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ゼロの焦点

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 見合い結婚で夫・憲一(西島秀俊)と結婚した禎子(広末涼子)。しかし結婚式から七日後に、夫は仕事の引継で勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。夫の過去をほとんど知らない禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。憲一のかつての得意先の社長夫人・室田佐知子(中谷美紀)や社長のコネで入社し受付嬢をしている田沼久子(木村多江)との出会いが、事件のさらなる謎を呼ぶ。夫には自分の知らない別の顔があったのだ。やがて新たな殺人事件が起きる。


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昭和30年代を出来るだけ忠実に再現してはみたものの、現代人にとって当時のメンタリティーはちんぷんかんぷんな部分も多いに違いない。見知らぬ者同士がろくに付き合いもせず見合いで結婚するなんて今じゃほぼ絶滅状態だし、この作品の鍵となる汚れた過去(食べていくために若い頃米兵相手の娼婦していたこと)を消して生まれ変わりたいと切望する女たちの存在も、21世紀を生きる若者たちには理解し難いものがあるのでは?な~んて、おばあちゃんの愚痴みたいなことはさておいて…


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美しくエキセントリックな中谷美紀が、今回も派手に決めてくれました。舞台劇のようにかなり大袈裟な演技だが、涼しげな顔立ちの彼女がやると、却って凄みが増してヒッチコック映画のような緊張感を生み出す。圧倒的な存在感で、いいんだか悪いんだか?主役の座を奪ったかんじ。ムムッ?岸田今日子に似てる瞬間を何度か発見。相変わらず広末の演技はトホホだァ。彼女の語りもひどかった。『平清盛』の語りを務める岡田将生もそうだけど、声の質は不問にするとしても、あの棒読みを何とかして欲しい。エンドロールに流れる中島みゆきの歌は、演歌調のこぶしがききすぎて耳障り(Ф_Ф;) あなたのワンマンショーではないんですから。落ち着きのある歌声、たとえば加藤登紀子(音が出ます)のような声で、あくまでも脇役に徹して〆て欲しかった。

製作国:Japan
初公開年:2009年
監督:犬童一心
原作:松本清張
キャスト:広末涼子, 中谷美紀, 木村多江, 杉本哲太, 崎本大海, 野間口徹, 黒田福美, 本田博太郎, 西島秀俊, 鹿賀丈史 ...


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by amore_spacey | 2012-04-28 04:19 | - Japanese film | Comments(2)

2012年いい男に囲まれた暮らし 日本男優編

昨年すっかり忘れてやらなかった恒例のイヴェントを、遅ればせながらお送りいたします。今回はニューエントリー多し。お好きなものがあったら、遠慮なくお持ち帰り下さいませ。その際一言声をかけていただければ幸いです。ではまず日本男優編、いってみよ~!
 
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佐藤浩市さま(1960年生まれ) 昔のサラリーマンの見本!のような髪型。新入社員的なさっぱりした雰囲気の浩市さんももちろん大好きだけど…


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ゆる~いウェーブのあるセミロングの浩市さんに萌え~053.gif ちょっぴり気だるそうな表情が、官能的ですらあります(*^^*) エロさが漂う上唇にクラクラ~♪(*^^*)


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時代劇のヅラもお似合い。酔っ払って夜中に電話してきたり乱入してきても、浩市さんなら許してあげる。ってか、電話かけて下さい!遠慮なくいつでも遊びに来て下さ~い。


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中井貴一さま(1961年生まれ) いつも証明写真の見本みたいな表情で写ってますが、意外にも黒縁メガネがお似合い。昔から老け顔古風な顔立ちだったけれど、やっと歳相応の容貌になってきたところでしょうか?ついでにモテ期も到来?と、言いたい放題(ё_ё;)


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烏帽子やヒゲもこれまた似合う。オヤジ~、かっこいいぜ! えっ、中井さんって浩市さんより1つ年下だったんだぁ(驚)  だって老け顔だから…(殴っ!)


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寺島進さま(1963年生まれ) 鼻の下から口元にかけての猿顔ラインによろめきそう(*^^*) 威勢のいい魚屋のおっちゃん・ちんぴら・義理人情ならお任せ・下町代表・カラオケに行ったら演歌一筋っ、そんな言葉がぴったり。ど派手な衣装がこれまた似合うんだなぁ。寺島さんのいいオーラを受けて、苦手な浅野忠信もここ↑↑↑ではなかなかいい感じ^^


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堤真一さま(1964年まれ) いつも人生に疲れた表情ですが(顔色も悪そー)、何かあったんですか?困ったことがあったら、いつでも話して下さいね。人生相談所ですから。んだけど、疲れていても目は爬虫類系な堤さん。疲れたふりしてるだけ(-.-?)


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渡部篤郎さま(1968年生まれ) 劣化が激しいとかおじいちゃんみたいとか言いたい放題言われてるけど、『外事警察』は最高にカッコ良かった!外野の声に惑わされないで、わが道を行く渡部さんの強さに痺れます。


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でも異常に痩せてしまったのはなぜ?まさか、薬(ヤク)に溺れたりなんかしてませんよね?ベジタリアンもいいけど、ほどほどにしておかないと、中年以降の身体にはよくありません。ごはん、作りに行ってあげますよ。


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藤木直人さま(1972年生まれ) うぅぅ、なんて涼しげで爽やかな笑顔なんでしょう!こんな弟がいたら幸せだなァ。いや、近親相姦はまずいな。姉貴に手篭めにされた、と実生活でも世をはかなんで、出家しかねない子だから、この気持ちはそっと胸の内に秘めておきましょう。 


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見目麗しい義清さま、貴方のその弓矢で、私のハートを射抜いちゃって下さい。でもその前に貴方の涼しげな視線とちらっとでも絡んだりしたら、もう全身とろけそう。憤死モノです。


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堺雅人さま(1973年生まれ) 大河ドラマ『新選組!』の山南敬助役で初めて見たとき、実は印象メチャクチャ悪かったんです。何か胸に一物ありそうな目つきや顔つきに、嫌悪感を抱いたのに、その後あるトーク番組で素顔の堺くんを見て、いきなり好感度大上昇↑ そんなもんですね、人の心って。私が浮気性なだけ?いや参った。 


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笑った顔が可愛いんですね。笑うと顔中くしゃくしゃ。糸くずみたいに細い目が顔に埋もれてるし(≧∇≦)


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by amore_spacey | 2012-04-25 00:37 | My talk | Comments(13)

Dobermann (ドーベルマン)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 パリ市内の銀行で立て続けに強盗事件が発生。犯人はDobermannと名乗る強盗Yann Le Pentrec (Vincent Cassel)とその一味。クスリでラリって銃をブっぱなすイカれた奴らだが、犯罪の腕だけは世界一だった。彼らに手の打ちようがなくなった市警本部長のClodarec(Patrick Rocca )は犯人逮捕の為なら手段を選ばない凶暴な警視Sauveur Cristini(Tchéky Karyo)に捜査の協力を要請。かくして神をも恐れぬDobermannと警察バッジをつけた悪魔Cristiniの壮絶な対決が始まった。


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悪魔のようなCristini警視がすごすぎ!強盗一味よりねちっこくて、凶暴で非情なのだ。あ・うんのVincent Cassel & Monica Bellucci夫婦、若くて絵になるな。Monica姐は、32歳の女盛りですものね。最高にエロくてカッコいい。今まで観た彼女出演作品の中で、これが一番いい。だってね、最初から最後まで喋らないから(爆) さすが監督!Monica姐はオブジェに徹すると、いい味出すことをご存知だったんですね。彼女、この路線でずっと行けばよかったのに。ということでMonica姐的な私のお気に入り度は★★★★☆(98点) 減点2点は、途中で姐の品のない笑いがあったからだよ~ん。


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すごい!と言えばこの人↑↑↑ 役柄によって豹変する人だけど、今回は切れ方&壊れっぷりが痛すぎたかな。ま、あそこまでできちゃうなんて、あっぱれだけどね。昔(Jean GabinやAlain Delonが活躍していた頃)の仏フィルム・ノワールは、ハードボイルドで暗~い雰囲気が多かったような気がするんだけど、最近は血生臭い中にシニカル&コミカルな色を添えたこんな作品もあったりして面白い。- 追伸 - お願いだから正気に戻ってね、Romain Duris!

製作国:France
初公開年:1997年
監督:Jan Kounen
キャスト:Vincent Cassel, Tchéky Karyo, Monica Bellucci, Patrick Rocca, Antoine Basler, Dominique Bettenfeld, Pascal Demolon, Marc Duret, Romain Duris ...


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by amore_spacey | 2012-04-23 04:55 | - Other film | Comments(4)

小川の辺(おがわのほとり)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 卓越した剣の腕を持つ海坂藩士・戌井朔之助(東山紀之)に下った藩命は、親友の佐久間(片岡愛之助)を討つこと。藩政を痛烈に批判して脱藩した佐久間への裁きだった。民を想って正論を訴えた友を斬らねばならぬのか?朔之助の心は揺れた。しかも佐久間は、妹・田鶴(菊地凛子)の夫。田鶴は武士の妻として、手向かってくるに違いない。妹を斬ってでも主命に従えと諭す父(藤竜也)に、涙を流す母(松原智恵子)。妻(尾野真千子)は夫の身を案じながらも、気丈に振る舞う。翌朝、朔之助は田鶴への想いを秘めた奉公人・新蔵(勝地涼)を連れ旅立つ。二人の隠れ家は、兄妹と新蔵が幼い頃に遊んだような、小川の辺にあった。そして遂に朔之助と佐久間が向き合う。


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《一言感想》 菊地凛子ちゃんのヅラ&着物姿って、凄み&迫力があって強烈だけど、なかなかいいわぁ。松原智恵子って幾つになってもお嬢様っぽいというのか、台詞の言い回しが素人っぽいというのか…。苦笑

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:篠原哲雄
原作:藤沢周平
キャスト:東山紀之, 菊地凛子, 勝地涼, 片岡愛之助, 尾野真千子, 松原智恵子, 笹野高史, 西岡徳馬, 藤竜也 ...


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by amore_spacey | 2012-04-20 01:45 | - Japanese film | Comments(2)

Gosford Park (ゴスフォード・パーク)

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 1932年の秋、イギリス上流階級のWilliam McCordle伯爵(Michael Gambon)とSylvia伯爵夫人(Kristin Scott Thomas)が暮らすカントリーハウス「ゴスフォード・パーク」で、パーティーが開かれた。招待されたのは、マッコードル卿の従弟で俳優のIvor Novello(Jeremy Northam))、Sylviaの伯母Trentham伯爵夫人(Maggie Smith)をはじめ、親戚友人の面々。各々がメイドや従者を連れて到着し、にわかに賑やかになったゴスフォード・パークで、思いもかけない事件が巻き起こる。本作品は2002年アカデミー賞の脚本賞を、2002年Golden Globe賞の監督賞を受賞。


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貴族社会の人間模様を覗き見するのは、なかなか楽しい。聖人君子ぶっていても、一皮剥けばどこにでも転がっている一人の人間。そんなご主人様たちのゴシップを肴に、憂さ晴らしする使用人たちの人間臭さが、これまたいい。パーティーの最中に一家の主が殺されたというのに、それほど大騒ぎにもならず、どちらかと言えば無関心な人々にビックリするやらおかしいやら拍子抜けするやら。だから後半に登場する警部と警官が交わす、凡庸そうでいてなかなか鋭いやりとりが面白かった。


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イギリス上流階級を取り扱った最近の英国のTVドラマに、『ダウンタウン・アビー』がある。本作品はこれより20年ほど後の時代が舞台となっている。これらの作品には大勢の人々が登場するので、最初は人間関係がつかめず、なかなか作品の中に入りにくいが、一旦その世界に入ると面白くてなかなか抜けられない。ヒーローやヒロインが活躍する作品もいいが、登場人物一人一人の背景や人生が語られ、その誰か1人が欠けても成り立たない群像劇もいい。しかしそれは役者や監督の力量による。本作品はRobert Altman監督を筆頭にイギリスの名優が勢ぞろいし、圧巻だった。あのMaggie Smithおばちゃまも、いらっしゃいますことよ、おほほッ。

製作国:USA & UK
初公開年:2001年
監督:Robert Altman
脚本:Julian Fellowes
キャスト:Maggie Smith, Michael Gambon, Kristin Scott Thomas, Camilla Rutherford, Charles Dance, Geraldine Somerville, Tom Hollander, Natasha Wightman, Jeremy Northam, Bob Balaban, James Wilby, Kelly Macdonald, Clive Owen, Helen Mirren, Emily Watson, Alan Bates, Jeremy Swift, Ryan Phillippe ...


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by amore_spacey | 2012-04-18 02:29 | - Other film | Comments(0)

ツレがうつになりまして。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 漫画家の晴子(宮崎あおい)は、結婚5年目になる夫のツレ(堺雅人)とのんびりとした日々を送っていた。しかしある日超ポジティブな性格だったツレが、「死にたい」などと言い出す。病院での診察結果は“うつ病”。原因は仕事のストレスだと思った晴子は、ツレに会社を辞めさせる。ちょっとした事で落ち込んだり、急に気分がよくなったり、コロコロと体調が変わるツレ。そんなツレをゆっくり見守りながら、晴子はツレの様子をイラスト日記に綴っていた。


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大河ドラマ『篤姫』のあの2人が大スクリーンに戻ってきた~(^^) 宮崎あおい&堺雅人のほんわかした夫婦の姿が良かったな。晴子のことをハルさんと呼ぶ堺くんや、満員電車の中で号泣する堺くんに、胸きゅん♪ 漫画の連載を突然打ち切られたら、普通だったら自分のことで精一杯なのに、ツレを優しく見守る気持ちの余裕が、晴子にはあった。ガミガミ言わない。ヒステリックにならない。そういう人っているんですよね。だからツレは救われた。


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イグアナのイグの存在も、ポイントが高い!笑ってるんだか悲しいんだかよく分からない。何も言わない。吠えたり噛み付いたりしない。ベタベタ甘えたりしない。勝手にノソノソ歩いている。同じ空間で自分の好きなことをやっている。そういう距離感が、うつ病を患う人には最高にありがたい。ちょっぴりイラついたのが、いつもハネているツレの毛の行方。何度も登場するから伏線になっているのかと期待していたのに。あれって単発ギャグだったの?それにしては寒すぎるかも。

製作国:Japan
初公開年:2011年
監督:佐々部清
原作:細川貂々
キャスト:宮崎あおい, 堺雅人, 吹越満, 津田寛治, 犬塚弘, 梅沢富美男, 大杉漣, 余貴美子 ...


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by amore_spacey | 2012-04-16 02:07 | - Japanese film | Comments(2)

Manuale d'am3re (昼下がり、ローマの恋)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 ローマの賑やかな通りに、気さくなAugusto(Michele Placido)が管理人を務めるアパートメントがあった。このアパートに住むSara(Valeria Solarino)と結婚するつもりの青年弁護士Roberto(Riccardo Scamarcio)は、トスカーナ地方の農場に立ち退き交渉のため出張する。そこでRobertoは、美しいMicol(Laura Chiatti)に一目惚れし、滞在を延長して素晴らしいひとときを過ごす。『イタリア的、恋愛マニュアル』のGiovanni Veronesi監督が送るシリーズ第3弾。


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恋は理屈ではなく突然始まる若者カップルの第1話、刺激的な恋にはリスクがともなう中年カップルの第2話、そして恋に年齢は関係ない中年&熟年カップルの第3話と3つのエピソードが展開する。が、Carlo Verdoneおじちゃま大奮闘の第2話(↑画像左)以外は、メッチャつまらなかった。Donatella Finocchiaro扮する女ストーカー(↑画像右)、ありゃ凄い!ホント、刺激的な恋には落とし穴ありだな。苦笑

第1弾『イタリア的、恋愛マニュアル』のあの新鮮さやコミカルな面白さが失われ、本作品はひたすら時間を埋めるだけの物語がだらだらと続く。第2弾『モニカ・ベルッチのイタリア的、恋愛マニュアル』の頃からすでにその兆候はあったんだけど、第3弾は完全自爆ですね。相変わらずMonica姐は大根役者だし、日本語タイトルは超ベタだし。
 

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腐っても鯛?的なRobert De Niroの扱いに、ワタクシ異議あり!出演OKした彼も彼だけどね。Monica姐が相手役と聞いて、食指が動いたのかしら?それじゃ、単なるスケベオヤジ?久しぶりにRobertがイタリア語を喋っているのを聞いたなァ(^^) Carlo Verdoneが公開前に、「世界のRobertと同じ空間を共有することができるなんて、俳優をやってて良かった。俳優冥利に尽きる。」とTV番組のインタビューで大感激していたが、彼だって監督の端くれなんだから、煮ても焼いても食えないこの脚本にどうして噛み付かなかったんだろう?痛すぎる作品でした。これを観た人たちは、「イタリアンな陽気で明るい恋物語っていいな。元気になれる!」な~んて、またステレオタイプな勘違いをするんだろうな。イタリアン=明るい、って大間違いではないんだけど…。

製作国:Italy
初公開年:2011年
監督:Giovanni Veronesi
キャスト:Robert De Niro, Monica Bellucci, Riccardo Scamarcio, Michele Placido, Laura Chiatti, Valeria Solarino, Donatella Finocchiaro, Carlo Verdone, Daniele Pecci ...


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by amore_spacey | 2012-04-14 01:05 | - Italian film | Comments(2)

My week with Marilyn (マリリン 7日間の恋)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(72点)

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【あらすじ】 1956年、新作映画『王子と踊り子』の撮影のために、Marilyn Monroe(Michelle Williams) がイギリスにやってきた。監督&共演は名優Laurence Olivier(Kenneth Branagh)。いよいよ撮影が始まったが、精神が不安定なMarilynはたびたび遅刻し、Olivierらの反感を買う。孤立するMarilynが現場で心を許すことができるのは、この映画の第3助監督Colin Clark(Eddie Redmayne)だけだった。上流階級の子弟で映画界に飛び込んできたばかりの23歳の青年Colinを、Marilynは何かと指名するようになる。Colin Clarkの回想録をもとに映画化。本作品でMichelle Williamsは、2012年のGloden Globe(ミュージカル・コメディ部門)の主演女優賞を受賞。


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先行ロードショーの券を貰ったので、行ってきた。ストーリーはColin Clarkの視点で展開していく。たった7日間とは言え、濃密な時間を過ごしたColinとMarilynの間に、淡い情愛が生まれたとしても、不思議ではない。が、この話はColinというフィルターを通しているもので、Marilynの本心が最後までどうだったのかは謎。大女優のほんの気まぐれを、Colin青年が好意的に勘違いしたのかもしれない。それでも彼のエピソードから、Marilynの新たな一面を垣間見ることができたのが嬉しい。出演作や役作りに対する、彼女なりの準備やメソッドがあったことなど、私は全く知らなかったから。


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Michelle Williamsは、そっくりさんではないけれど、まるでMarilynの魂が宿ったかのような、生身のMarilynを見せてくれた。Colin青年を演じたEddie Redmayneくんは、以前TVドラマで見かけて「あ、いいな」と気になっていた。今回もやっぱりよかった。優しくて繊細で神経質な顔立ちに、ドッキリ(*^^*) しばらく見ないうちに、めっちゃ老け込んだJulia Ormondなんだけど、一体あなたに何があったの?

製作国:UK & USA
初公開年:2011年
監督:Simon Curtis
キャスト:Michelle Williams, Eddie Redmayne, Kenneth Branagh, Julia Ormond, Pip Torrens, Toby Jones, Geraldine Somerville, Michael Kitchen, Miranda Raison, Dominic Cooper, Judi Dench, Emma Watson ...


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by amore_spacey | 2012-04-12 03:46 | - Other film | Comments(2)

FLOWERS - フラワーズ -

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 2009年(平成21年)、奏(かな 鈴木京香)はピアニストの夢にも行き詰まり、長年付き合った恋人とも別れ、意気消沈していた。お腹の中には子どもがいたのだ。祖母の告別式であった妹・佳(けい 広末涼子)は既に息子を産み、幸せそうな生活を送っていた…。時をさかのぼって1936年(昭和11年)、奏の祖母にあたる凛(蒼井優)は会ったことのない男性と結婚すべきかどうか悩んでいた。物語は1960~70年代の凛の三人の娘、薫(竹内結子)、翠(田中麗奈)、慧(仲間由紀恵)の恋愛・結婚の軌跡を追う。


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とりたててドラマチックな話でもなく、誰が主役というわけでもないけれど、見終わった後の余韻に浸ってしみじみ。モノクロの昭和初期のエピソードに登場した、満開の桜の圧倒的な美しさに打たれた。カラー映像をこえた迫力があった。風にそよぐ竹林や雪景色、美しい姉妹の浴衣姿、夏の夜の提灯の明かり、蛍の光が星のように点滅する川のほとり…美しい日本の四季も堪能できた。蒼井優ちゃんって、本当に綺麗で可愛いな。着物がよく似合ってる。

仲間由紀恵のショートヘアは、何だかなぁ。それから6人の女性のエピソードがちょっと交錯しすぎ?一話ずつ完結させてくれたほうが、頭の悪い私にはよく分かったかも。まさかドビュッシーの亜麻色の髪の少女が流れるなんて、ちょっとびっくり。ちょうどピアノのレッスンで、講師からOKが出たばかりだったので、このシンクロに感動でした♪

製作国:Japan
初公開年:2010年
監督:小泉徳宏
キャスト:蒼井優, 鈴木京香, 竹内結子, 田中麗奈, 仲間由紀恵, 広末涼子, 真野響子, 大沢たかお, 井ノ原快彦, 河本準一, 駿河太郎, 三浦貴大, 平田満, 塩見三省, 長門裕之 ...


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by amore_spacey | 2012-04-10 03:50 | - Japanese film | Comments(2)

Paris, je t'aime (パリ、ジュテーム)

ネタばれあり

私のお気に入り度 ★★★★☆(82点)

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【あらすじ】 愛をテーマにした6分前後の18のエピソードが、パリ20区のうちの18の区を舞台に21人の監督によって描かれている。1つのエピソードのラストシーンが次のエピソードの最初のシーンに重なり、バラバラに見える18のエピソードが連なっていく。


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一番心に残っているエピソードは、【5区セーヌ河岸】。2人の悪友と一緒にセーヌ河岸でナンパしていたFrançois(Cyril Descours)と、そんな彼の目の前で石に躓いて転んだアラブ系の若い女性Zarka(Leïla Bekhti)の淡い恋。Zarkaのパパの気の利いた台詞に顔がほころぶ。このFrançois青年を演じたCyril Descoursくんは、少年の面影を残しながら大人の男性に変貌しつつある時期で、なかなか色っぽくてスキスキ(*^^*) こんな素敵な息子がいたら、絶~対~に手放さないっっ!


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次に好きなエピソードは、【10区フォブール・サン・ドニ】。女優志望のFrancine(Natalie Portman)と盲目の学生Thomas(Melchior Beslon)の恋物語。途中でハラハラしたんだけど、ハッピーエンドでよかった(^^)


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じわっと涙したエピソードは、【19区お祭り広場】。 腹部を刺されて瀕死状態のHassan(Seydou Boro)とその応急処置にあたる医学生Sophie(Aïssa Maïga)の、悲しくせつない恋。ラストシーンの2杯のコーヒーに泣きました。


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せつなくも心温まるエピソードは、【12区バスティーユ】。愛人のいる男(Sergio Castellitto)は妻(Leonor Watling)に別れ話を切り出そうとするが、そんな妻から逆に衝撃的な事実を打ち明けられる。そして男は決めた。末期の白血病を患った妻に添い遂げようと。


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最初から最後までイラついたエピソードは、【13区ショワジー門】。シャンプーのセールスマンMr. Henny(Barbet Schroeder)とチャイナタウンにある美容室のオーナーMadame Li(Li Xin)の奇妙奇天烈で全く意味不明な恋。ありゃ、何だったんだァ?【8区マドレーヌ界隈】に出没する吸血女のエピソードも、全く理解不能。


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クスッと笑えたのは、【20区ペール・ラシェーズ墓地】。結婚を1ヶ月後に控えたイギリス人カップルFrances(Emily Mortimer)とWilliam(Rufus Sewell)は、Oscar Wildeのことで喧嘩してしまう。置いてきぼりをくったWilliamの前に、Oscar Wilde本人が現れるなんて…ね。悪役専門?のRufus Sewellに、天然が少し入ると面白いキャラクターになるのね。【2区ヴィクトワール広場】でいきなりマジ顔のWillem Dafoeが、馬にのったカウボーイとして登場したのにはびっくり(≧∇≦) ところでMarianne Faithfullってどこに出てましたっけ?

製作国:France
初公開年:2006年
監督:Olivier Assayas, Christoffer Boe, Sylvain Chomet, Ethan & Joel Coen, Isabel Coixet, Alfonso Cuaròn, Richard LaGravenese, Vincenzo Natali, Alexander Payne, Walter Salles, Oliver Schmitz, Nobuhiro Suwa, Daniela Thomas, Tom Tykwer, Gus Van Sant, Wes Craven, Frédéric Auburtin, Gurinder Chadha, Christopher Doyle, Bruno Podalydès
キャスト:Marianne Faithfull, Steve Buscemi, Sergio Castellitto, Miranda Richardson, Javier Cámara, Juliette Binoche, Willem Dafoe, Nick Nolte, Maggie Gyllenhaal, Fanny Ardant, Bob Hoskins, Olga Kurylenko, Elijah Wood, Emily Mortimer, Rufus Sewell, Natalie Portman, Gena Rowlands, Ben Gazzara, Gérard Depardieu, Margo Martindale ...


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by amore_spacey | 2012-04-06 00:22 | - Other film | Comments(2)