歴偏重というインド社会の現状や、親の多大な犠牲や期待に苦しむ若者の姿も、さりげなく描かれている。そういえばRanchoはルービック・キューブで遊んでいたっけ。懐かしいな。あのラストシーンは、衝撃だった。ロケ地はいったいどこ?砂漠のような中に広がるエメラルドの湖(河?海?)は、この世のものとは思えないほど神秘的だった。

それにしても44歳のAamir Khanが、大学生~社会人まで演じ切ってしまったのはすごい、としかいいようがない。キラキラ輝く彼の瞳にくらくら~053.gif

製作国:India
初公開年:2009年
監督:Rajkumar Hirani
キャスト:Aamir Khan, Kareena Kapoor, Boman Irani, Sharman Joshi, Madhavan, Omi Vaidya, Mona Singh ...


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by amore_spacey | 2012-01-13 00:54 | - Asian film | Comments(6)

平清盛 (第1話)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 1118年京都。300年の平安を誇った貴族の世は乱れ、武家・平氏の嫡男である平忠盛(中井貴一)も、朝廷の命令のまま盗賊などの捕縛を行う、汚れ仕事を行っていた。ある日忠盛は、乞食姿の女と出会う。その女・舞子(吹石一恵)は、院の御所に出入りする白拍子で、時の最高権力者・白河法皇(伊東四朗)の子を身ごもっていた。不吉な子として殺されることを恐れた舞子は、源為義(小日向文世)たちの追及から必死に逃げていた。そんな舞子を忠盛は自らの屋敷にかくまった矢先、赤子は生まれた。その赤子こそが、のちの平清盛(前田旺志郎/松山ケンイチ)であった。平清盛の生涯を中心に、壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を、源頼朝(語り部)の視点を通して描く。


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かなり最近まで、「松ケン=マツケンサンバの松平健さん」だと思っていた(殴っ★) 小雪の旦那だったんですね。予定日より1ヶ月以上も早く、先日1月5日に世継ぎの男児が誕生して、幸先いい松ケン(^^) 第1話から父上の晴れ姿を観たかったんだね。松ケン父(とう)ちゃん、頑張れ!日本&世界中の日本人に元気を吹き込んでおくれ♪ 阿部サダヲ(藤原通憲)が何げに大暴れしそうで、オソロシや~。


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それにしても松ケンら男衆が、小汚ねぇなぁ。『龍馬伝』の香川氏に負けてないぞ。
おおぉぉぉ、『のだめ…』の豊原功補(平忠盛の弟・忠正)や…


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玉木く~ん(源頼朝の父・義朝)もいる。わらわは嬉しゅうござるよ(*^^*) 『江~姫たちの戦国~ 』は、黄色い声ではしゃぎまくりの上野樹里&水川あさみに辟易したが、今年は道理や理性をわきまえた男衆揃い。学芸会に終わらないことを祈っておりまする。


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女優陣の控え室は、去年にも増して激しい女のバトルが繰り広げられていると、芸能関係のニュースが騒がしい。聖子ちゃんの超VIP待遇を巡って、他の女優陣と真っ向から対立と言わしゃるが、これを隠し撮りして放映したら、大河ドラマより面白ぅて視聴率取れるかも? ありりっ?おなご衆の集合写真(みなさん、超スリム!伊女優の1/5?)に聖子ちゃんがいない、と思ったら…


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特別扱いなのね。鼻ったれ娘のアンタらとは格が違うのじゃ?確かに、深キョンは鼻ったれかも。聖子ちゃんの出演でNHKは頭を抱えているというけれど、オファーしておきながらその台詞は…(Ф_Ф;) 下ぶくれ顔の聖子ちゃんは、平安時代の典型的な美人顔でおじゃりますな(って、褒めてるのか?) 女優陣のおもり役をするスタッフの方々、お疲れ様~。今年は最終回まで完走(=観続けることが)できるかな?伴走して下さる方々、応援をよろしく。と言ってる間に、吹石一恵と隆大介がもう舞台から退場。

製作国:Japan(NHK)
公開日:2012年1月8日
演出:柴田岳志
キャスト:松山ケンイチ, 中井貴一, 中村敦夫, 豊原功補, 和久井映見, 深田恭子, 尾美としのり, 小日向文世, 玉木宏, 田中麗奈, 武井咲, 岡田将生(ナレーターも), 杏, 中村梅雀, 伊東四朗, 三上博史, 松田翔太, 松田聖子, 檀れい, りょう, 吹石一恵, 松雪泰子, 國村隼, 国広富之, 阿部サダヲ, 平田満, 山口良一, 隆大介, 河原崎建三, 藤木直人 ...


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by amore_spacey | 2012-01-11 01:44 | - Japanese film | Comments(9)