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平清盛 (第6~12話)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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第10話にて佐藤義清(藤木直人053.gif)が、いきなりちょんまげを切り落として出家(唖然…)!貴方のように心の繊細なお方は、汚れた俗世を生きていくことなど、到底無理なのでございますね。


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それというのも、藤原璋子(たまこ)ちゃんへの禁断の愛を知ってしまったから。「しょーがないじゃん!」って、どうして割り切れないんだろう。そこが彼と私の違いだな。もはや鳥羽天皇の御寵愛を受けることはないというのに、それでも往生際悪くしがみつこうとするたまこちゃんの気持ちが分からない。サクッと切ってしまえばいいのに。と言ってる間にたまこちゃんは出家し、あっけなく第12話で御退場。されど最期に初めて味わった人(鳥羽天皇)を愛する&人から愛される気持ちを胸に刻みつつ、あの世に旅立たれた彼女は、幸せ者でありましょう。


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それに引き換え、あとから入内してきた藤原得子(なりこ)ときたら…(絶句) 近衛天皇のステージママになって、朝廷を思うがままにしようって魂胆ね。邪魔な奴らはどんどん消す!純真無垢なたまこちゃんまで島流しにして…うぅぅ(涙) 侮れない女御(にょうご)は、実はなりこだった。それはそうと、たまこちゃんに仕える堀河局を演じるりょうが、微妙に怖い。痩せすぎているせいか?衣装やヅラが全然似合わないせいか?突然アップで登場する般若面に、ひーーーっ!肝試しじゃないんですから(滝汗)


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私利私欲が渦巻くどろどろとした朝廷を花にたとえるなら、うつぼかずら。一方、清盛(松ケン)の最初の奥方となった明子さま(加藤あい)は、すずらんのように爽やかで良妻賢母でございますなぁ。第11話でこの方も御退場あそばされました。


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そして、ジャジャーーン!第7話から深キョン扮する時子が登場。台詞の言い回しが学芸会っぽくて、大丈夫なのかなぁ。口元もアヒルになってるし。ゆくゆくは清盛の2番目の奥方になる訳ですから、もう少し大人になって下さいまし。と心配しておりましたが、回を重ねるうちに、何となく姫君が板についてきたでしょうか?!


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清盛の母・宗子を演じる和久井映見ちゃんは、しっとり落ち着きがございます。それに対して清盛は口を開けりゃ、「面白き世の中にしてやるのじゃぁぁ」って、バカの一つ覚えでこればっか。他に言う台詞はないのでおじゃるか?

そうそう、『最後から2番目の恋』で3枚目なイメージが私の中に定着してしまった中井貴一が登場するたびに、「大河ドラマでも、何かかましてくれるのでは?」と妙に期待してしまう今日この頃(ё_ё;) いや、マジ顔でマジな台詞を放ちつつ、心の中で一人突っ込み入れて楽しんでますね、絶対に(^^) 「松ケン、松ケン、って騒いでっけどさ、俺だってまんざらじゃないよなーー」「今の俺って、ひょっとしたら、モ…テ…キ…?!ヒヒッ」 とかね(≧∇≦)

製作国:Japan(NHK)
放映日:2012年2月12日~3月25日
演出:柴田岳志
キャスト:松山ケンイチ, 中井貴一, 豊原功補, 和久井映見, 深田恭子, 尾美としのり, 小日向文世, 玉木宏, 田中麗奈, 武井咲, 岡田将生, 中村梅雀, 三上博史, 松田翔太, 加藤あい, 檀れい, りょう, 松雪泰子, 國村隼, 山本耕史, 堀部圭亮, 阿部サダヲ, 平田満, 藤木直人 ...


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by amore_spacey | 2012-03-30 01:36 | - Japanese film | Comments(4)

Downton Abbey (ダウントン・アビー)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

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【あらすじ】  ヨークシャー州の広大な敷地にある架空のダウントン・アビーを舞台に、貴族階級のCrawley家とそこで働く執事や召使いたちの暮らしを描く。時は1912年4月15日、豪華客船タイタニック号が沈没したというニュースに、Crawley家は大混乱におちいる。タイタニック号にはCora Crawley伯爵夫人(Elizabeth McGovern)のいとこにあたるJames Crawleyとその息子が乗船。まもなく死亡の悲報が届いた。彼ら2人はCrawley家の遺産相続人だった。そこでマンチェスターに暮らす弁護士でいとこの若き青年Matthew Crawley(Dan Stevens)が、新たな相続人として選ばれる。法的判断とはいえ、こともあろうに相続する意思がこれっぽちもない「手に職を持った(卑しい)」人間に莫大な財産が手渡ることに、Crawley家は戸惑い怯えるのだった。2012年Golden Globeの最優秀TVドラマ賞を受賞。


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主な登場人物。左からアシスタント執事のJohn Bates(Brendan Coyle)&メイドのAnna Smith(Joanne Froggatt)、給仕のThomas Barrow(Rob James-Collier)、新たな遺産相続人になったMatthew Crawley(Dan Stevens)、Violet Crawley伯爵夫人(Maggie Smith)、Robert Crawley伯爵(Hugh Bonneville)&Cora Crawley伯爵夫人(Elizabeth McGovern)、Matthewの母Isobel Crawley(Penelope Wilton)、伯爵夫妻の長女Mary Crawley(Michelle Dockery)、次女Edith Crawley(Laura Carmichael)、三女Sybil Crawley(Jessica Brown Findlay)

脚本が素晴らしい!主役級から脇役や端役に至るまで、一人一人のキャラがはっきり描き分けられている。そして演出・衣装・舞台・役者に至るまで、すべてが素晴らしかった。暗い雰囲気が漂うときにも、ウィットに富んだ辛口のジョークがちりばめられて、何ともお洒落な大人のドラマだ。


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登場した全ての人が好きだが、特に印象に残っているのがViolet Crawley伯爵夫人を演じたMaggie Smith↑↑↑ チワワのような無垢な表情を装いつつ、敵のアキレス腱を狙ってチクリと言い放つ。相手を思いやりながら自分の意見も遠慮なく言う。憎めない可愛らしいおばあちゃまです。本作品で2011年に2度目のEmmy賞助演女優賞を受賞。


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給仕のThomas Barrow。こやつはCora Crawley伯爵夫人専属のメードSarah O'Brien(Siobhan Finneran)とつるんで、休憩時間には裏山にある神社の境内で煙草を吹かしながら、いつも良からぬことを企んでいる狡猾な男。トコトン憎らしいんだけど、間抜けなところが可愛いな。


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そしてベスト・カップルのMatthewとMary(*^^*) 紆余曲折あって一時はどーなるんだ、この2人?って心配で夜も眠れなかったけれど、シーズン2終了の現時点では、ハッピーエンドになって本当によかったぁ。Matthewを演じるDan Stevensにメロメロな娘は、結婚して3歳になる娘がいることを知って号泣(T^T) シーズン3は2012年9月からスタート。待ちきれないョ~!

製作国:UK(ITV)
初公開年:2010~2011年(シーズン1&2)
クリエーター:Julian Fellowes
キャスト:Hugh Bonneville, Elizabeth McGovern, Michelle Dockery, Laura Carmichael, Jessica Brown-Findlay, Maggie Smith, Dan Stevens, Penelope Wilton, Jim Carter, Brendan Coyle, Phyllis Logan, Siobhan Finneran, Joanne Froggatt, Rob James-Collier, Lesley Nicol, Sophie McShera ...


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by amore_spacey | 2012-03-28 03:00 | - TV series | Comments(0)

A Good Woman (理想の女(ひと))

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 1930年代の南イタリアはアマルフィ。ニューヨーク社交界の華Robert(Mark Umbers)とMeg Windermere(Scarlett Johansson)夫妻は、この地で休暇を過ごしていた。ある日Megの誕生日プレゼントを探していたRobertは、骨董屋で幾つもの恋愛経験を重ねてきたErlynne夫人(Helen Hunt)と出会う。彼女の勧めで金の扇をプレゼントに選んだRobert。やがて社交界に、RobertとErlynne夫人の仲を怪しむ噂が流れる。夫を心から信頼していたMegだったが、徐々にその心が揺らぎ始めた。


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なぜこの作品を観たのか?それは娘のイタリア語の教師が、端役で出演していると聞いたから。開始後4分30秒あたりのところで、手袋のお店の前に立つ店員Giuseppina。これがValentina D'Uva様でございます。ここに立ち寄ったScarlett Johanssonを店内に案内したあと、彼女のお尻がScarlett Johanssonのバックに映し出されたかと思ったら、いつの間にか退場なさっておりました。

Oscar Wildeの戯曲「ウィンダミア卿夫人の扇」を年代や国を変えて映画化したそうですが、かなりイメージが違うのは否めません。原作とは切り離して考えたほうがよさそう。これはHelen Huntの独壇場ですね。変な化粧のせいで実年齢より老けて見えたのが残念だけれど、機知に富んだ彼女の持ち味が遺憾なく発揮されていた。女は若けりゃいい、ってもんではない?社交界の老人たちの、ウンチクある会話も面白かったな。


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上流階級の恋のさや当ての中から、徐々に姿を現してくるMegの出生の秘密。ミステリーの匂いやちょっとしたどんでん返しがあるのは、いかにも英国の戯曲らしい。しかしMegがErlynne夫人の実の娘であったというどんでん返しが、果たして大スキャンダルに相当することなのか?私には今一つピンと来なかった。「真実に目を背けたら前に進めない」という台詞に、そうだなぁと深く頷く。それにしても本作品のScarlett Johanssonって、ぜんぜん彼女の良さが出てない。あれじゃ素人の大根役者そのまんまじゃないか。

製作国:UK, Italy, Spain, USA, Luxembourg
初公開年:2004年
監督:Mike Barker
原作:Oscar Wilde
キャスト:Helen Hunt, Scarlett Johansson, Milena Vukotic, Stephen Campbell Moore, Mark Umbers, Tom Wilkinson, Valentina D'Uva ...


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by amore_spacey | 2012-03-26 04:36 | - Other film | Comments(0)

最後から二番目の恋 (全11話)

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】  TV局のドラマ・プロデューサーとして活躍する45歳独身の吉野千明(小泉今日子)は、都会の生活に寂しさを感じて、鎌倉にある古民家に引越してきた。隣に暮らす長倉家には、妻に先立たれた50歳子持ちの鎌倉市役所職員の長男・和平(中井貴一)、結婚して中学生の一人息子がいる長女・水谷典子(飯島直子)、双子の片割れで精神的に不安定な次女・万理子(内田有紀)と自宅を改造してカフェを営むもう1人の片割れ次男・真平(坂口憲二)がいる。千明は和平と顔を合わせるたびに口喧嘩ばかりするが、真平とは恋人どうしのような関係に発展していく。ドラマのキャッチコピーは、「大人って、淋しすぎると笑っちゃう。」


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終わっちゃったよぉ、このドラマ(T^T) メチャクチャはまってしまった。だってね、昭和の真っ只中に生まれて、バブル期には濡れ手に粟的な社会人生活を送っていたから(でもちゃんと仕事してたからね)、千明と和平の自虐的&自爆的&地雷踏みまくり&昭和懐古的な会話が、直球でツボにハマってしみじみ。中井貴一って想像どおり、するめのように味のある役者だな。見かけは干からびてるけど、噛めば噛むほど旨味が出てくる。絵に描いたようなバリバリ公務員なのに、キョンキョンに突っ込まれると、3枚目キャラがぼろぼろ出てきて、面白すぎ~(≧∇≦) 『素敵な隠し撮り…』のショートスケッチを観たときに、ひょっとしたらこういうキャラかも?とは思ったんだけど、こりゃ大当たりっ☆ でも彼は一人じゃだめ。鋭い突込みをする誰かがいて、初めてボケ役として輝き始める人だ。


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美保純はいくつになっても可愛いなぁ(^^) あの歳で純情ぶりっ子をやっても、あんまり痛くない。なのに森口博子のぶりっ子が鼻につくのはなぜ?「あたしさぁ、この歳になっても、けっこう可愛いでしょぉおお」的なオーラが出まりで疲れる。疲れると言えば、飯島直子の甲高い声!全身が声!凄いパワー。ヒッキーな万理子を演じる内田有紀も、ぶっ飛んでた。路上生活者?使い古したぬいぐるみ?な風貌で、最初誰だか分からなかったから。でもなかなかいい雰囲気で好き。


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若手女優陣への違和感は、もはやジェネレーション・ギャップとかいう問題じゃない。ありゃ、宇宙人だ。母(美保純)と競り合って上司の和平に恋しちゃう部下を演じる佐津川愛美といい、新進気鋭の若手脚本家を演じる益若つばさ↑↑↑といい、あたしゃついていけない。ああいうのが半径20cm以内にいたら、私狂っちゃう。でも彼女たちのような人がいたら、毎日ごたごたあって疲れるけど面白いだろうなぁ。


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ちょっと何なの?と思ったのが、世界中の女性を幸せにしたいと思って、自分を天使呼ばわりしている真平。まぁ、病気のこととか事情は色々とおありでしょうけれど、、、あなた、何様のつもり?そんな彼を歯に衣着せぬ得意の毒舌でバッサバッサ斬りおとしていった佐津川愛美ちゃん↑↑↑って、最高(^^) 

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2012年1月12日~3月22日
演出:宮本理江子, 谷村政樹, 並木道子
キャスト:小泉今日子, 中井貴一, 内田有紀, 坂口憲二, 飯島直子, 浅野和之, 久保田磨希, 益若つばさ, 佐津川愛美, 美保純, 織本順吉, 森口博子, 渡辺真起子 ...


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by amore_spacey | 2012-03-24 01:24 | - Japanese film | Comments(6)

Boris Il film (ボリス)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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【あらすじ】 クズのようなTVドラマを何年も続けたあと、行き詰っているRené Ferretti監督(Francesco Pannofino)は、芸術性のある作品を撮って映画界をひっくり返そうと試みる。René監督はこれを機に、経験豊かなスタッフに一新することも考えたが、最終的には今まで通りのスタッフでいくことになる。しかし彼の作品の常連役者のStanis La Rochelle(Pietro Sermonti)やCorinna Negri(Carolina Crescentini)とのごたごたに加え、問題は山積み。しかも新しく入ってきた女優Marilita Loy(Rosanna Gentili)の不安に対処する必要もあった。 これら大小の問題に屈したRené監督は芸術作品を放棄し、従来通りのドタパタコメディ映画を撮らざるを得なくなった。それは常連キャストが演じるTVドラマ『ボリス』だった。TVドラマシリーズ『Boris』の映画版。


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やっぱりRené Ferretti監督が芸術性のある作品を撮るなんて、有り得ませんよ。あのキャストでしょ?あのスタッフでしょ?それに何といっても監督自身のキャラがハチャメチャだからぁ(爆)


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身勝手でわがままな女優陣たちの姿がイタリア人女性そのまんまで、おかしかった。イタリア人男性ってホントに大変だ。

製作国:Italy, France
初公開年:2011年
監督:Giacomo Ciarrapico, Mattia Torre
キャスト:Luca Amorosino, Antonino Bruschetta, Paolo Calabresi, Antonio Catania, Carolina Crescentini, Carlo De Ruggeri, Alberto Di Stasio, Roberta Fiorentini, Caterina Guzzanti, Francesco Pannofino, Pietro Sermonti, Alessandro Tiberi, Massimiliano Bruno, Karin Proia ...


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by amore_spacey | 2012-03-21 01:04 | - Italian film | Comments(0)

Terraferma (海と大陸)

私のお気に入り度 ★★★★☆(80点)

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【あらすじ】  シチリア島の南にある漁師の島Linosa。3年前に父を亡くした20歳のFilippo(Filippo Pucillo)は、母Giulietta(Donatella Finocchiaro)と祖父Ernesto(Mimmo Cuticchio)と暮らしていた。古いしきたりにとらわれ、あくまでも漁業に拘る頑固な祖父を尻目に、シチリア島経由で最近この島にもやってくるようになった観光客を相手に、母子は自宅を改装してB&Bを始める。彼らの最初の宿泊客は、北イタリアからヴァカンスにやってきた3人の若者たちだった。ある日沖合いに出たErnestoとFilippoは、不法入国移民の乗った小型船に遭遇。そこでアフリカの市民戦争から逃れてきた出産間近の女Sara(Timnit T.)とその息子Omar(Rubel Tsegay Abraha)を救助し、自宅に連れて帰った。しかし不法移民への救助行為は、法律に反する。彼らを見つけたら、救助せず、警察に通報するよう法律で定められているからだ。窮地に立たされたこの一家は、重大な決断を迫られる。本作品は2011年の第68回ヴェネチア映画祭で、審査員特別賞を受賞。


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あのぉ、ちょっといいでしょうか?字幕をつけて欲しかったな。こてこてのシチリア訛りを早口でまくし立てられると、何言ってるんだかさっぱり分かりませんでした。... という苦情はさておき、シチリアの海に囲まれておおらかに育ったFilippoが、ガラの悪い友人やB&Bにやってきた若者たちや不法入国移民たちとの衝撃的な出会いによって、大きく揺れ動きながらも、自分なりに1つの方向を見つけていく過程を、厳しくも優しいまなざしで描いている。


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シチリア近くの離島の海や空がとても美しくて綺麗だ。北イタリアのそれらとは、色が違う。濃くて深い。「不法入国移民は…」と声高に上から目線で訴えるのではなく、若い青年の心の揺らめきを絡ませながら、静かに問題提起するこのスタイルは、より心の奥底に訴えるものがあり響いてくる。

ところで、Claudio Santamariaが出ているはずなのに、どこ?どこ?どこ~?と、きょろきょろしていたら、なんとグレーの制服を着た税務警察だったんですねぇ。制服フェチな私は、一目で再び恋に落ちてしまいました。今回は超意地悪な役どころなのがちょっぴり気になったけれど、嫌味な税務警察もぴったりね。色んなTVドラマで熱演するBeppe Fiorelloって、見かけがどーも苦手なんだけれど、役者としてみると人間味溢れてなかなかいい。Fiorello兄貴より好感が持てる。Donatella Finocchiaro、メッチャ綺麗。

製作国:Italy, France
初公開年:2011年
監督:Emanuele Crialese
キャスト:Filippo Pucillo, Donatella Finocchiaro, Beppe Fiorello, Mimmo Cuticchio, Martina Codecasa, Tiziana Lodato, Claudio Santamaria, Filippo Scarafia ...


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by amore_spacey | 2012-03-19 04:23 | - Italian film | Comments(4)

Haywire (ヘイワイヤー)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(65点)

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【あらすじ】 Mallory Kane(Gina Carano)はCIAで最高レベルの訓練を受けた美貌の工作員。政府の依頼で、世界のもっとも汚れた危険な場所で任務を遂行している。ある中国人ジャーナリストの拉致事件にかかわった彼女は人質解放に成功した後、なぜかエージェントに裏切られ、死んだものとして葬り去られてしまう。突如として、自分が持つすべての技術を熟知する優れた暗殺者のターゲットとなってしまった彼女は、プラックオプス軍事訓練で学んだことを駆使し、リスクを顧みず巧妙な罠をはっていく。しかし状況は複雑に絡み合い、Malloryはみるみる窮地に追い込まれていく。ほんの一瞬の気のゆるみも許されないこの危険な駆け引きに打ち勝ち、彼女は真実にたどり着くことができるのか。


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Gina Caranoは女性版Steven Seagalってとこかな。格闘家だけあって、乱闘シーンはど迫力あるけれど、それだけ。どーしてこんなチャンバラ劇を映画館にまで出かけて行って観たのか、、、自分が信じられない orz ...


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Antonio Banderas様~053.gif


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ストイックでちょっと陰のあるMichael Fassbender!


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Ewan McGregorのこの髪型は
散切り頭の武士みたいで、残念なお姿…。

製作国:U.S.A. & Ireland
初公開年:2012年
監督:Steven Soderbergh  
キャスト:Gina Carano, Michael Angarano, Channing Tatum, Michael Douglas, Antonio Banderas, Ewan McGregor, Michael Fassbender, Eddie J. Fernandez, Aaron Cohen ...


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by amore_spacey | 2012-03-16 02:39 | - Other film | Comments(0)

Confessions of Pain (傷だらけの男たち)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のHei(Tony Leung Chiu Wai)とBong(金城武)。だが、ある事件をきっかけにBongの恋人が自殺、その時からBongの生活は一変、警察を辞職し私立探偵になり、酒びたりで自堕落な日々を送っていた。一方のHeiは億万長者Chow (Hua Yueh)の娘Susan Chow(Jinglei Xu)と結婚し、キャリアもプライベートも順風満帆だった。そんなある日、Chowが自宅で惨殺される事件が起きる。父の死に不審を抱いたSusanは、Bongに捜査を依頼するが…。


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《一言感想》 Bongが酒びたりになったきっかけが、恋人の自殺というとても衝撃的で悲しい出来事だったのは分かるが、金城武の演技があまりにも薄っぺらクール過ぎてぴんと来なかった。自堕落な日々といっても、ただ酒に酔ってただけだし。Heiの気持ちも分からないでもないが、何だかなぁ。もやもや~。フィナーレがあれじゃ、どん底で救われないよぉ。ところでTony Leungって、そんなに凄い役者なのか??

製作国:Hong Kong
初公開年:2006年
監督:Wai-keung Lau, Alan Mak
主題歌:浜崎あゆみ
キャスト:Tony Leung Chiu Wai, 金城武, Qi Shu, Jinglei Xu, Ankie Beilke, Bo-yuan Chan, Candice Chan ...


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by amore_spacey | 2012-03-14 02:38 | - Asian film | Comments(10)

Un cuento chino

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★★☆(86点)

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【あらすじ】 アルゼンチンで金物屋を営む独身の中年男Roberto(Ricardo Darín)は、かつてフォークランド戦争に参戦した過酷な体験を今も引きずりながら生きている。現実とうまく折り合えない彼は次第に内に閉じこもるようになり、飛行機を眺めることと新聞の三面記事に掲載される珍事件を切り取って収集するのが唯一の趣味だった。そんなある日いつものように空港の近くで離発着する飛行機を見ながら一杯やっていると、突然目の前で、一人の若い中国人がタクシーから引きずり下ろされた。名前はJun(Ignacio Huang)。身振り手振りから察するに、どうやら伯父を訪ねてアルゼンチンまでやって来たらしい。頑固だが心根の優しいRobertoは、Junをしばらく自宅に預かり、一緒に伯父を探してやることにする。お互いの言葉が分からない2人の、奇妙な共同生活が始まった。本作品は2011年ローマ国際映画祭で最高賞&観客賞を、2012年第26回ゴヤ賞(=スペインのアカデミー賞といわれる映画賞)でイベロアメリカ映画賞を受賞。


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ちょっと有り得ない展開ではあるけれど、実際に起きた珍事件(しかも日本の漁船がその事件に巻き込まれた!)をもとに作られた作品で、とてもいい余韻を残してくれる。中国の湖で始まる冒頭のシーン。穏やかな日和の中で、これから結婚を申し込もうとしたその瞬間、とんでもないことが起きる!そして舞台はアルゼンチンへ。空港の近くで見知らぬ2人の男が妙な出会い方をするが、一見無関係な彼らが、実はあるところで既に結びついていたのだ。孤児のような彼らの境遇も似ている。


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Junはスペイン語がまったく話せないし、Robertoは中国語が全く話せず分からない。Junは中国語でごちゃごちゃまくし立てるが、Robertoはもとより観ている私たちも、字幕がないのでちんぷんかんぷん。状況が深刻なだけに、2人のやりとりが余計におかしい。バゲットの白い柔らかい部分しか食べないRoberto、23時きっかりに消灯するRoberto、新聞に載る珍事件の登場人物になりきるRoberto、機嫌の悪い日には店に来る客さえ追い返してしまうRoberto。まったく彼のアクの強さには叶わない。

製作国:Argentin, Spain
初公開年:2011年
監督:Sebastián Borensztein
キャスト:Ricardo Darín, Muriel Santa Ana, Ignacio Huang, Enric Cambray, Iván Romanelli, Julia Castelló Agulló, Javier Pinto ...


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by amore_spacey | 2012-03-12 04:58 | - Other film | Comments(2)

War Horse (戦火の馬)

私のお気に入り度 ★★★★☆(78点)

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【あらすじ】 第一次大戦前夜のイギリスの農村。貧しい農家にひきとられた一頭の馬はJoeyと名付けられ、少年Albert Narracott(Jeremy Irvine)と固い絆で結ばれる。折しも戦争がはじまり、Joeyは軍に徴用され、英国軍騎馬隊の軍馬としてフランスの最前線に送られてしまう。敵味方の区別を知らないJoeyの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。その頃Albertは兵士となり、フランス激戦地で戦っていた。奇しくも共に激しい戦場に身を置くこととなったAlbertとJoeyの運命は?


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動物モノにとても弱いので、始まる前からうるうるしていたが、観終わったあとやっぱりうるうる。アップになった時のJoeyのクリクリの瞳。荒野となった戦場を駆け抜けるJoey。イバラ状の鉄線に絡まったJoeyを、英仏両軍の兵士たちが助けるシーン。お決まりの流れと言えばそれまでだけれど、戦争を舞台に動物と人間の交流を描いているから尚更、涙腺がゆるゆるになってしまった。

製作国:U.S.A.
初公開年:2011年
監督:Steven Spielberg
キャスト:Jeremy Irvine, Peter Mullan, Emily Watson, Niels Arestrup, David Thewlis, Tom Hiddleston, Benedict Cumberbatch, Celine Buckens, Toby Kebbell ...


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by amore_spacey | 2012-03-09 00:54 | - Other film | Comments(0)