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逃亡者 RUNAWAY (全11話)

私の突っ込み度 ★★★★☆(90点)

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【あらすじ】 保護観察官の永井徹生(江口洋介)は、妻・淳子(戸田菜穂)と一人息子・陸の3人で幸せな生活を送っていた。だがある日、何者かによって自宅で淳子が殺され、陸も刺されて重傷を負ってしまう。神奈川県警の刑事・尾崎カオル(水野美紀)は凶器となったナイフから永井の指紋が検出されたため、永井を逮捕する。しかし警視庁への護送中、トンネルで爆発事故が起きて護送車から脱走した永井は、濡れ衣を晴らし、事件の真相を明らかにするために逃亡者となる道を選んだ。多くの人間の様々な思惑が交錯する中、保護観察関係者・警察関係者・病院関係者と、次々と容疑者が現れては、殺害されていく。いったい真犯人は誰なのか、永井は逃亡を続けながらも、真実を追い続ける。アメリカの「逃亡者」を日本向けにリメイクした作品。


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ありえない、ありえない、ありえなーーーい!8000人の警官の包囲を突破するなんて。刑事が容疑者をかばうなんて。全国に指名手配されてるのに、白昼堂々と道を歩いちゃうなんて。もう、めちゃくちゃな脚本。でもいいの、阿部ちゃんがいるから(*^^*) その阿部ちゃん、永井家で飼われていたハムスターをポケットに入れて可愛がっていたのはいいんだけど、第6話で林の中に放してやったあの行為は、どーなの?一旦ペットとして飼われたハムスターでも、自然の中でたくましく生き伸びることができる?これって、動物虐待じゃないの?なんてことが、妙に気になって。ええ、うちにハムスターがいるんで。


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私の中で田中要次は3枚目的な存在だっただけに、このドラマには大ショック!怖いよぉ。遠藤憲一はもともと強面(こわもて)だから、問題ないんだけど(^◇^) ところで逃亡を続けた江口洋介の、食事をするシーンが一回しかなかったんだけど、あんなに走りまくって餓死しなかったのが不思議だ(爆)

製作国:Japan(TBS)
放映日:2004年7月18~9月26日
演出: 平野俊一
キャスト:江口洋介, 阿部寛, 水野美紀, 加藤浩次, 長澤まさみ, 黒川智花, 鈴木宗太郎, 田中要次, 遠藤憲一, 近藤芳正, 戸田菜穂, 尾美としのり, 菅井きん, 森迫永依, 別所哲也, 片平なぎさ, 原田美枝子, 原田芳雄 ... 


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by amore_spacey | 2012-02-29 02:19 | - Japanese film | Comments(0)

Rien à déclarer (申告するものなし)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 フランス・ベルギーの国境で、2国の税関職員は小さなことで毎日イガミあっている。特にベルギー税関職員Ruben Vandevoordeの(Benoît Poelvoorde)は、猛烈にフランスを毛嫌いしており、何かと言えばフランス人に噛み付く。彼と対当しているフランスの税関職員Mathias Ducatel(Dany Boon)は、実は密かにRubenの妹Louise Vandevoorde(Julie Bernard)と結婚を約束していた。そんな状況を見かねた上司が、ベルギーとフランスの税関職員合同プロジェクトを立てた。彼らは仲良くやっていけるのか?そしてMathiasとLouiseの恋の行方は?


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こういう話は国境付近だけでなく、国同士や同じ国内の地方自治体同士でもよく聞く。ドイツ人やフランス人やイギリス人へのイタリア人のネガティブな感情から、いくつもの辛口ジョークが生まれているけれど、これって、どんぐりの背比べというか、子どもレベルの喧嘩だな。息子と一緒に、夜こっそりベルギーの領土を広げるために、少しづつ国境サインの旗を移動させるエピソードのように、笑って済ませられるうちはいいが、いったん国際紛争に発展したら、こりゃ、凄いことになりそう。


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ヨーロッパの国境がなくなるということは、両国の通関で働いていた警察、界隈のみやげ物や飲食関係者の仕事もなくなるということだ。彼らの生活はその後どうなったんだろう?なんて疑問がふっと湧いてきた。リニューアルしたルノーのパトカー↑↑↑には笑った(≧∇≦) フェラーリより早い、早い!

製作国:France
初公開年:2010年
監督:Dany Boon
キャスト:Benoît Poelvoorde, Dany Boon, Julie Bernard, Karin Viard, François Damiens, Bouli Lanners, Olivier Gourmet ...


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by amore_spacey | 2012-02-27 02:44 | - Other film | Comments(2)

砂の器 (2011年TVドラマ版)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 昭和35年12月11日未明、国鉄蒲田操車場構内で初老男性の他殺体が発見される。顔は潰され判別できないほどであったが、死因は殴殺ではなく扼殺と判明。首を絞められ、死後に顔を潰されたものと推定された。被害者の年齢は50~60歳だが、その身許が分らず、捜査は難航をきわめた。警視庁の今西栄太郎警部補(小林薫)と、西蒲田署の吉村正巡査(玉木宏)らの必死の聞き込みによって、前夜、蒲田駅前のバーで被害者と酒を飲んでいた若い男が重要参考人として浮かび上った。そしてバーのホステスたちの証言で、被害者が東北弁らしき言葉を使っていたことと、『カメダは相変わらずですか』と犯人らしき男が言っていたことの2点が重大な証言となり、「カメダ」を軸に大規模な捜査が始まる。


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ひ、ひどい!脚本がひどすぎる。本作品では、犯罪冤罪差別がテーマとして設定。しかし松本清張氏の「砂の器」は、ハンセン氏病(らい病)に対する社会差別に鋭いメスを入れた作品であり、これなくしては全く意味がないのでは?ハンセン氏病の差別の根源は、病にかかった患者の容姿の極度の崩壊にある。脚本家はそこのところを全く分かっていない。

作品に流れる2つの交響曲も、すっと耳に入って来なかった。たぶん和賀英良を演じた佐々木蔵之介の、あの目のせい。苦手な役者だから仕方がないか。ヌーボーグループのメンバーは胡散臭そうな面々だし、吉村正巡査の恋人で新聞記者の山下洋子(中谷美紀)は妙に浮いてるし。評論家の関川重雄(長谷川博己)って、あれは何のために設定された人物なの?かとうかずこや烏丸せつ子や森本レオを久しぶりに見ることができたのはいいんだけど、何だかなぁああ。1974年版は永遠にこえられないだろう。

製作国:Japan(テレビ朝日)
放映日:2011年9月10~11日
監督:藤田明二
原作:松本清張
音楽:沢田完
キャスト:小林薫, 玉木宏, 佐々木蔵之介, 青木淳耶, 山本学, 吉田羊, 小林稔侍, 加藤あい, 橋爪功, 長谷川博己, 森本レオ, かとうかずこ, 烏丸せつこ ... 


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by amore_spacey | 2012-02-23 02:22 | - Japanese film | Comments(4)

Le Convoyeur (ブルー・レクイエム)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 現金輸送会社ヴィジラント社に、ひとりの新人警備員がやってくる。男の名はAlexandre Demarre。このところヴィジラント社は武装グループの襲撃を頻繁に受けており、彼は犠牲となった警備員の補充として採用されたのだ。同僚の警備員たちは、軍隊上がりやボクサーくずれ、孤独な高齢者など、それぞれに事情を抱えた者たち。Alexandreは彼らとうち解けることなく、仕事が終わると会社のそばのホテルの一室にまっすぐ帰ってゆく。その部屋の壁は、襲撃事件の新聞記事や同僚たちの似顔絵で埋め尽くされていた。はたしてAlexandreの目的は何なのか?


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ショッキングな冒頭のシーン。そして新人警備員として雇われた謎の中年男Alexandreの、不安定な精神状態や不可解な行動に、「一体こいつは何者なんだ?」「過去に何かあったのか?」と、見る者の好奇心はそそられる。ストイックで寡黙な彼に痺れた。男の無情の世界だ。彼を取り巻く職場の雰囲気や仕事仲間も丁寧に描かれ、単なるノワールに終わっていないところが人間臭くていいな。AlexandreのM字デコが、『ユージュアル・サスペクツ』のケヴィさま扮するVerbal Kintにそっくり。

製作国:France
初公開年:2004年
監督:Nicolas Boukhrief
キャスト:Albert Dupontel, Jean Dujardin, François Berléand, Claude Perron, Julien Boisselier, Philippe Laudenbach, Olivier Loustau, Aure Atika ...


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by amore_spacey | 2012-02-20 03:11 | - Other film | Comments(0)

砂の器 (1974年版)

私のお気に入り度 ★★★★☆(90点)

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【あらすじ】 昭和35年6月24日未明、国鉄蒲田操車場構内で初老男性の他殺体が発見される。顔は潰され判別できないほどであったが、死因は殴殺ではなく扼殺と判明。被害者の年齢は50~60歳だが、その身許が分らず、捜査は難航をきわめた。警視庁の今西栄太郎警部補(丹波哲郎)と、西蒲田署の吉村正巡査(森田健作)らの必死の聞き込みによって、前夜、蒲田駅前のバーで被害者と酒を飲んでいた若い男が重要参考人として浮かび上った。そしてバーのホステスたちの証言で、被害者が東北弁らしき言葉を使っていたことと、『カメダは相変わらずですか』と犯人らしき男が言っていたことの2点が重大な証言となり、「カメダ」を軸に大規模な捜査が始まる。


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呼吸の合った丹波&森田コンビが、良かったなぁ。やたら食べるシーンが多かった気がするんだけど?定食とか駅弁とか、いちいち目がくぎづけ(^u^)


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和賀英良(加藤剛)=本浦秀夫の子ども時代を演じた春田和秀の、あの強い不信感に満ちた眼差しが忘れられない。ハンセン氏病に対するいわれなき差別が生んだ悲劇。ハンセン氏病の患者たちが、迫害され強制隔離された上に戸籍からも抹消された時代である。そのハンセン氏病に父親が罹患。決して知られてはならない過去を背負ってしまったことが主人公を追いつめ、「宿命」という諦念となる展開はあまりにも哀しすぎる。

荒海の日本海の浜辺を、日本の四季が織り成す美しい風景の中を、過酷な運命を背負って放浪する親子の切ない旅。ピアノ協奏曲「宿命」全曲が、そのままクライマックスとなる終盤は圧巻である。

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和賀英良の愛人・高木理恵子を演じた、当時21歳の島田陽子。声も容貌も可愛いなぁ。って、まるでオヤジ目線だな(汗) 確か清純派女優で売り出した彼女なんだけど、今はアダルト路線まっしぐらなんですって?!

製作国:Japan
初公開年:1974年
監督:野村芳太郎
脚本:橋本忍, 山田洋次
原作:松本清張
音楽:芥川也寸志
キャスト:丹波哲郎, 森田健作, 加藤剛, 春田和秀, 加藤嘉, 島田陽子, 佐分利信, 山口果林, 緒形拳, 笠智衆, 渥美清 ...


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by amore_spacey | 2012-02-18 02:39 | - Japanese film | Comments(4)

Romeo + Juliet (ロミオ + ジュリエット)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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【あらすじ】 反目しあう二大財閥のMontague家とCapulet家。ある日仮面舞踏会に潜り込んだMontague家の息子Romeo(Leonardo DiCaprio)は、そこで知り合ったJuliet(Claire Danes)をCapulet家の娘とは知らず恋に落ちた。結婚を約束した2人。だがRomeoの親友をJulietの従兄弟に殺されたことから、Romeoは逆上してその従兄弟を殺してしまうのだった。


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何度も舞台化&映画化されているシェークスピアの古典名作だから、見る側は話の大筋や結末を知っている。敢えてまた映画化したのは、監督に意図があったからだろう。その意図は私には分からなかったけれど、若い主役2人の瑞々しさがとても印象的だった。知的でまだ可憐な少女の香りを残しているClaire Danesの美しさ、そんな彼女を一途に思うDiCaprioのひたむきさ。2人をみていたら、ときめいてしまった(*^^*)


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水槽ごしのJulietのあのいたずらっぽいくりっとした瞳や、背中に羽根のついた白いドレスが可愛かったなァ。Laurence司祭を演じたMr. コバヤシことPete Postlethwaiteの、3枚目ぶりすら微笑ましい。

製作国:U.S.A.
初公開年:1996年
監督:Baz Luhrmann
キャスト:Leonardo DiCaprio, Claire Danes, John Leguizamo, Harold Perrineau, Pete Postlethwaite, Paul Sorvino, Brian Dennehy ...


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by amore_spacey | 2012-02-15 01:51 | - Other film | Comments(0)

In Time (TIME/タイム)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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【あらすじ】 近未来か別の世界か。そこではお金の代わりに時間が通貨として売買され、25歳になった時から体内時計が余命の時間を刻んでいく。スラムゾーンに住む青年Will Salas(Justin Timberlake)は余命あと23時間だが、偶然ひとりの男Henry Hamilton(Matt Bomer)から100年分の時間をもらい、富裕ゾーンに入りこむ。そこには半永遠の命を持ち贅沢な生活を送る人々がいた。Willはそこで富豪の娘Sylvia Weis(Amanda Seyfried)と知り合う。しかし時間の秩序を守る監視局員たちが、スラムゾーンから入ったWillを追跡していた。


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左腕に光る時間表示が0になるとき、人は命を落とす。一秒一秒が無駄にできなくなった世界。


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試写会の招待券をもらったので、行って来た。着想はとても面白いのに、その後の展開が雑&詰めも甘くてがっかり。でもMattを見ることができたからいいの(*^^*) わずか15分で退場するんだけど。


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『ホワイト・カラー』のかっこよさはなく、無精ひげをはやした酔いどれの男を演じる。役者としてはイマイチ、ニ、サンだけど、目の保養になる彼053.gif


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『Dr. House』のシーズン4第2話~シーズン8第3話でThirteen医師を演じたOlivia Wilde。キャッツアイのような瞳が印象的な彼女も、Mattに続いて間もなく退場。


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かなり最後までしぶとく残るのが、時間の帝王Raymond Leon(Cillian Murphy)↑↑↑ 『インセプション』のRobert Fischer!誰かに似てるとずっと思いつつ、それが誰なのか分からずもやもやしていたら、


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今日ふっと頭に浮かんだのがRudol'f Nuriev。まるで兄弟だな。

製作国:U.S.A.
初公開年:2011年
監督:Andrew Niccol
キャスト:Cillian Murphy, Justin Timberlake, Amanda Seyfried, Shyloh Oostwald, Johnny Galecki, Olivia Wilde, Matt Bomer ...


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by amore_spacey | 2012-02-13 02:07 | - Other film | Comments(2)

素敵な隠し撮り ~完全無欠の素敵な仲間たち~

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 スイートルーム内に設置された隠しカメラを通して、そこに宿泊する振付師(浅野忠信)・映画監督(三谷幸喜)・写真家(山本耕史)・料理研究家(竹内結子)・老人(浅野和之)・コールガール(戸田恵子)・サーカスの花形スター(草彅剛)・初老の会社員(西田敏行)とホテルの新人コンシェルジュ西条ミエ(深津絵里)が繰り広げる悲喜こもごものエピソードを描く。


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さらっと観るには楽しいコメディなんだけど、『THE 有頂天ホテル』にしても本作品にしても、役者たちが無理矢理テンションあげてるような気がして、かなり引いた。深津絵里の弾けっぷり。ありゃ、はしゃぎ過ぎなんでは?でもショート・エピソードに登場する中井貴一(割り切れない数字が嫌いな男)や阿部寛(黒メガネをかけた外務省の男)が、めちゃめちゃツボにはまりました(⌒▽⌒) 西条ミエの上司・菅原を演じる小林隆も、何気におかしい。エンドロールに市村正親の名を見つけて、「あれれっ?どのエピソードに出てたっけ?また見落としちゃったのか?」と唸っていたら、エンドロール終了後に、あんな形で登場するなんて☆ しかも役名が阿倍つくつくって…(爆)

製作国:JapanI(Fuji TV)
放映日:2011年11月5日
演出:三谷幸喜
キャスト:深津絵里, 浅野忠信, 三谷幸喜, 山本耕史, 竹内結子, 浅野和之, 戸田恵子, 草彅剛, 西田敏行, 中井貴一, 小日向文世, 阿部寛, 市村正親 ...  


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by amore_spacey | 2012-02-10 00:18 | - Japanese film | Comments(2)

平清盛 (第2~5話)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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第2話にて、伊東四朗が演じる白河法皇、ご退場。ありゃ、化け物だな。インパクト強すぎ&不気味すぎ。夜中にトイレに起きて、こんなのが目の前にぬぅっとあらわれたら、アタシ、どーしよ?( p_q)エーン。


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藤原璋子(たまこ:檀れい) こ、こいつは、喰えない女だ。油断するべからず。


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源義朝を演じる玉木くん。ちょっと声が細くてひ弱か?と心配したが、その台詞の鋭さ&切れ味のよさがいいね。ただ、顔に力が入りすぎてやしませんか?顔の筋肉がピクピクしてますけど。一日も早く父をこえて、立派な侍になってくだされ。


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平忠盛を演じる中井貴一。だめだッ、カッコ良すぎるぜ、とーちゃん!「その勝負は武士が朝廷に対し、十分な力を得てからでもよいのではないか?」 くぅぅぅ、いちいち痺れる台詞。父の本意を知り、父の大きさを知る松ケン、きみはまだまだひよっこだ。


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『ふぞろいの林檎たち』シリーズの頃から中井貴一を知ってるんだけど、彼の優等生づらが鼻について、どーも好きになれなかった。役者の中でもサラブレッド級のお方なんだろう。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(な、長いな、このタイトル) での相変わらずの優等生ぶりや、「ボクは人生につまづいたことなんて、一度もありゃしませ~ん」という世間知らずのいいとこの坊ちゃん風な雰囲気が、私をイラつかせた。なのに、貴一@忠盛のこのカッコ良さは、一体何なんだァ?もっと彼を観ていたい!演出家さま、中井貴一をあんまり早く退場させないで下さいまし。amoreからのお願いでございます。

製作国:Japan(NHK)
放映日:2012年1月15日~2月5日
演出:柴田岳志
キャスト:松山ケンイチ, 中井貴一, 豊原功補, 和久井映見, 尾美としのり, 小日向文世, 玉木宏, 岡田将生, 杏, 中村梅雀, 三上博史, 檀れい, りょう, 松雪泰子, 國村隼, 国広富之, 阿部サダヲ, 藤木直人 ...


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by amore_spacey | 2012-02-08 01:41 | - Japanese film | Comments(2)

Donnie Brasco (フェイク)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】 Donnie Brascoという偽名を使って、ブルックリンを拠点とするマフィア組織に潜入したFBI捜査官Joe Pistone(Johnny Depp)。彼は組織の中のひとりBenjamin Lefty Ruggiero(Al Pacino)に気に入られ信用を得て、組織の中枢へと上り詰めていく。LeftyはそんなDonnieに夢を托し再起をかける。しかし潜入捜査6年目を迎えたある日、DonnieにFBIから撤退命令が下った…。囮捜査官として6年もの間マフィア組織に潜入し、アメリカ5大ファミリーのひとつを壊滅に近い状態に陥れたJoseph D. Pistoneの著書に基づく実話を映画化。


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この作品が公開された当時、Al Pacinoが57歳でJohnny Deppが34歳。JohnnyはAl Pacinoの単なる引き立て役?と懸念したが、いやいや、対等に渡り合って素晴らしかった。都合が悪ければ身内さえ簡単に消した『ゴッドファーザー』の冷酷非情なMichael Corleoneを演じたAl Pacinoが、本作品では万年チンピラで人生の下り坂を転げ落ちていく初老のマフィアを好演。実の父親のように優しくDonnieに接するLeftyが、一方ではドラッグに溺れた息子に心を痛め、自分を越えてのし上がった若いボスの下でコマネズミのように働く悲哀に、心の中でむせび泣く。そんな人生の負け犬を、Al Pacinoらしく丁寧に演じてくれた。かっこいいだけのJohnnyとは、桁違いの厚みがある。でもくたびれた赤のジャージに老眼鏡をかけて、TVの動物番組を嬉しそうに見るAl Pacinoの姿を観た時には、「そこまでやらなくても…」と胸が痛くなった。

イタリア語版のAl Pacinoの吹き替えは、彼の強い希望によりGiancarlo Gannini様が担当。もちろんGiancarlo様も大好きなんだけれど、Al Pacinoの顔にGiancarlo様がダブって見えるのが難点かな。ラストシーン前に家を出て行くAl Pacinoの一挙一動、そして扉を閉める彼の背中に漂う哀愁に、目頭が熱くなり鼻の奥がつーん。

製作国:U.S.A.
初公開年:1997年
監督:Mike Newell
キャスト:Al Pacino, Johnny Depp, Michael Madsen, Bruno Kirby, James Russo, Anne Heche, Zeljko Ivanek ...


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by amore_spacey | 2012-02-06 02:10 | - Other film | Comments(4)