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White collar Season 4 episode 10 (ホワイト・カラー シーズン4 第10話)

ネタバレあり。

私の待ちきれない度 ★★★★★(100点)

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Peter(Tim DeKay)とNeal(Matt Bomer)は、FBIの会議に出席した。そこでは何者かが、FBIの高性能な防衛技術を盗もうとしていた。しかし本当の目的は、防衛技術を発案した技術者を誘拐することだったのだ。一方ワシントンから囮(おとり)捜査官として来ていたSamが死んだ後、そのDNA鑑定結果から、PeterやNealがSam(Treat Williams)と信じていた男が、実はNealの父親だったと分かる。


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シーズン4ではPeterやNealの様々なパフォーマンスを堪能することができる。例えば第9話のリング上でトレパン姿で戦う2人など。些細なことで喧嘩する2人だけど、今シーズンはかなり長い間それを引きずって、お互いに口をきかなかったり。いつまでたっても子どものような2人だなァ。


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第10話は、なんと、Nealのパパが登場!その事実をPeterから知らされたときのNealの表情ってば…(うるうる)。この先どうなるの?早く知りたい。第11話は一体いつ放映される?とイライラしていたら、テレビ局の番組改編のためシリーズは一時休止で、再開はなんと来年1月(Ф_Ф;) そんなに待てないよ。酷な話ぢゃないかー!

製作国:U.S.A.( USA Network)
放映日:2012年9月18日
制作者:Jeff Eastin
キャスト:Matt Bomer, Tim DeKay, Willie Garson, Marsha Thomason, Tiffani Thiessen, Sharif Atkins, Treat Williams ...


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by amore_spacey | 2012-09-29 00:21 | - TV series | Comments(0)

Ruggine (錆び)

ネタばれあり。

私のお気に入り度 ★★★☆☆(60点)

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【あらすじ】 1970年代後半。トリノの小さな町はずれに殺風景なアパートが立ち並び、荒涼とした野原には錆び付いたサイロや鉄材の廃棄場がある。アパートの子どもたちはこの廃棄場に集まって、ゲームをしたり冒険ごっこをして遊んでいた。ある日この街に優秀なBoldrini医師(Filippo Timi)が赴任してきたが、彼の奇行を見た子どもたちは、本能的に危険なにおいを感じ取る。やがて2人の少女が暴行・殺害された。大人たちは、近辺をうろつく愚鈍な男が犯人だと決めつけたが、子どもたちは他に犯人がいると確信していた。これら一連の事件は、Sandro・Carmine・Cinzia3人の少年少女に大きなトラウマを残す。30年後、大人になった3人は…。


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重すぎる。ズズーーンと気が滅入った。希望の光も救いも逃げ場もない。Boldrini医師を演じたFilippo Timiの、幾分大袈裟だが舞台劇のような怪演は、一見の価値アリかも?あの医者はいったいどんな理由で、少女たちを毒牙にかけたんだろう?どんなことをしちゃったんだろう?子どもたちはそこんトコが、とても気になる。そして幼いなりに、「ひょっとしたら、アレ?」という疑惑があった。


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その疑惑は大人になって、確かなものになる。あの医者は、少女たちを性欲のはけ口にしていた。もて遊んで殺した。大人たちはあの医者のことを、「金持ちで立派な人だ」と褒めていたのに、真っ赤なウソじゃないか。疑惑が明らかになり、二重のショックである。人間不信だ。トラウマにならないのがおかしい。あのときの3人は大人になった今でも、日常生活の端々でおかしな言動をとってしまう。職員会議でCarmine(Valeria Solarino)は、ある生徒のことを執拗にかばい、Sandro(Stefano Accorsi)は半端ない密着度で息子にぴったりくっついて遊び、やや挙動不審なCarmine(Valerio Mastandrea)は、いつまでたっても真っ当な大人になりきれない。経済危機の先が見えないイタリアのようで、絶望的だ。

製作国:Italy
公開年:2011年
監督:Daniele Gaglianone
キャスト:Filippo Timi, Stefano Accorsi, Valerio Mastandrea, Valeria Solarino, Giampaolo Stella, Giuseppe Furlò, Giulia Coccellato ...


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by amore_spacey | 2012-09-27 01:13 | - Italian film | Comments(0)

A touch of cloth

ナンセンス度(≧∇≦) ★★★★☆(90点)

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【あらすじ】 アル中で男寡の一匹狼的な刑事Jack Cloth (John Hannah)とAnne Oldman (Suranne Jones)の2人が繰り広げる 、真面目な英国刑事モノを茶化したパロディ・TVドラマ。 タイトルのA touch of clothは、別の刑事モノのシリーズ A Touch of Frostに、ちょっとお下品なtouching clothという表現を加えたものである。


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『スライディング・ドア』(1998年)で、Gwyneth Paltrowの相手役をつとめたJohn Hannah。イケメンじゃないけど、ちょっぴり気になる。血生臭い『Spartacus: Blood and Sand』にも出てた。そんな彼が主役の刑事をやる、というので第1話を観てみた。今回は彼には珍しく超おバカ路線で、今までの彼とは全然違う。いや、正確に言うと、演技はあのまんまでとても生真面目なキャラなのに、まわりがシュールで意味不明なギャグてんこ盛りなため、別人に見えてしまうのです。

撮影中、キャストの少なくとも1人が吹き出して、何度もNGを出したに違いありません。思い出し笑いとか先取り笑いで、ワンシーンを撮影するのも大変だったでしょうね。ただギャグのパターンがすぐに読めてしまうので、第2話以降すでに退屈してます。スミマセン、リタイア。リタイアと言えば、『平清盛』はすでにリタイアしました。軟弱者でゴメンなさい。

製作国:UK(Sky1)
放映日:2012年8月26日~
監督:Jim O'Hanlon
キャスト:John Hannah, Suranne Jones, Adrian Bower, Navin Chowdhry, Kate Fleetwood, Julian Rhind-Tutt, Elizabeth Bromby, Theo Barklem-Biggs ...


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by amore_spacey | 2012-09-21 00:23 | - TV series | Comments(2)

Silenced (Do-ga-ni トガニ 幼き瞳の告発)

私の憤り&やるせなさ度 ★★★★★(100点)

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【あらすじ】 聴覚障害者学校に赴任する事になった美術教師In-ho(Yoo Gong)は、トイレから少女の泣き叫ぶ声が聞こえたり、教師が男子生徒に執拗な体罰を与えたり、不審なものを感じていた。ある放課後、寮の指導教員の少女への壮絶な体罰を目撃したIn-hoは、その少女を匿う。少女は男女複数の生徒が、校長を含む教師から性的虐待を受けている、という驚くべき事実を告げた。様々な妨害を受けながらも学校側と戦う事にし、子供たちと法廷に立つIn-hoだが…。、2000年から2005年にかけて実際に韓国の聴覚障害者学校で起きた性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こしたドラマ。


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《一言感想》 色々と書きたいことはあるのですが、あまりにも衝撃が強すぎて、うまくまとめられません。一縷の望みがあるかに見えたけれど、現実の社会はそんなに甘くない。厳しく辛く救いがない。絶望感だけが残ってやり切れなかった。そんな中、虐待を受けた証言者として法廷に立った少女が、校長と瓜二つの双子の弟(行政室長)の2人が並ぶ中、彼女の素晴らしい機転で校長を虐待当事者として見事に当てる。あのシーンのお陰で、多少ノドのつかえが下りました。日本のいじめ問題がダブって見えてきます。

製作国:South Korea
公開年:2011年
監督:Dong-hyuk Hwang
キャスト:Yoo Gong, Yu-mi Jeong, Hyeon-soo Kim, Ji-yeong Kim, In-seo Jeong, Seung-hwan Baek, Hye-jin Park ...


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by amore_spacey | 2012-09-19 00:21 | - Asian film | Comments(0)

La kryptonite nella borsa (バッグにはクリプトナイト)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 1970年代のナポリ。9歳のPeppino(Luigi Catani)は、パパAntonio(Luca Zingaretti)・マンマRosaria(Valeria Golino)・若き叔父Salvatore(Libero De Rienzo)・若き叔母TiTtina(Cristiana Capotondi)・祖母と、ちょっと騒々しくも微笑ましい大家族に囲まれて暮らしている。そんなPeppinoには、自分がスーパーマンだと信じている風変わりな従兄Gennaro(Vincenzo Nemolato)がいた。しかしPeppinoの心の支えだったGennaroが突然事故死する。その上Peppinoのマンマは夫の浮気を目撃したショックで、寝込んでしまう。そんなこんなで家族の調和が崩れ始め、Peppinoは先行き不安な生活に向き合うことになる。タイトルのクリプトナイトは、スーパーマンの唯一の弱点となる鉱物の名前。


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物語がどっちに向かっているのかさっぱり見当がつかず、「何だかなぁ?」ともやもやしているうちに作品が終わった。70年代に流行ったヒッピーやファッションや音楽は十分堪能できるが、う~む。Luca ZingarettiはIl Commissario Montalbanoの警部役で、つるんとしたやかん頭がトレードマークとして定着しているだけに、本作品のような中途半端に髪のある彼って、イタリアの磯野波平?な感じで、違和感あるな。妙に中年の嫌らしさが漂ってるし(苦笑) Capotondiちゃんは、いつ見てもキュートで可愛い(*^^*)

製作国:Italy
公開年:2011年
監督:Ivan Cotroneo  
キャスト:Valeria Golino, Luca Zingaretti, Cristiana Capotondi, Libero De Rienzo, Luigi Catani, Vincenzo Nemolato, Fabrizio Gifuni ...


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by amore_spacey | 2012-09-17 00:46 | - Italian film | Comments(2)

わが母の記

私のお気に入り度 ★★★★☆(79点)

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【あらすじ】 作家の伊上洪作(役所広司)は年老いた両親(三國連太郎・樹木希林)を訪ね、世田谷の自宅兼事務所と伊豆の実家とを行き来する生活をしていた。姉・妹(キムラ緑子・南果歩)との三人兄弟だったが、幼少の頃一人だけ「土蔵の叔母さん」に預けられて育った洪作は、自分は母から捨てられたという思いが常にあり、大人になってもことある度に、その事で母親と喧嘩していた。しかし父親が死ぬと、母の物忘れがひどくなり、世田谷の家に引き取る頃は、洪作が誰かさえ分からなくなっていた。


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母子を演じた役所広司&樹木希林の文句のつけようのない演技や、昭和の雰囲気にたっぷり浸ることができたのはよかった。でも何か、こう、薄い透明なベールがかかったような違和感がつきまとった。一般市民の生活レベルを超えた伊上一族のハイソサエティぶりが、庶民の私には遠い別世界の出来事で、どうしても感情移入ができなかったノダ。しょうがないよね、こればっかりは。

でも以下の2つのシーンには、はっと胸を突かれた。自分の息子のことさえ分からなくなってきた八重。そんな八重は、洪作が小学生の頃に初めて書いた詩を暗誦し、この詩を書きつけた紙きれをずっと大事に持っていた。一方彼女は伊豆の御用邸近くの海に行きたくて、家から勝手にさ迷い出る。その知らせを聞いた洪作は、豪華客船の洋行を取りやめ、海岸で母を待った。小さくなった母を背負いながら、ずっと心のしこりになっていた「母から捨てられた」という黒い気持ちが静かに消えていく。背負われた母は、やっと息子が自分のもとに帰ってきてくれたと安心する。子を想う母の心や、母を想う子の心に、ジーン。辛く重い現実も、宮崎あおいちゃんのおかげで、明るくなごやかになります。

製作国:Japan
初公開年:2012年
監督:原田眞人
キャスト:役所広司, 樹木希林, 宮崎あおい, 三國連太郎, 南果歩, キムラ緑子, ミムラ, 菊池亜希子, 三浦貴大 ...


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by amore_spacey | 2012-09-15 00:17 | - Japanese film | Comments(2)

The Bourne Legacy (ボーン・レガシー)

私のお気に入り度 ★★★☆☆(78点)

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【あらすじ】 『The Bourne Ultimatum』での出来事により国家的および政治的に脱落してしまったCIAは、極秘プログラム「トレッドストーン計画」の成功の鍵となった”最高傑作”を閉鎖することにする。最高傑作の捜査官であるAaron Cross(Jeremy Renner)は、Bourneよりも更に強力で動きの速い人間だった。しかしAaron と最高傑作捜査官の養成に関わった医師Marta Shearing(Rachel Weisz)は、CIA捜査官のEric Byer(Edward Norton)が放った暗殺団に追われ、生命の危機に晒されていく。


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前半は人物関係や話がちっとも分からなかったけれど、ここでリタイアしなくてよかった。アップテンポでスリリングな後半が見もの。カオスなマニラの街中でのバイク・チェイスは、ちょっと引っ張りすぎ?Rachel Weiszってきれい~♪


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久しぶりに見たEdward Nortonは、何だか存在感が薄くて残念だったな。5ヶ月ぶりの映画館、しかも一番大きなホールだったので、スクリーンが半端なくデカい。最初は色んなものが一挙にドワーッと目に飛び込んできて、どこを見ていいのか分からず、ちょっとビビリました。

製作国:USA
公開年:2012年
監督:Tony Gilroy
キャスト:Jeremy Renner, Rachel Weisz, Scott Glenn, Stacy Keach, Edward Norton, Donna Murphy, Michael Chernus, Corey Stoll ...


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by amore_spacey | 2012-09-12 01:26 | - Other film | Comments(2)

Intouchables (最強のふたり)

ネタばれあり?

私のお気に入り度 ★★★★☆(83点)

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【あらすじ】 パリに住む富豪のPhilippe(François Cluzet)は、パラグライダーの事故で首から下の感覚が無く、体を動かすこともできない。その介護者募集の面接を受けに、スラム出身の黒人青年Driss(Omar Sy)がやってきた。が働く気はさらさらなく、目的は不採用の証明書3枚で支給される失業手当だった。しかしなぜかDrissは採用となり、周囲の反対をよそにPhilippeの介護をする事になる。Philippeを障害者扱いせず、お気楽でマイペースなDrissに、次第にPhilippeとその周囲の人々も心を開いていく。実話をもとに映画化。


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観ている最中も、観終わったあとも、じわーっとやさしい気持ちに包まれる作品だった。まずオープニングに流れるLudovico Einaudiのノスタルジックなメロディーに引き込まれる。この類(たぐい)の作品にありがちな、お涙頂戴的な憐れみや押し付けがましさがなく、かと言って軽すぎることもなく、適度なテンポやウィットに富む会話が心地よかった。

黒人青年Drissがとてもいい。彼の身体や顔のパーツは、どこをとってもデカい。あの分厚いくちびるでキスされたら、吸い込まれそうだけど、そんな彼のストレートな話しっぷりが、実に気持ちよく、心に響く。性の処理法を伝授するかと思えば、大袈裟な舞台装置に滑稽な衣装の歌い手、しかも無駄に長い?オペラを笑い飛ばす。法外な値段のついた意味不明な現代画を、ばっさり斬りおとす。Philippeの娘を叱り飛ばし、長年Philippeが手紙を交わしていた女性との間にも、遠慮なくズカズカ踏み込む。でも彼がやると、嫌味がないんだね。美人秘書Magalie(Audrey Fleurot)への口説きっぷりも、ストレートで潔い。まさかあんなオチが待っているとは思わなかったけど^^


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大雑把でざっくばらんなDrissに、持ち前の教養と品格で対応するPhilippe。この2人は普通に暮らしていたら、たぶん出会わなかった。こんなに急接近できたのは、それぞれが心の奥底に抱える誰にも言えない悲しみを感じ取ったのだと思う。男同士のこういう関係を見ると、羨ましくなっちゃう。Philippeを演じたFrançois Cluzetも、素晴らしかった。顔の表情だけで、私たちを笑わせたり心配させたり。只者ではありません。

製作国:France
公開年:2011年
監督:Olivier Nakache, Eric Toledano
音楽:Ludovico Einaudi
キャスト:François Cluzet, Omar Sy, Anne Le Ny, Audrey Fleurot, Clotilde Mollet, Alba Gaïa Kraghede Bellugi, Cyril Mendy, Monica Scattini ...


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by amore_spacey | 2012-09-10 02:31 | - Other film | Comments(0)

結婚できない男

私のお気に入り度 ★★★★☆(85点)

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【あらすじ】 建築家・桑野信介(阿部寛)は、仕事の評価が高くルックスも悪くない。しかし皮肉屋で偏屈な性格から、女性や結婚に対して嫌悪感を示し、40歳になるまで独身の「結婚できない男」であった。高級マンションに一人暮らし、一人きりで食事をして買い物をするという、気ままな独身生活を楽しんではいるが、どこか空しさも感じ始めていた。 ある日激しい腹痛を起こした桑野は、隣に住むOL・みちる(国仲涼子)に助けられ、義弟で友人(尾美としのり)の副院長を務める病院に搬送される。が、桑野は大腸の検査を嫌い、腹痛が治まると女医の早坂夏美(夏川結衣)が止めるのも聞かず帰宅してしまった。一方自分に素直になれず、仕事が忙しい夏美も、独身で恋人はいない。互いに辛らつな言葉を交わしあう二人だが、次第にお互いに気になる存在になっていく。


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6年前の一時帰国の折に、リアルタイムでずっと観ていたけれど、懐かしくなってまた観直した。そして見落としている部分が結構あることを発見。例えば第1話で、いきなりなんと!彼の生お尻が…きゃうきゃう(*^^*) くるんと小さく締まった形のよいお尻なのです(^^) ますます阿部ちゃんが好きになった。 

このドラマは「阿部ちゃん物語」と言われ、「半分は地で演じている」と彼自身も公言しているように、阿部ちゃんだったらそういうリアクションをするだろうなぁ、と思えるシーンが幾つもあり、まったく違和感がなかった。でもあそこまで毒舌で天邪鬼でひねくれてると、自分自身に疲れないかな?いちいち人の言葉尻をとらえて、くちゃくちゃと面倒くさい男だし。一人焼肉、おいしいのかなぁ?

独身の内科医・早坂夏美を演じた夏川結衣が、これまたよかった。等身大で自然体な彼女は、女性から見てもいい感じ。阿部ちゃんを相手にした時の、まるでアドリブのような言葉の応酬は、『最後から2番目の恋』の小泉&中井コンビに負けないくらい楽しかった。阿部ちゃんと夏川結衣の、あうんの呼吸が素晴らしい。脇を固めた役者さんたちも個性的で面白い。ロケ現場の雰囲気は、さぞかしよかったんだろうな。

      
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しかし、なんと言っても愛嬌あるケンちゃん!この子に敵うヒトはいない。ベランダの仕切りの下から、阿部ちゃんを見上げる視線に、萌え~~~♪ これ見て以来、娘が飼いたい、飼いたいって…。困ったな。

製作国:Japan(フジテレビ)
放映日:2006年7月4日~9月19日
演出:三宅喜重
キャスト:阿部寛, 夏川結衣, 国仲涼子, SHEILA, 塚本高史, 西丸優子, 尾美としのり, 三浦理恵子, 高知東生, 草笛光子, 高島礼子 ...


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by amore_spacey | 2012-09-07 00:30 | - Japanese film | Comments(0)

寝ずの番

私のお気に入り度 ★★★☆☆(68点)

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【あらすじ】 上方落語界の稀代の噺家・笑満亭橋鶴(長門裕之)が、今まさに臨終のときを迎えようとしていた。見守る弟子たち。なんとか師匠のいまわの願いを叶えようと、耳を近づけ聞き取ったのは「そそが見たい」との言葉。一同驚きつつも、おとうと弟子・橋太(中井貴一)の嫁・茂子(木村佳乃)を説得。茂子は師匠をまたぎ、そそをお見せした。が、師匠は言った。「わしはそとが見たいと言うたんや…」。そしてご臨終。通夜には師匠ゆかりの人々がわんさわんさと集まり、想い出話は尽きることがないのだった。


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物語が進むにつれてどんどんエスカレートする下ネタに、胸焼けしてちょっぴり不快にすらなったんだけど、ふっと思った。あんな風にお通夜やお葬式をしてもらったら幸せだろうな。いや、私だって下ネタが嫌いな訳ではありません。あの雰囲気の中にいたら、三味線に合わせて一発歌ったかもしれません。だって、あの木村佳乃が、スカートまくり上げて、あんなことしちゃうんですから。何でもあり&バカバカしいことOK、なロケ現場の雰囲気に、普段はちょっと真面目そうな役者さんたち(例えば笹野高史)も、気がついたらうまく乗せられちゃったんでしょう。監督、お見事!

それにしても中井貴一さん、あなたって人はサプライズてんこ盛りです。髪型から役柄に至るまで、カメレオンのような人。今回は夏の甲子園に出場する野球児な風貌が、新鮮でした。ハンカチ王子のような貴方が、下ネタを連発。その意外性が面白いんです。 


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私、冨司純子が好きなんです。丁寧に歳を重ねている。着物がよく似合う。仕草が粋。心の中にある大人vs子どもや、男気vs女気のバランスが絶妙。そんな彼女の手にかかると、下ネタさえ上質なエピソードに早変わり。彼女がいてくれたから、この下ネタ満載の作品が暴走せずに済んだのでしょう。うまく歳を重ねた色気のある女優さんと言えば、加賀まりこもその一人。ピリッとした中に小悪魔のようないたずらっぽい雰囲気があっていい。男性ファンの多い吉永小百合は、なぜか好きになれないのデス。

製作国:Japan
初公開年:2005年
演出:マキノ雅彦(=津川雅彦)
キャスト:中井貴一, 木村佳乃, 長門裕之, 富司純子, 岸部一徳, 笹野高史, 堺正章, 高岡早紀, 笑福亭鶴瓶, 浅丘ルリ子, 米倉涼子 ...


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by amore_spacey | 2012-09-05 00:40 | - Japanese film | Comments(0)