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怪物

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 警察内で孤立している定年間近の刑事・香西(佐藤浩市)は、15年前におきた少女誘拐殺人事件の容疑者・堂島(要潤)が、選挙に立候補したことを知り、堂島の被害者と告白してきた里紗(多部未華子)とともに堂島をハメる計画をたてる。しかしその計画の途中、アクシデントで堂島を死なせてしまった香西は、別の不審な失踪事件の容疑者である真崎(向井理)を訪ね、死体処理を暗に依頼する。しかしこの真崎こそ、底知れぬ闇を持つ怪物だった。


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佐藤@香西刑事が要@堂島をハメる計画を持ち込んだあたりから、突っ込みどころ満載のB級なお話になってしまったけれど、哀愁ただよう佐藤浩市さんの鬼気迫る演技、向井@真崎に踊らされても、崖っぷちから暗黒の淵に落ちまいと踏ん張る凄まじい葛藤が、私の心を揺さぶり続け、これだけでも観た甲斐があった。でも、あのエンディングが何だかなぁ。怪物トリオの誕生という風変わりな〆に、逮捕を匂わせるようなパトカー軍団の映像。これを、どう解釈すればいいのか?もやもやが残る。あの後もしかして3人一緒に、ゴミ処理施設の圧力鍋の中に飛び込んだ…とか?( ̄∇ ̄;) それから、タイトル。「怪物」と聞いて、怪物くんを思い出すのは私だけ?怪物と言えば、ゴジラや恐竜や『ロード・オブ・ザ・リング』に出てきたような怪獣が頭に浮かんで、凍りつくような恐怖感がぜーんぜん湧いてこない。だからタイトルと内容がリンクせず、私には少しもピンと来ないのです。単にオツムが足りないせいなのかもしれないけど?

向井くんが奮闘していたのは、痛いほど分かった。でも、クール&スマート過ぎて無理があったかな。堺雅人くんや井浦新くんだったら、も少し真実味が出たかも。あの役はKevin Spacey様の十八番(おはこ)だけど、怖すぎて毛穴全開だなっ(Ф_Ф;)

製作国:Japan(読売テレビ)
放映日:2013年6月27日
監督:落合正幸
原作:福田和代
キャスト:佐藤浩市, 向井理, 栗山千明, 多部美華子, 要潤, 矢島健一, いしのようこ, 矢柴俊博, 藤原薫 ...


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by amore_spacey | 2013-07-06 01:53 | - Japanese film | Comments(4)

La forza del passato

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)

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【あらすじ】 40歳になるGiovanni Orzan(Sergio Rubini)は児童文学作家で、妻Anna(Sandra Ceccarelli)と8歳の息子と暮らしている。そんなある日彼の父親が亡くなる。公私共に厳格な陸軍大将だった父親と、Giovanniは子どもの頃から良い関係を築けなかった。ある夜、父親の友だちだと称する男Gianni Bogliasco(Bruno Ganz)が、とつぜんGiovanniの前に現れ、生前の父親はファシスト党員ではなく実はKGBのスパイだったことなどを明かす。厳格な父親像がゆがみ始めたところへ、今度は妻の浮気を知らされ、今まで信じていたGiovanniの平穏な暮らしが足元から崩れ落ちていくのだった。


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自分にとって絶対的な拠り所であったものや、信じていたものの真の姿が暴かれたとき、それまでの自分の人生観や世界観がガラガラと音を立てて崩れていく。世の中の見え方も違ってくる。それらをうまく受け入れて、前向きに新しい自分を構築していくのか?いつまでも過去にしがみついて、悶々としながら生きていくのか?それはGiovanni次第である。この作品は、子どもが成長するにつれ、親と子の立ち位置や力関係が微妙に変わり、やがて入れ代わる時がやってくる、その過程を子の視点から描いている。


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地味な作品だけれど、共感できるところが多く、切なくやりきれない思いと過去の呪縛から解放される喜びが交錯した。こういう役をやらせると、小柄で地味なSergio Rubiniがきらりと光を放つ。かなり怪しげな人を演じたBruno Ganzも、いつもながら上手い。

製作国:Italy
初公開年:2002年
監督:Piergiorgio Gay
原作:Sandro Veronesi
キャスト:Sergio Rubini, Bruno Ganz, Sandra Ceccarelli, Giuseppe Battiston, Sebastiano Moise ...


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by amore_spacey | 2013-07-05 14:34 | Comments(0)

ガリレオ XX - 内海薫最後の事件

私のお気に入り度 ★★★☆☆(70点)
私のゴロレオ(パロディ版)お気に入り度 ★★★★★(100点)

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【あらすじ】 貝塚北署に勤務する内海薫(柴咲コウ)は30歳を過ぎ、警察署という男社会の中で居場所を見つけられず、しまいには上司からは米・オクラホマで一年間研修を勧められるなど、人生の岐路に立たされていた。そんな時、薫は長野県警から指名手配中の男・上念研一(ユースケ・サンタマリア)の身柄を拘束する。上念はすでに亡くなっている老婆(池田道枝)と一緒にいたのだ。その老婆の介護をしていた上念は、口論となった介護先の娘(大路恵美)を殺害し、老婆と東京に出てきたという。 しかし上念は長野県警に移送された途端、今度は内海が取った調書とは全く異なる供述をはじめ、容疑を完全否定。 誤認逮捕ではないかと疑われた内海は、長野で県警の当摩健斗(柳楽優弥)とともに再捜査を開始するが、今度は甲本(滝藤賢一)という記者から長野県警に、「無実の記者を自殺に追い込んだ不正警察官がいる」との怪文書が出回っていることを知らされる。しかもその自殺した記者は、上念が殺害したとされる老婆の娘の父親だった。2つの事件に何か関係はあるのか?内海の最後の戦いが始まる。


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内容はともかく、これを観ると、やっぱり柴咲コウちゃんだよな。思いつめたような表情や、彼女のくりくりした瞳に胸きゅん。「あなた、何様?」な吉高由里子の態度が、どーも好きになれないんだなぁ。ガリレオチームの中でも、何となく浮いた感じがするんだけど。ベテラン余貴美子の、あの髪型は何とかならなかったのか?(≧∇≦) いつになくユースケが真剣勝負していたのは意外だったが、キミもやればできるじゃないか!私の北村一輝は、今回も一瞬の登場だった、シクシク(;_;) 永島敏行が三浦友和のように、貫禄と重みのある役者になってきた^^


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本作品のパロディ版『ゴロレオ』の吾郎ちゃんが、弾けてるのだ。【第零章】【最終章】、 【吾呂れる】の吾郎ちゃん、可笑しすぎる(⌒▽⌒)アハハ! えっ?彼って左利きなのね。

製作国:Japan(フジTV)
放映日:2013年6月22日
演出:西谷弘
原作:東野圭吾
キャスト:福山雅治, 柴咲コウ, 渡辺いっけい, ユースケ・サンタマリア, 柳楽優弥, 伊武雅刀, 余貴美子, 吉高由里子, 北村一輝, 永島敏行 ...


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by amore_spacey | 2013-07-03 00:45 | - Japanese film | Comments(2)

おおかみこどもの雨と雪 アニメ

私のお気に入り度 ★★★☆☆(76点)

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【あらすじ】 人間の姿をしていながらもおおかみおとこという正体を持つ男(声:大沢たかお)と出会った大学生の花(声:宮崎あおい)。二人は惹かれあい、やがて子どもを授かる。姉の雪と弟の雨は、人間とおおかみのふたつの顔を持つ、おおかみこどもだった。都会の片隅で正体を隠しながらつつましやかに暮らす4人は、幸せそのものだった。しかしある日父が死んでしまい、幸せな日々に終止符が打たれた。おおかみこどものきょうだいを抱えた花は、豊かな自然の残る田舎に移住することを決意する。


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映像がとても綺麗。2人の子どもたちのはしゃぐ姿が、無邪気で可愛らしかった。「花」のモデルって宮崎あおいちゃん?ってくらい、表情や仕草が似ている。アニメは、最初に作品を作ってから声優を決める?それとも監督によっては、先に声優を決めてから、その人に似たキャラを絵にしていく?どっちもあり、だね。


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素敵なアニメではあったけれど、なぜか気持ちがついて行かなかった。私の中で、ファンタジーな世界(狼と人間の子ども)と実世界(日々の暮らし)のバランスがうまくとれず、絵空事として遠くから眺めることしかできなかった。苦手な大沢たかおが声をやっていたというのも、イマイチ話に入り込めなかった原因の1つかな?

製作国:Japan
初公開年:2012年
監督:細田守
声:宮崎あおい, 大沢たかお, 染谷将太, 麻生久美子, 中村正, 片岡富枝, 平岡拓真, 菅原文太 ...


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by amore_spacey | 2013-07-01 02:49 | - Japanese film | Comments(0)